2010年6月例会
                              

実施計画
 6月例会は下記の通り亀山御坊から手柄山中央公園、温室植物園など姫路駅の南側を散策します。
          記
1 日時 6月10日(木) 小雨決行
2 集合 JR姫路駅中央改札口前 10:00 または山電亀山駅改札口前 10:25
3 乗車電車 明石9:27発新快速→西明石9:31→加古川9:43→姫路着9:53
         快速電車の場合 垂水9:13→舞子9:16→大久保9:28→魚住9:31→土山9:34→加古川着9:41新快速に乗り換え
         山陽電車姫路発10:20→亀山着10:24
4 持参 弁当、お茶、レジャーシート、その他
5 費用 山陽電車姫路亀山間 180円
      手柄山温室植物園 入園料200円


実施報告
 これまでと違って暑さを感じるほどの快晴に恵まれ、JR姫路駅には早くから集合された方もおられ、12名が集まりました。山陽電鉄姫路駅へ移動するとさらに1名待っておられました。予定通り10時20分発の普通電車に乗車、亀山駅に到着するとさらに4名の会員が待っておられました。
 亀山御坊と呼ばれている本徳寺の塀に沿って歩き、駅の反対側にある山門をくぐると、目隠し塀のある大きく立派なお寺に先ずびっくりしました。寺務所には人がおられないという事で、勝手に本堂へ入らせていただきました。この建物は新撰組が駐屯所として使った事のある京都西本願寺から1873年に移築されたもので、刀傷も見られます。播磨の念仏寺の中心というだけあって、本堂は県下最大の仏堂といわれており、中はずいぶん涼しく感じました。
 本堂では全員正座して、般若心経を唱えました。さらに廊下伝いに南側の蓮如堂を見学しました。蓮如上人がこのお寺の開祖だそうです。再び本堂の廊下伝いに今度は北へ進み、庫裏の大広間へ行きました。そこには240年前に庫裏の大屋根に載せられていた獅子口などが展示されていました。そばに大玄関があり、そこから外を見ると独特の櫓が見え、とても良い眺めです。そばに寺務所があり、人がいたので声をかけ、見学させていただいている事を伝えました。するとお寺の説明書などを皆さんに配って下さいました。食堂や奥座敷を見学させていただき境内に降りました。広い境内では第4日曜日に楽市が開かれているのだそうです。そのようなときに一度訪れてみたいと思います。
 美しい庫裏をバックに集合写真を撮り、櫓を外から見学しました。この櫓には見張り役がいたそうで、敵が攻めてきたときには大太鼓を打ち、近隣の門徒衆が集まって応戦したそうです。
 本徳寺を後にし、踏切を渡って県道を北上しました。姫路バイパスをくぐり、手柄山南の交差点から西に進んで、川沿いに北上し、手柄山中央公園へ向かいました。歩道橋を渡り中央公園に着くと、みんな暑さで疲れ気味、早速木陰を見つけてお弁当にしました。いつものように手作りの漬物や厚焼き玉子、巻き寿司などが次々回ってきて、楽しい昼食でした。食後には持ち寄ったいろいろなお菓子もいただきました。
 炎天下の中央公園をめぐるのは疲れそうなので、温室植物園へ行きました。200円の入場券を各自買って、中に入ると、ベコニアや大きなサボテンなどが展示されていました。さらに大温室へ入ると、熱帯の珍しい植物がたくさん植えられており、たくさんある小道をたどりながら見学しました。
 温室を見学した後、喫茶店でお茶をすることになり、隣の県立武道館にあることを聞き、行きましたが、大会が開かれているときだけ営業しているそうで、せっかく訪れたのに休業していました。ロビーがとても広いので、自動販売機の飲み物やクリームなど冷たいものを口にしながらしばらくおしゃべりをしました。
 帰りにヤマサかまぼこの会社を見学しようと思ったのですが、取り壊されており、残念ながら見学できませんでした。山陽電鉄手柄駅で解散し、それぞれ上り、下りの電車に乗って帰路に着きました。
 それにしても播磨にこのような立派な大きなお寺があることをはじめて知り、感動の例会でした。
  

 西本願寺から移築された本堂          櫓が見える大玄関からの眺め          庫裏をバックにした集合写真