2005.06.22産卵   2008.06.04産卵   2014.06.16上陸

明石市社会福祉協議会登録団体 ボランティア・アカシ-ウミガメ保護研究会

                                                  メンバーとして

「ウミガメの声を代弁し、守ってあげたい!」という願いからボランティア・アカシ-ウミガメ
保護研究会は、明石市社会福祉協議会登録団体として、ワシントン条約でも絶滅の恐
れのある種に指定されているアカウミガメの産卵活動に必要不可欠な明石の自然海浜美
化清掃等を通じ、自然環境保護活動の推進と共に、産卵環境の整備の推進及び保護活
動等を行っております。
又同時に「環境問題や希少生物の保護のみならず、多くの方々に夢と希望を与え、 明石
の海浜の良さを国内外にアピールしてくれる市の遺産として位置付けるように」という願い
も大いに込められております。

待望のウミガメ上陸・産卵保護活動のお手伝い中!(写真 下)
2008年(平成20年)6月4日午前4時半ごろ。3年ぶりに明石・松江海岸に
待望のウミガメが上陸、そして産卵が確認されました。
まさに3年ぶりの神秘的な出来事となりました。

早朝、連絡をいただくや形振り構わず現地に直行。
残念ながら今回はすでに産卵を終え海浜にはボディ・ピットだけが痕跡として。
(ちなみに私はこの日、駅立ちの予定で後援会の方と大久保駅にむかっておりましたのでスーツ姿でした。とにかく、「産卵の確認を!」と現地にまっしぐらでした。上)

こんかいも以前のように神戸水族園研究員の方と産卵を再確認!(上)
卵発見!本当にかわいい卵でした。(上)

後、子ガメ達は無事に旅立ち!
2008.08.13神戸新聞より(下)

アカウミガメはパンダと同じく、ワシントン条約や、レッドブックにも掲載されておりますように絶滅が危惧されている動物のひとつです。私たちは、遥か彼方より命がけで訪れ来る今回のアカウミガメの産卵を通じ、さらに多くのことを学んだと認識しております。環境問題を語る上でも、また野生動物の保護、あるいは希少生物に接するという観点からも、将来を背負うこととなる子供さん達にも大きな夢と希望を与え、さらには、この明石の海浜の良さを内外に証明してくれたウミガメとこのような素晴らしい海岸を次の世代に引き継ぐことは、「人と自然の共生のあり方」をも教えてくれたような気がしたところです。また、私達のまちのイメージを唯一、明るくしてくれたこの話題は、今後共貴重な財産の一つでもあると思います。


ご参考までに・・・3年前の様子(下 ご参照)

2005年(平成17年)6月22日午後9時半。5年ぶりに明石・林崎海岸に
待望のウミガメが上陸、そして産卵が確認されました。
まさに5年ぶりの神秘的な出来事となりました。
 
体長80cm弱の元気な母ガメ。私もそっとお手伝い。(上)
 
神戸水族園研究員の方と産卵を再確認!(上)
 
本当にかわいい卵でした。即、メンバーと仮のバリケードで卵の保護を(上)
 
夜明け前には仮のバリケードも完成。 夜が明けますと砂浜には親ガメの足跡がくっきりと。(上) 

(ふ化前の)林崎海岸のお掃除会&親子勉強会にてお手伝い。
(お子さん達も「生まれてくる子ガメさんのために!」と懸命でした。)








2005年8月21日夜、念願の子ガメのふ化が始まりました。(下)
夜の砂浜、子ガメ・ロード。(下)
 
危険もいっぱいある大海原に旅立つ「たのもしい、小さな命」に感動。
北口市長さんの手のひらで一休み。(撮影:北川貴則) (上)
 
子ガメのお世話に励む北口市長さんと私たち。
たくさんのお子さんたちが「ウミガメさん、がんばってね」と激励。
 
アカウミガメはパンダと同じく、ワシントン条約や、レッドブックにも掲載されておりますように絶滅が危惧されている動物のひとつです。私たちは、遥か彼方より命がけで訪れ来る今回のアカウミガメの産卵を通じ、さらに多くのことを学んだと認識しております。環境問題を語る上でも、また野生動物の保護、あるいは希少生物に接するという観点からも、将来を背負うこととなる子供さん達にも大きな夢と希望を与え、さらには、この明石の海浜の良さを内外に証明してくれたウミガメとこのような素晴らしい海岸を次の世代に引き継ぐことは、「人と自然の共生のあり方」をも教えてくれたような気がしたところです。また、私達のまちのイメージを唯一、明るくしてくれたこの話題は、今後とも貴重な財産のひとつでもあると思います。
今回、旅立った子ガメたちの成長と今後、更にふ化する子ガメたちの元気な旅立ちを見守ってあげたいと期待してやみません



(参照資料)
平成17年度 ウミガメ産卵・孵化状況

産卵日 6月22日 7月13日
産卵時間 21時半ごろ 5時ごろ
産卵場所 林崎海岸 林崎海岸
脱出日 8月21日 9月5日
脱出時間 19時ごろ 20時ごろ
産卵数 91個 95個 186個
孵化 64個 82個 146個
孵化率 70.3% 86.3%

平成17年度の産卵・孵化を含んだ合計数
産卵数 孵化数
1346個 859個

資料提供:明石市

  ウミガメ保護啓蒙啓発の一環として「親子勉強会」のお手伝い!
   「2006夏休み・冬休み 親子ウミガメ勉強会は
         16小学校・会場で600名をこえるご参加。大盛況」
    その節は多数のご参加・ご協力、誠にありがとうございました。


(参照)
曜日 小学校・会場 参加者合計
7 22 人丸小学校 16
7 24 明石小学校 44
7 24 王子小学校 45
7 24 大観小学校 26
7 25 和坂小学校 28
8 1 高丘西小学校 45
8 1 大久保南小学校 82
8 1 高丘東小学校 39
8 1 松江海岸(野外勉強会) 16
8 3 錦が丘小学校 33
8 3 魚住小学校 48
8 4 二見北小学校 79
8 4 二見小学校 40
8 4 二見西小学校 15
12 26 朝霧小学校 40
12 27 錦浦小学校 37
4 4 谷八木小学校 28
4 4 松ヶ丘小学校 34
4 5 清水小学校 45
4 6 藤江小学校 41
782

資料提供:明石市、ボランティア アカシ ウミガメ保護研究会