2017年3月例会

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実施計画

 気温の変化が著しいこの頃ですが、皆様お元気でお過ごしのことと思います。
 新年会に代わる食事会に多数ご参加頂き、3月以降の計画も立てて頂き、グループいきいきネットが当分継続できることを嬉しく思っています。 3月の例会「近江商家に伝わるひな人形めぐり」を下記により実施します。当日までに青春18切符を確保しておいてください。
        記
1 日時 3月9日(木) 雨天決行
2 場所 滋賀県東近江市五個荘地区
3 乗車新快速電車 「近江塩津」行き (後方2両目付近を目安に空いている車両に乗車)
  西明石8:47→明石8:51→神戸9:03→三ノ宮9:07⇒能登川着10:41
4 費用 能登川からのバス代、入場料、食事代等
※能登川駅から「八日市」行きのバスに乗車、「金堂」または「ぷらざ三方よし前」停留所で下車
※昼食は寒かったり天候不良などを考慮して、目的地の食堂で食べればと思っています。 

今後の計画
 4月25日(火) タケノコ掘り
 5月11日(木) 神戸三田めんたいパーク


実施報告


 13名が西明石、明石、三ノ宮から乗車、大阪で仲間と同じ場所に着席できました。近江八幡駅の次あたりが降車する能登川駅だと思っていたのですが、自信がありませんでした。電車が停車してから一人がホームの駅名を見て、「能登川ですよ」と声を上げたお陰で、無事全員降りることが出来ました。

 前日米原方面は大雪注意報が出ていたので心配しましたが、その影響は全くなく、トイレをすませた後、停留所で待っていた八日市駅行きのバスに乗り込みました。13分程でプラザ三方よし前停留所の到着しました。11時30分になっていたので観光案内所で雛人形巡りのパンフレットをもらって、近くの五個荘観光センターで食事をすることにしました。

 寒いので温かいうどんでも食べたいなと言っていたのですが、800円の定食でうどんと食後のコーヒーがついていると聞き、それを注文しました。一挙に13人分を注文したのですっかり時間がかかってしまいました。出てきた2段重ねの箱膳の中に、つけうどんがついていて、ちょっと意外でしたが、それなりにおいしく、食後はコーヒーや生姜葛湯などを選んで一休みしました。

 1時に店を出て、町の様子を見ながら、まず外村繁邸を訪れました。外村繁は反物を扱う近江商人の家に生まれましたが、作家への志望が強く、店を弟に譲って自分は作家活動に没頭しました。大正時代の雛人形が飾られていましたが、そのほかに繁の作品などの資料館があり、作品もたくさん並べられていました

 続いて外村家の本家、外村宇兵衛邸を訪れました。ここには江戸時代の雛人形など、立派な御殿人形などが並べられていました。蔵の2階には近江商人の歴史などいろいろな資料が展示されていました。

 次に中江津準五郎邸を訪れました。赤い毛氈に飾られた雛人形を想像しながら屋敷に入ったのですが、目に入ったのが想像も出来ない創作人形が部屋に広く飾られていて、まず度肝を抜かれました。しかし解説を聞いていて、その素晴らしさがよくわかりました。昔の朝鮮の珍しい灯籠があるなど、とてもきれいな庭が印象的でした。
 
 最後に金堂町並み保存交流館へ行きました。ここには美しい増加をひな壇に飾られていたり、奥さまの収集された珍しい雛人形の壁掛けや雛飾りなど、いろいろ解説を聞きました。

 再び観光案内所に戻り、バスの時間まで休憩をしたり、お土産を買ったりしました。午後から時々小雨が降るなど寒くなりましたが、バスに乗ると暖かく一息つきました。バスを降りると直ぐに新快速電車に乗車、明石には6時前に帰り着くことが出来ました。乗車した時はみんな固まって着席できましたが、次の駅からは学生達も乗り込んできて、立っている人も見られました。おやつを食べながらおしゃべりをしていたので、電車の中も退屈することはありませんでした。