(北川貴則 6月21日本会議発言 項目・要旨)・・・この明石の海岸環境の保全という視点と明石ならではの浦島太郎物語なる話題について今回もお尋ねいたしたいと思います。
 残念ながら、ここ数年本市ではウミガメの上陸産卵を確認することができておりませんが、一昨年7月のアルゴス調査では市長みずからが先頭に立たれて夏のまぶしい日差しのもと、子どもさんたちと大海原に旅立つ、当時通称サララ君を見送る姿が大変劇的でつい昨日の出来事のように思い起こされてなりません。もう今さら私ごときが申し上げるまでもございませんが、本市の海岸線は昭和36年から国の直轄事業として、これまでに国費約160億円を投じて整備が進められてまいりました。この近年、明るい話題を振りまいているウミガメに関しては、現在まで本市では10数回の産卵を確認いたし、合計700匹を超える子ガメがこの明石の砂浜から大海原に旅立っていったわけであります。人工の海岸でしかも世界的にも内海での産卵が例がなかっただけに、この明石にウミガメが産卵のため訪れくるということはまことに大きな意義があるとお聞きする中、私たちははるかかなたより命がけで訪れくるこのアカウミガメの産卵を通じ、さらに多くのことを学んだことと思います。今まで以上に環境問題を語る上でも、また世界的に絶滅の危機にあるこのアカウミガメを守るという野生動物の保護、はたまた希少生物に接するという観点から将来を背負うこととなる子どもさんたちに大きな夢と希望を与え、さらにはこの明石の海浜のよさを内外に証明してくれるウミガメとこのすばらしい海岸を次の世代に引き継ぐことから、人と自然の共生のあり方をも教えてくれているように思います。これからも私たちのまちにとりまして、ウミガメは明るい話題でもあり財産でもあろうかとも存じます。以上、その保護をより一層進めていただきたいという願い、立場から質問をいたしたいと存じます。本年度のウミガメ保護に関します取り組みはどのようにお考えでしょうか。北口市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。