1、福祉の充実について
(1)障がい者の方々の自立支援になくてはならない小規模作業所は充実しているのでしょうか。


大きく1項目目は 福祉の充実について で あります。

21世紀は福祉の時代と称されております。
わが国でも障がいのある方も普通に暮らし、地域の一員としてともに生きる社会作りが目指されております。
そのためにも、障がいのある方も一般の社会で普通に生活出来るようにする仕組が必要で、本市も誰もが安心して暮らせるまちをつくっていかなければなりません。
例えば、障がい者の方々の自立とその支援を考えた場合、小規模作業所は重要です。小規模作業所は一般の企業等で働く事の困難な障がいのある方の働く場や活動の場で、障がいのある方のみならず、親,ボランティアを始めとする関係者の共同の事業として様々な形態により運営されておられます。
障がい者の方々の自立支援という観点から、以前、先進事例として新たな取り組みを拝見させていただく機会がございました。
それは安倍首相も以前に視察されていた石川県にあるシェアハウスで、東京ドームとほゞ同じぐらいの広大な敷地の中で、働く意欲のある障がい者の方々が積極的に雇用をされていた光景でした。障がいの特性、生活年齢、地域生活に向けた準備の必要性などに応じた福祉・児童入所施設や子ども達の野外活動を支えるNPOのオフィスなどもあり、また、高齢者、大学生、病気の人、障害のある方無い方が、手を携え、家族や仲間、社会に貢献できる街づくりも目指されておりました。
もう少しだけその施設の内容をご説明させていただきますと、障がい者の方々の居住スペースは勿論ですが、サービス付き高齢者向け住宅や、学生向け、ファミリー向け住宅に加え、人と人との交流目的に、天然温泉やレストラン、アミューズメント施設も運営されており、近隣地域の住民の方々も訪れ、施設全体で様々な人たちが集えるスペースでした。
ところで、本市では、50カ所以上の小規模作業所があるそうですが、一様ではありませんし、作業内容も異なります。利用される方の中には複数の作業所に所属し、利用されていることもあるそうですが、経営者が異なるとお互いはライバルになり、交流などが消極的になる事もあるそうです。
もし、共通パスカードなどで他の作業所で従事してもカウントが出来たり、また、気の合った仲間と過ごせる事が出来きる工夫や、行政がもっと他市での複合施設のような仕組みづくりを推奨し支援するなど、中核市を目指す本市だからこそ、これまでの孤立した作業所をパワーアップさせる心意気があってもいいのではないのでしょうか。

そこでお尋ね致します。
障がい者の方々の自立支援に無くてはならない小規模作業所は充実しているのでしょうか?
行政としての支援のあり方を考えた時、十分なのでしょうか?
時代のニーズに対応した体制づくりに関しても併せてお聞かせ下さい。
 
2、時のまち明石の天文科学館について
(1)これまでの正月開館の成果は。また、今年度はどのように行われるのでしょうか。


大きく2項目目は 時のまち明石の天文科学館について で あります。

本市は東経135度、日本標準時子午線が通る時のまちとして知られております。
その子午線の真上に建てられた地上50メートルを超える明石市立天文科学館は『日本の標準時』を示し、明石の誇りです。
展望台からの絶景を晴れやかな年始にご覧いただき、是非、恒例の正月開館にも万全を期して臨むんでいただきたいと存じます。

ところで、この明石が日本の標準時であることを更にアピールをする事は出来ないのでしょうか?

例えば、大晦日に除夜の鐘が鳴ると同時に、全国放送のテレビ映像で「東経135度 日本の標準時 兵庫県明石市立天文科学館より」というテロップとともに、天文科学館の大時計の長針が午前0時きっかりに時を打つ・・まさに日本の標準時時のまち・明石」としての象徴である私達の天文科学館から、新年を全国に発信させることが出来れば、正月開館と共に、全国に『時のまち明石』が伝わるのではないのでしょうか。

そこでお尋ね致します。
天文科学館の正月会館が始まって4回目を迎えます。
これまでの正月開館の成果は如何だったのでしょうか。また、今年度はどのように行われるのでしょうか。
本市の、その後の取り組み状況も併せてお聞かせ下さい。

3、公立小中学校の制服について
(1)義務教育での制服の選定はどのようにされていたのでしょうか。
(2)制服のメリット、デメリットをどのように捉えていますか。
(3)制服の購入を自己負担させるのではなく支給することはできないのでしょうか。


