11月例会は紅葉を愛でようと下記の通り計画しました。朝が少し早くなりますが、生瀬から武田尾まで、美しい武庫渓谷に沿って真っ暗なトンネルや鉄橋、そして比較的平坦ではありますがバラスと枕木の道を歩く旧福知山線廃線跡7kmとその前後2qのハイキングを楽しみたいと思います。
歩くことに自信のない方は武田尾駅から600m逆行して頂くと公園になっていて、一つ目のトンネル入口まで歩くと十分廃線の雰囲気を楽しめます。そこでみんなと合流して頂ければと思います。
記
1 日時 11月17日(木) 小雨決行
2 行き先 生瀬〜武田尾間廃線跡
3 集合 阪急三宮駅東口改札口前 9時00分
4 行程 阪急三宮発9:09→西宮北口着9:24
西宮北口発9:28→宝塚着9:42(JRに乗り換える間にトイレを済ませる)
JR宝塚発10:06→生瀬着10:09
5 費用 阪急三ノ宮〜宝塚 往復540円
JR宝塚〜生瀬 140円 武田尾〜宝塚 190円
6 持参品 弁当、お茶、レジャーシート、懐中電灯
7 その他 バラスや枕木の上を歩くときは捻挫等しないように足下に注意てください。
集合時間に間に合うJR電車
快速;土山8:16→魚住8:19→大久保8:23→舞子8:34→垂水8:37→三ノ宮着8:54
新快速;西明石8:31→明石8:35→三ノ宮着8:50
※12月例会は昨年同様料理教室を予定しています。
阪急三宮に定刻に集まったのは9名、全員廃線跡を歩く予定者でした。そして武田尾で待つグループは3人でこちらが到着する11時半に武田尾駅に着く電車で行くという伝言がありました。
人数が少なかったこともあって予定より早い電車で宝塚を出発、そして生瀬駅を丁度10時に出発しました。国道176号線の細い歩道を一列で北上、高速道路の下をくぐってしばらく行ったところの横断歩道を渡って廃線跡の入口に到着、そこで懐中電灯などを準備、足腰のストレッチをして10時30分にいよいよ廃線跡のコースを歩き始めました。先日来たときは雨模様でしたが、今日は快晴、気温もどんどん上がっていき、うっすらと汗が出ます。平日は誰も来ていないのではと思っていましたが、高齢者のグループが結構歩いていました。
紅葉の季節はまだでしたが、武庫渓谷の美しさには心打たれます。トンネルの中は真っ暗ですが、はるか先を行く人の懐中電灯の光がまるでホタルのように揺れていました。二つ目のトンネルはこれでもかというほど長く感じました。
三つ目のトンネルを抜けたところに鉄橋が待っていました。鉄橋をバックに写真を撮りました。枕木の上を渡ることはできませんが、点検要員や作業員が渡る通路を渡っていても迫力満点です。
鉄橋を渡りきったところのトンネルの壁は見事な煉瓦造りだったのですが、足元ばかりを懐中電灯で照らしながら歩いていたので気づかずに通り過ぎてしまいました。トンネルの壁が掘ったままの自然の状態のところ、この様に煉瓦造りのところ、きれいに石垣が積まれているところと色々ありました。所々で天井から雫が落ちてきます。その下には水たまりがあるので気をつけなければなりませんでした。
最後のトンネルの中で武田尾から来た3人のメンバーと出会いました。トンネルを出て、公園の広場の日陰で各自シートを敷いて輪になってお弁当を食べました。屋外で食べるお弁当はやはり最高でした。
12月例会の相談をした後、駅へ向かう途中で、みんな主婦の顔に戻って、とれとれの椎茸や小芋、干しイモ、こんにゃくなど、ひたすら買い物をしていました。武田尾温泉に足湯があると聞き、赤い橋を渡って1qほど歩きました。ぬるめの足湯でしたが、歩いた後の疲れた足にはとても良い気持ちでした。その近くにはきれいに紅葉した楓や日光をすかしてきらきら光る薄の穂が見られ、美しさについついシャッターを切りました。
帰りは尼崎経由でJRだけで帰るグループと宝塚から阪急に乗り換えるグループに分かれて帰路につきました。須磨あたりまで帰ってくるとすっかり曇り空になっていて、天候に恵まれたことを感謝しました。