X∞MULTIPLA >> Maintenance >> ETC

ETCの取付け

'04/1/25


高速道路の料金には、ずっとハイウェイカードを使ってきたのだが、割引率の高かった5万円のカードが廃止され、 来月まで(〜2004/2)で、とうとう利用できなくなるようだ。代わって、 ETCの前払割引 を使えば、同率の割引きが受けられるということらしいので、この際ムルティプラにETCを取り付けてみた。
もっとも、ETC購入費用を考えるとほんとに得なのかどうなのか・・(ーー;

MITSUBISHI EP-422 何はともあれ、ETC車載器がなければ始まらない。 近所のカー用品店をいくつか回って、ETC車載器 三菱電機EP-422 を購入してきた。この機種にしたのは、とりあえず店頭でみた中では、アンテナ分離型で最も安かったからである^^;

ETC車載器には、主にアンテナ一体型とアンテナ分離型があって、一体型の方が安価なようだが、 ETCカードを挿すことになる本体が車外から見えにくい場所に設置できる方がいいだろうと思い、 分離型車載器にした。購入時にセットアップをしてもらい、取付けは自分でやることにする。 (もちろん、ショップで取り付けてもらってもよい^^;)

写真が、EP-422。本体の他、アンテナ、スピーカー、電源ケーブル等が付属する。 アンテナは3cm角くらいで、予想以上にコンパクト。むしろ分離タイプのスピーカーの方がずっと大きい。

電源 車載器の配線はそう難しいものではない。とにかく、アクセサリーと連動した12V電源を繋いでやればいいだけだ。 今回は、手近なところからというわけで、シガーソケットから分岐することにする。

なお、電気関係をいじるまえには、必ずエンジンルーム内のバッテリーの端子を外しておきましょう。

シガーソケットの配線にアクセスするために、まずカップホルダーを外す。 カップホルダーを留めているビスを1ヶ所外して、ホルダーを上に引くと外れる。 写真はホルダーを外した後の状態。続いて写真のピンクの矢印で示したところのビスを5ヶ所外せば、 灰皿のついたパネルが外れる。

電源ケーブル分岐 シガーソケット(正確にはカップホルダー下の12V電源のソケット)の配線から、ETC用の電源コードを分岐する。 黒が−、水色が+、それぞれから、分岐用の圧着端子(ETCに付属)を使って、ETCのコードを繋いだ。 本来マイナス側は、ボディアースでよいのだが、手頃なところが見つからなかったので、マイナスも ソケット配線からの分岐としている。

分解の逆の手順で、灰皿のパネルとカップホルダーを取り付けて電源の分岐は完了。 分岐した電源ケーブルは、ダッシュボードの下部を適当に這わせて、車載器本体の取付け位置まで もっていく。

アンテナ取付 続いてアンテナは、写真のようにダッシュボード上面の中央に置いた。 アンテナの位置はどこがベストなのかはよくわからないが、いまのところ、この位置で支障なく作動している。

アンテナのケーブルは、内装のパネル(布地の部分)の継ぎ目に押し込んでしまえば、見た目にはまったくわからず、 綺麗に仕上がる。 そのまま、Aピラーの付け根まで這わせて、Aピラーの下、ドアの取付け部あたりから、ダッシュボードの裏に入れた。

スピーカー取付 スピーカーは聞き取りやすいように、Aピラー上部に取り付けた。 ケーブルは、黒いゴムのモールの中に押し込んである。ピラーのプラパーツとゴムとの間に多少隙間があるので、 ケーブルを通してもまったく違和感はない。Aピラーの下部までケーブルを配して、アンテナのケーブルと同様に、 ダッシュボードの裏まで通してある。

車載器本体の取付け場所はいろいろ悩んだが、結論としては、ハンドル右下の小物入れの上にあるメクラ蓋に 埋め込む形で取り付けることにした。写真が取り外したメクラ蓋。パチンと嵌め込んであるだけなので、 隙間をこじって引っぱれば簡単に取れる。

本体が収まるように、メクラ蓋には穴を開ける。写真は、穴を開ける場所にマジックでケガキをしたところ。 ドリルと糸鋸で大まかな形をカットしたら、あとは現物あわせで細かい取り合いを調整する。 この蓋のプラスチックは柔らかい材質で、カッターでも比較的容易に加工できた。

穴あけの後、アルミ板を加工して、本体の取り付け金具を作り、車載器本体をメクラ蓋に取り付けたところ。 あまり綺麗な仕上げではないが、取り付けてしまえば見えなくなる箇所なので、気にせずに。

本体の背面に、電源、アンテナ、スピーカーのコネクタを繋いで、メクラ蓋を元の位置に嵌め込んで完成。 外からはケーブル類はまったく見えないので、見た目もすっきりしているし、 すぐ下の小物入れも支障なく使うことができ、満足のいく仕上がりとなった(^^;

バッテリーの端子を繋ぎ、イグニッションキーをひねって、電源が来ていることを確認したら、取付け完了。

早速、最寄りの高速道路へ向かい、恐る恐るETC専用ゲートに入ってみる・・・ 音声案内とともに、すぅっとゲートが開いた〜\(^O^)/


| Top | blog | BBS |
logo
Copyleft (C) 1996,2004 Mazoka,All rights reserved