9月15日
石巻市立ふたば保育所
、8時45分無事、最初の保育所、「ふたば保育所」に到着。扉を開けて、園内に入り、園舎にいた先生に声をかける。所長先生だった。
被災した門脇保育所から1〜3歳児が合流しているとのこと。津波が押し寄せタタキの2段目まで押し寄せたこと。園庭は、がれき、ヘドロを撤去するために20〜30p掘り、新しい土を入れたとのことだった。
ホールで10時より開演。55分間の公演だった。大変元気で大きな声で歌ってくれた。「ト・ト・トイレ」の最後は主任先生の指示で全員が起立して、トイレの応援歌を踊ってくれた。観客は94名と20人ほどの先生だった。ハイタッチでお別れして、11時30分出発。市役所へ向かう。
石巻市立鹿妻保育所 渡波保育所
13時30分。鹿妻保育所到着。ここは、津波で流された渡波保育所も入っている。教室は別だが、職員室は同じ部屋。所長先生は会議で留守。渡波の所長さんが役所からもうすぐ帰られるとのこと。鹿妻の主任さんが対応して下さる。時間は15時30分から16時15分までとすることにして頂いた。ホールの外の廊下でセッティングをして、おやつの時間にホール内を片付け、準備を手伝った。
地震当日、保育所はどこも、お昼寝の時間で避難できたそうだ。鹿妻保育所では、翌日から、避難の前に保護者が迎えに来た子供たちの安否を確認のため、先生たちが手分けをして避難所を廻ったという。一方、渡波保育所は津波で全部持って行かれた聞いた。瓦礫で埋まった園庭はボランティアの力でキレイになり、ここでも土を 入れ替えたにことだった。
15時30分、二つの保育所の児童と先生が観客で始まった。渡波の保護者は家から距離があるのでお迎えが始まったが気にせず、盛り上がった。
16時10分公演終了。
