07年5月例会 「坂越の古い町並みを歩こう」
実施計画1 実施計画2
1 期日 5月10日(木) 雨天中止(小雨決行) 1 期日 5月31日(木)
2 場所 赤穂市坂越
2 場所 宝塚歌劇バウホール
3 内容 坂越の歴史と港の風景を楽しむ
3 内容 月組公演「大阪侍」鑑賞
4 乗車する列車(各自で前から2両目に乗車する)
新快速 明石9:41→西明石9:44→加古川9:55→
4 集合 阪急宝塚駅 10時
姫路10:06→坂越着10:35
5 持参 弁当(軽食) お茶
快速 垂水9:25→舞子9:28→明石着9:32→ 6 費用 交通費のみ
大久保9:40→土山9:46→加古川着9:53
(新快速に乗り換え)
5 持参 弁当、お茶等
6 交通費 垂水発 往復2,560円
舞子〜西明石 往復2,220円
大久保〜土山 往復1,900円
実施報告1
各自最寄り駅から指定列車に乗車し、最終的に加古川9:55発の播州赤穂行新快速電車の二両目に14名が顔を揃えました。大久保あたりまで降っていた雨もあがり、薄日が差すのを見て、みんな一安心しました。
坂越駅は草が生えた、いかにもローカルな感じでした。観光地図をたよりに旧街道から旧坂越橋を渡って国道を横切り、石畳の道を坂越の街に入っていきました。大木戸門跡でトイレをすませていると、近隣の方と思われる方が自転車で「坂越散策マップ」を数部届けて下さいました。なんと親切な方がおられるのだろうと感謝感激しました。先ずはじめに元奥藤銀行であったという坂越まち並み館を訪れました。坂越の紹介の他、2階には懐かしい品々が展示されていました。ここは江戸時代には塩を運ぶ廻船の仕事をしていたそうですが、塩が専売品になったため銀行を創業されたのだそうです。
続いて奥藤酒造へ行きました。地酒「忠臣蔵」が置いてあったので、昼食時にみんなで味わおうと生冷酒を買い求めました。12時近かったので、敷地内のベンチでお昼をさせてもらってよいかたずねると、坂越浦会所の2階の座敷を借りてあげようと言って、ご主人が交渉に走って下さいました。会所の管理をしておられる方が遠慮なく使ってくださいと2階に案内してくださり、その時に会所やまちの歴史をしばらくお話ししてくださいました。坂越の方々がこんなに親切にしてくださり、みんな坂越のまちが好きになりました。
その頃には突風が吹き荒れ、座敷で輪になって食事が出来る幸せを強く感じました。買ったばかりのお酒をみんな少しずつ味わい、弁当を広げました。食後持ち寄ったお菓子を食べながら話が弾んでいると、管理人の方が熱いお茶を入れて持ってきてくださいました。
食後、再び先へと散策を進めました。細い道に「小倉御前の墓この奥」と書かれているので入っていき、そこから階段を登って「坂越浦城趾・御番所跡」へ行きました。高台にあるので、猛烈な風が吹き荒れ、それでも美しい景色にしばし踏みとどまりました。そこから下ると大避神社でした。仁王門には右大臣左大臣に仁王一対と4体が安置されており、とても珍しい門でした。そして船の守り神だけあって、絵馬がたくさん奉納されていました。その中に明治10年と書かれているにもかかわらず、鮮やかな色彩が残っている虎と龍の描かれた絵馬がありました。船渡御の珍しい彫り物も奉納されていました。
さらに先に進むと海の駅があると書かれていたのですが、往復3q程あるので、海岸まで行って国指定特別天然記念物「生島」をバックにみんなで写真を撮り、先ほどの酒造会社でお酒をお土産に買って帰ることにしました。お酒を買った後、庭に植えられている花についてしばらく話が弾みました。やはり「野菜と花作りコース」修了者だけあって、花の話になるといきいきしてきます。途中、妙道寺に寄りました。瓦屋根の魔除けや欄間の彫り物がとても珍しく、しばらく時間をとりました。坂越駅に戻ってくるとちょうど新快速電車の到着の時間で、早く帰ることが出来ました。
坂越まち並み館 奥藤酒造 坂越浦会所
大避神社仁王門 明治10年奉納の絵馬 船渡御祭り奉納彫り物
妙道寺の瓦 生島バックに 古い町並みで
実施報告2
阪急宝塚駅9時52分着の電車で、申し込んだ15名全員がそろい、会場へ行きました。10時30分に入場券を受領することになっていたので、集合場所を決めてトイレや買い物などそれまでに済ませることにした。
座席はいくつかのグループに分かれることになったが、私たちは前から7番目の席になり、オペラグラスも不要で出演者を間近にみることができました。
内容は宝塚にしては珍しく、時代物だったのですべて和服、歌の方も演歌調の曲を歌ったりして、このままCDにして発売しても演歌として売れるのではないかと思えるときもありました。幕末の幕府側の侍が、彰義隊入隊にこだわるが、大店の娘に恋をされ、主人がいろいろの手だてを使って何とか一緒にさせようと努力する。しかし、侍は江戸に下って彰義隊に入隊するものの、思い描いていたこととは大きくかけ離れており、最後には大店の娘と一緒になるというストーリーで、途中で笑わせる場面もあり、楽しく鑑賞することができました。
終了時間が早かったので、みんなで伊丹市荒牧のバラ園へ行くことにしました。タクシーに無理矢理5人ずつ乗っていくと、時間は早く、料金もひとり360円と割安で行くことができました。
バラ園は時期がやや遅かったものの、たくさんの花が咲いており、のんびりと見てまわりました。苔玉展も見学した後、しばらくアイスクリームを食べながら、写真の申込みや、夏に苔玉づくりの研修会をしようと提案があったり、しばらく懇談の時間をもつことができました。帰りはバスで阪急伊丹駅まで行き、阪急とJRを乗りついで帰りました。