2011年6月例会
                    
実施計画

 6月例会は4年ぶりに県立淡路島公園であじさいを楽しむことにしました。
 午後からは希望者は路線バスの停留所鵜崎まで少し歩く距離が長いですが、路線バスで立石川まで行き、安藤忠雄氏設計による本福寺の水御堂や大賀蓮などを見学したいと思います。
       記
1 日時 6月30(木) 小雨決行
2 行き先 県立淡路島公園(淡路ハイウェーオアシス)
3 集合 JR舞子駅改札口前 9:00
4 乗車バス 高速舞子9:15 または9:25発
5 下車停留所 淡路IC 運賃400円
6 持参品 弁当、お茶、レジャーシート等
7 日程 オアシスでトイレ等をすませた後公園    内のあじさい谷を中心に散策します。
※ 午後からそのまま園内を散策する人はさらに広い園内を散策し、淡路IC発14:58 または15:18の高速バスで高速舞子へ帰ります。
 本福寺(拝観料300円)行きを希望される方は13時前に公園を出発し、鵜崎停留所13:34発の路線バスで立石川まで行きます(250円)
 帰路は立石川発15:07 または16:07のバス(330円)で岩屋まで、淡路ジェノバライン(450円)で明石へ帰ります。(小銭をご用意下さい)

実施報告

 心配した雨もぽつりと感じましたが、それ以上降らずに絶好の曇り空でした。舞子駅改札口に集合時間の7分前に到着すると、既に先発隊は高速舞子のバス乗り場へ行っていました。8時58分着の電車到着を確認して、バス乗り場へ行きました。バスを待っているとさらに2名が遅れてやって来ました。参加者は19名で9時15分発洲本行きのバスに乗車することが出来ました。
 淡路インターで下車、オアシスへ向かう長い坂道を登っているともう汗が噴き出してきました。オアシスでトイレを済ませ、日程説明の後あじさい谷へ向かいました。この季節でも結構いろいろな花が開いて歓迎してくれています。あじさい谷への階段を下ると、色とりどりのあじさいが咲いていました。ただ日当たりのよい場所の花は既に枯れ始めていました。しかし日陰の花々は本当に美しく、変わった種類の花に思わずシャッターを押していました。
 林間広場でしばらく休憩をとりました。その時に7月の例会に講演会参加の提案があり、賛成者が多く決定しました。ただ締切が翌7月1日ということだったので、欠席者には申し訳ありませんでしたが、その場で出欠をとり、既に申込みをしている人を除いて丁度10名の希望があり、予約数に達したので申込みをお願いしました。
 昼食にはまだ少し早いので、鵜崎へ行く出口に近いところにある芝生まで歩を進めました。いつもはベンチなどに座るため、バラバラに昼食を摂るのですが、今回は適当に日陰になる芝生があったので、会員の提案によって輪になって座り、昼食を摂りました。いつもより和やかに昼食を摂ることができました。
 午後の計画で、本福寺へ行く希望者が15人もいたので、早めに昼食を切り上げトイレを済ませて鵜崎バス停留所へ向かいました。下り坂だから早く行けると思っていたのですが、職員の人に道を尋ねると、上り坂の方角を示されました。しばらく上り坂を登ると、今度は下り坂が続きました。下り坂の途中からは大きな新興住宅が建ち並んでいました。鵜崎のバス停に着くと15分の余裕がありました。みんな大汗をかいていたので、バス停そばの自動販売機でそれぞれ冷たい飲み物を買って飲んでいました。
 定刻に来たバスで立石川バス停まで行き、そこから本福寺へ向かいました。坂の上にお寺が見えていましたが、そこまではとても急な坂道で、みんな再び大汗をかきました。本堂のある水御堂の蓮池の花を見ながらしばらく休憩し、蓮池の下にある本堂へ向かうと、会員の一人が拝観料の割引券を持っていて、団体料金で本堂へはいることが出来ました。
 天井の上が池だけあって中は少し涼しく、係の人がつけてくださったテープで、お寺の縁起や新しい本堂の説明を聞きました。20分ほど聴いていると汗も引きました。ゆっくり見学した後、予定のバスで帰路につくため、お寺を後にしました。急な下り坂の途中にはカーネーションの温室が沢山ありました。淡路のカーネーションをいただいたことがありますが、とても立派で長持ちします。この様なところで育てられているのだと新たに知りました。農家の方に尋ねると、秋に出荷する苗の世話をしているとのことでした。温室によって苗の大きさが違うので、年間を通して出荷されていることがわかりました。
 バス停で待っていると若い人たちが本福寺の見学を終えて次々とバス停に集まってきました。平日であるにもかかわらずこの様な若者が何組もお寺を見学するのか不思議でした。彼らは夢舞台で下車しました。ここでさらに見学をするのか、ここのホテルに宿泊するのか、平日にうろうろしているのは高齢者だけではないという不思議な一日でした。バスが岩屋港に着き、乗船券を買おうとすると、15名であるにもかかわらず団体扱いで、2割引の運賃で帰ることが出来ました。安くなったお金でソフトクリームを買っている人がたくさんいました。30分ほど待って乗船しましたが、船内は冷房がよく効いていてとても快適でした。しかし乗船時間は13分間で、あっという間に明石港に着きました。もうしばらく乗っていたかったなと言いながら下船し、明石駅へ向かいながら解散しました。

 午前中は曇りがちで、午後からは晴れ上がるとともに気温も上がり、たくさん汗をかきましたが、充実感のある一日でした。
   
目を引いたあじさいの花             スミダノハナビもきれいでした         水御堂の蓮池            快適な船内でくつろぐメンバー