大きく3項目目は 公立小中学校の制服について であります。

今日の貧困問題は時には、子ども達にも連鎖し、大きな影響をおよぼします。特にネグレクトや虐待は今日、殺害事件にまで及ぶ事があります。子ども達のために公金が支給されても、親が児童手当などを手にしながら子どもを疎かにする悪例も生じています。先日、制服購入でのご苦労話を耳に致しました。
市内の小学校には制服の定めのない学校もありますが、制服を購入しなければならない多くの保護者の方々は
子どもの背丈よりも大きなサイズを丈を短く織り込んでもらって購入される事が多いそうです。なぜなら、制服はとても高価で、成長の著しいお子さんが直ぐに着れなくなるからだそうです。一般の私服に比べ高価であることが気になります。なぜ、多くの保護者の方々は口を揃われて『制服は高い』旨とおっしゃられるのでしょうか?価格は妥当なのでしょうか。今後、更なる調査を行わなければならない点でもあります。

そこでお尋ね致します。
1点目、義務教育での制服の意義をどのように捉えているのでしょうか。また選定はどのようにされていたのでしょうか。
2点目、制服のメリット、デメリットをどのように捉えているのでしょうか。
3点目、制服の購入を自己負担させるのではなく、子どもに支給される各手当などを財源に現物支給することはできないのでしょうか。 
以上3点、現状を踏まえ、今後のあり方も併せてお聞かせ下さい。

4、観光振興と明石港の砂利揚げ場について
(1)その後の観光振興の取り組みはどのように行われているのでしょうか。
(2)明石港の砂利揚げ場の操業が終了した後の賑わいづくりをどのように考えているのでしょうか?


大きく4項目目は 観光振興と明石港の砂利揚げ場について であります。

現在、社会を取り巻く情勢は厳しさを増し、お財布の紐はきつく締められ、消費の低迷はすっかり街の活気を失わせました。また益々減っていく日本の人口は都市消滅どころか民族の存続に黄色信号を灯しかねません。
また、今の街並みを維持し、人口の流失を防ぐためには、厳しい都市間競争に打ち勝つ、魅力のあるまちづくりが不可欠です。にぎわいのある街でなければ人は赴いてくれません。そうした観点からいたしますと、観光振興への取り組みは将来へ向けたまちづくりとして一層重要性を持つものと考えられます。
本市のレベルで万博やカジノ誘致は無理といたしもしても、折角、明石の玄関口がリニューアルされたのですから、グルメ志向でのタイ・タコ・明石焼きを引き立たせるお子さんたちに笑顔をもたらす新たなゆるキャラ作戦や、団体バスでの明石公園の春のお花見ツアーや『海水浴は明石で明石焼??』とか、時のまち明石への修学旅行キャンペーン、など四季折々、関西を席巻する攻めの取り組みは出来ないのでしょうか?嘗て、本市の当時の観光課長さんが他市の観光課さんを訪問され明石のPR行脚をたくさん行った結果、次年度は観光バスの来明が倍増された微笑ましい成果が見受けられましたが、その後、大きな組織としての、具体策に欠けていた様に思われてなりません。

そこでお尋ね致します。
1点目、本市の本年度の観光振興に向けた取り組みと来明者増に向けた取り組み状況をお聞かせ下さい。

2点目は、明石港の砂利揚げ場について です。
本年夏、明石港の管理者である兵庫県は、民間企業への専用許可を平成31年3月末をもって終える旨を表明されました。そして、占用機関満了後は、現在の砂利上げ場での操業は無くなる事となるそうです。いよいよ明石港の再整備事業が始動すると期待します。
ところで、この間の明石港の砂利揚場の移転を含む本市の取り組みを今後のために少し振り返ってみますと、本来、本市こそが、中心市街地の活性化に不可欠な明石港の再整備を県行政に働きかけ賑わいづくりをリードしなければなりませんでした。頓挫させてしまっていた本市に変わり、県行政が明石港の砂利揚場の再整備に乗り出されたのでした。恐らく県行政は本来、まちづくりの観点を熟知した基礎自治体である本市の積極的な協議の展開を期待しておられたと思われます。県行政からのいきなりの事実上、『明石港ジャリ揚場の廃止』ではありますが・・あくまでも利活用の上、一層の中心市街地の活性化に活かして頂きたいと存じます。

そこでお尋ね致します。
明石港の砂利揚げ場の操業が終了した後のにぎわいづくりをどのように考えているのでしょうか。
特に県行政と本市との信頼関係に大きな危惧を抱くだけに、これ以上失礼は許されません。
今後、中心市街地の活性化に不可欠なにぎわいづくりに、県行政とどのように取り組まれていくのでしょうか。お聞きかせください。

