2009年12月例会
                                

実施計画
「高砂市散策」
1 日時 12月10日(木) 雨天中止
2 集合 JR宝殿駅改札口前 10:00
3 乗車電車 垂水発9:13→舞子9:16→明石9:20→西明石9:25→大久保9:28→魚住9:31→土山9:34→宝殿着9:48
4 持参 弁当、お茶、レジャーシート、その他


実施報告
 心配したお天気も、朝焼けするくらい早朝は日がさしていました。往きの電車でも青空が覗いたりしていました。宝殿駅に7名が集合、指定列車より1台遅くまで待ちました。その間に付近のマップを駅窓口でもらいました。他に参加者はいないようなので10時過ぎに出発、はじめに宮本武蔵・伊織のふるさと米田町を散策する予定でしたが、雨が降らない内にと考え予定を変更して、先ず石の宝殿・生石神社へ向かいました。途中の家々の庭にはいろいろな草木が植えられており、珍しい種類の花、変わった剪定の庭木を見つけては立ち止まり、観察しながら歩きました。これはとても勉強になります。
 法華寺川の橋まで来ると、対岸の山の中腹に建つ生石神社の紅葉がとてもきれいで、集合写真を1枚とりました。橋を渡ると直ぐに上り坂、美しい紅葉はハゼだと分かりました。途中生石神社に向けて真っ直ぐに登る急な階段がありましたが、私たちは坂道を選びました。鳥居をくぐり、拝観料100円を支払って山門をくぐると正面に日本三大奇石の一つとといわれる大きな石の社が横たわって水に浮かんでいるように見えました。どうしてこの様なところにこの様な形の石があるのかそれぞれ勝手に推測して述べていました。
 さらに展望台まで岩を削って作られた階段を上りました。石の宝殿を上から見ると小さな木が生えていました。そして石がたくさん載っているのは、きっとお参りに来た人が、鳥居に石を投げて載せるように、何かいわれがあって放りあげたのではないかと思いました。
 展望台からはまわりを見渡すことが出来ました。きっとお天気がよければ海の向こうの景色ももっときれいに見えたと思います。そして石切場や遠望をバックに再び集合写真を撮りました。
 そこから下って高砂球場などがある運動公園へ行きました。広い公園の中を散策し、丁度お昼になったので、ベンチを見つけて弁当をひろげました。そこで新年会の相談をしました。資料を持参してくださっていた会員がいたので、それを見ながらいろいろ検討しましたが、人数が25人くらいまで受け入れてもらえるキャパシティのあるところがよいということになり、新年会だから少し予算をはり込もうということになって、舞子ホテルに電話をかけて聞いてみました。受け入れ可能だったので決定し、おやつも食べて米田町へ向かいました。
 先ず町並みにはいっておどろいたのが、どの家も庭の手入れが見事だということでした。庭木がきれいに剪定されており、いろいろな花がたくさん植えられていて、とてもきれいな町という感じでした。西光寺の武蔵の枯山水五輪の庭を門の外から眺めました。中へはいると拝観料がいるからですが、門が開かれていたので十分鑑賞することが出来ました。続いて伊織が復興のために寄進したといわれる泊神社を訪れました。その前には武蔵・伊織生誕の地と書かれた標識が建っていました。
 その先にある神宮寺に行きました。ここには伊織と名が入った鰐口があると書かれていたからです。丁度住職が帰ってこられ、お上がりくださいといわれたので、本堂へお邪魔しました。本尊は薬師如来で、病気平癒のためにたくさんのお参りがあると説明してくださいました。どこから来られたのですかと3度尋ねられました。そして4度目には自分から尋ねかけて明石でしたねと思い出されました。長居は失礼になりそうなので、切り上げて米田の町並みの方へ出発しました。この頃には雨が降り始めましたが、傘をさすほどではありませんでした。美しい町並みを眺め、もう少し歩こうかと思ったのですが、雨が本降りになってはと思い、切り上げて帰路につきました。途中で傘を持って子どもを迎えておられる方に駅への道順を尋ねて確認し、幸い傘をさすこともなく無事宝殿駅に戻ることができました。