KIMの電気リポート1

地絡について  [REPORT1−1]  GVTとVoメータ


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GVTの結線は右図
のようになっています。

これはV0メータ(零相電圧計)と言われています。
GVT二次側(または三次側)のオープンデルタに
挿入されている50Ω(25Ωもあるらしい)制限抵抗
の電圧を測定しています。6KV配電線の1相が完全
地絡した時、系統に現れる零相電圧は3810Vですが、
この時V0メータにかかる電圧は190V(110Vもあるら
しい)となります。そしてV0メータの指示は、6600Vを
示し、赤い指針で保持するしくみになっています。

これはGVT(GPT)です。とは言ってもキュービクル前扉を開いた前面盤だけしか見れません。本体は引き出さないと見えませんが、通電中にそんなことはできません。

「LINK」のページでリンクを張らせていただいている「電験道場」で、私の質問がきっかけになって、零相電圧について少し議論が盛り上がりました。そこで休日を利用して、自宅近くのK西電力変電所の見学に行ってきました。

サイドフレームを[消去する]

 これはスポットネットワーク受電のビルの
GPT盤にある「グランドディテクター」という
名称の付いたメータです。
 例えばR相で地絡が起こるとメータの針は
どの様に振れるのでしょうか。ご存知の方、
教えていただけませんか。