5、泉市政の近々の新たな課題と問題点について
(1)会議内容を公表しない審議会は、市民が納得する機関だと思いますか。
(2)財政難の介護保険料の値上げを食い止める施策は万全ですか。
(3)第2子以降の保育料無料化が引き起こしかねない、待機児童ゼロ策の危機をどのように捉えているのでしょうか。


最後の項目は 泉市政の新たな課題と問題点について であります。

1点目は、審議会について です。
そもそも審議会は、行政が意思決定を行う際に意見を求める合議制の機関として設置され、市長から任命された委員には報酬も支払われます。近年、問題点として、多面的な住民参加を保障するシステムになっていないこと、委員の選任のあり方など、指摘されることも多いのが事実です。
今日、『政治の透明化』が求められる中で、あの東京オリンピックの会場選考協議会もテレビでも公開され、評価されました。本市が設置する審議会等については、市民参画、情報共有の観点から、原則公開すべきと考えます。また、会議内容も原則公開するべきです。非公開とすることは、参画と協動のまちづくりに逆行するのではないのでしょうか。
そこでお尋ね致します。
会議内容を公表しない審議会は、市民が納得する機関だと思われますか?本市の場合、多くの審議会がありますが、設置状況と市民に非公開になっている会議の状況についても併せてお聞かせください。

2点目は、財政難の介護保険料の値上げを食いとめる施策 に関して です。
平成12年4月、介護保険制度がスタートをして17年を迎えます。
本市の場合、65歳以上の第1号被保険者は約7万6000人、40~64歳までの第2号被保険者は・約10万人だそうです。
その介護保険料は3年ごとに見直されます。昨年4月、介護保険料が値上げされました。
では、なぜ、値上げしなければならなかったのでしょうか?それは、お金が足りなかったからです。
もし、補える十分な財源があれは値上げはしなくてよかったはずです。
特に福祉事業におきまして、本市を取り巻く状況は厳しさの一途を辿っております。
増えていく国の借金と減っていく地方自治体への補助金、大きな収入増の見込めない税収と少子化が引き起こした高齢化社会に伴う必要な経費の増大からの受益者負担増。
弱者イジメと称されるサービスの低下などと裏腹な、新たな大規模な事業の数々、などなど、これ以上、新規事業の財源確保に、福祉の負担増、サービスカットが無い事を願います。
ところで、当初2,938円だった保険料は直近では5、380円と右肩上がりです。他市では一般会計からの繰り入れで値上げを抑える施策も見受けられます。財源の転嫁とも捉えられる市長公約実現のための他の事業のカット、負担増の波などが福祉事業にも及びかねないのが本市の現状です。財政収支の悪化と称し、次回の改定で介護保険料が値上げされないことを祈ります。

そこでお尋ね致します。
財政難の介護保険料の値上げを食いとめる施策は万全ですか。今後の見通しをお聞かせください。

最後の3点目は、第2子以降の保育料無料化 と 待機児童ゼロ策の危機 に関して であります。

今日、子育て支援を疎かにした国策は少子化を招きました。理想的な人口ピラッミドは艇をなさず、人口減社会と共に、社会保障の危機は将来の生活不安を高め、益々子どもを産み育む環境を厳しいものにいたしております。
少子化を少しでも食い止めるためには、待機児童ゼロ策は有効な施策の一つです。
本市では本年4月の保育所の待機児童約290名に対し、来年の平成29年度4月に際し、定員1000名増策を打ち出しました。光明を感じました。しかし、同時にいきなりの第2子以降の保育料無料化は次元の異なる多くの需要を招きかねず、本来の待機児童ゼロ策に一抹の不安を残しておりました。所得制限、第3子以降の無料化など、ステップを踏むことも出来たと思います。しかも、持続可能な財源の確保も心配でした。
そうした中、この11月1日から来年度の募集が始まりました。何と、締め切りの11月30日には2000名を超える応募が殺到されていたそうです。ちなみに昨年は80名の定員増、一昨年は340名の増を、3年前は120名の増と今回の1000名の定員増はこれまでのレベルをはるかに超えるものでした。9月議会答弁での『1000名の(これまでにない)定員増で待機児童問題の解消を目指す!』旨の明るい答弁が頭に過ぎりました。最終的には来年4月時点の問題ですが、一体、何時になったら待機児童ゼロは実現出来るのでしょうか?

そこでお尋ね致します。
第2子以降の保育料無料化が引き起こしかねない、待機児童ゼロ策の危機をどのように捉えているのでしょうか。
持続可能な財政の確保も心配です。今後の第2子以降の保育料無料化の見通しも併せてお聞かせ下さい。