1、 福祉のまちづくりと税金の使い道について
(1)福祉の充実、健全財政、税収増に不可欠な人口増対策について
(2)保育所待機児童ゼロ策について
(3)高齢者福祉の充実について


大きく1項目目は 福祉のまちづくりと税金の使い道について であります。
今日の格差社会におきましては、福祉は命の砦で、弱者の方々をお守りするためには更なる充実が必要です。
税の使い方として福祉は最優先であるべきで、その福祉のカットはナンセンスです。
大型新規事業費などの捻出のため、ツケを福祉のカットで賄おうとする事は容認できません。
本当の福祉の充実には豊かな財政が不可欠です。
では一体、どうすれば財政が豊かになるのでしょうか。
それは、ムダを省く事は当然ですが・・、政治の真価が問われるのは収入を増やす事です。

増税以外で税収、収入を上げるには幾つかの方法があると思われますが、まずは人口をもっと増す必要があります。仮に以前、県が公表されました様に「2055年明石市の人口は18万人になりますよ!」と言う予測が現実になってしまいますと予算縮小、借金比率増大、破綻、福祉も教育も大幅にカット、市民税や水道料金は大幅にUPになってしまうでしょう。

最近、明石の人口は「増えている・・」とよく当局の方はおしゃいますが、では、どこの地区で「約何件の増加計画で・・」と計算通りに人口が増えていたのでしょうか?
 実際のところは、たまたま民間の住宅供給などがもたらした本市としては関与のない偶然の産物にすぎません。
もし、今後の人口増予測が計画に基づき公表できるのならこの場で堂々と発言していただきたいと存じます。単に結果として、この数か月は「人口が増えているから・・」というだけで本市の人口増を語るのではなく、さらに、「こことそことあそこの地域であと何世帯、約何人増・・」と言えるだけの計画に基づいて語っていただきたいと存じます。
本市の場合、仮に人口が1万人増えますと固定資産税など約8億円の税収増だそうですし、当然各ご家族の年収は多くは消費として地元経済に大きなプラスをもたらします。賑わいは人々の寄り添いから生まれます。ですから人口と言うバロメーターは重要で、その政策責任は政治にあります。

そこで、福祉の重要性を鑑み、向上を願う立場から3点、お尋ね致します。
1点目、福祉の充実、そのための豊かな財政と健全財政、そうした税収増に不可欠な人口増対策について、人口を増やすための具体的な計画、施策の展開について、その後の取り組みをお聞かせ下さい。
2点目、保育所待機児童ゼロ策について 一体いつになったら実現出来るのでしょうか。お聞かせ下さい。
3点目は、高齢者福祉の充実について、ですが、高齢者が尊厳を保ちながら暮らし続けることができる社会の実現を目指す本市にとりましても最悪の事態であります、孤独死などが起こらないような安心して暮らせるシステムを万全にする必要があります。特に高齢者の一人暮らしへの配慮は十分なのでしょうか。ご近所でも起こりうる一大事として、大きな予算を伴わずとも、まずは日頃の地域コミュニティを高めるなど本市ならではの仕組みづくりは機能を果たせているのでしょうか。また、生活困窮等のご相談に即座に対応する体制は十分なのでしょうか、市内8000名を超えます多くの独居高齢者の方々が安心してお過ごしいただける施策の展開をお聞かせください。

2、広域行政との連携について
(1)広域行政は必要なのでしょうか
(2)本市を取り巻く状況はどのようになっているのでしょうか


大きく2項目目は 広域行政との連携について であります。

これまでの自治体の枠を超え、より広域な行政間の協力で行政サービスの有効活用、充実を図る体制が構築されようとしております。

そもそも広域行政とは2つ以上の地方公共団体が区域を越えて行政事務を共同で広域的に処理することを示し、例えば消防、上下水道、ゴミ処理、福祉、学校など地域の特性を生かし、都市化に伴い従来の行政単位では処理しきれない行政領域への対応や,共同処理による事務の効率化をねらいとされているそうです。

2重行政の解消といった観点からも、基礎自治体が地域の行政サービスを一手に担う時代が来る事を願いますが、より厳しさを増す今日の地方財政のもとでは、行政間の協力により、より効率的な住民サービスの提供を図ることは、以前にもまして一層重要な課題となっており、近隣の各自治体と協力できる分野は連携が不可欠になってくると考えます。
ですが、当然、そこには行政間の信頼関係が大きく左右されます。

そこでお尋ね致します。
1点目、例をあげれば切りのないお話になりますが、例えば東播磨地域には3市2町がありますが、本市だけ仲間外れにされたかのように、2市2町だけの連携が目につきます。お隣の神戸市さんとの意思疎通も上手くいっておりません。南の淡路市さんとの交流も火が消えました。本市はこのままでいいのでしょうか?そもそも本市は広域行政についてどのようにお考えなのでしょうか?まずは、明石市と本市の所属する広域行政との関係をお聞かせください。
2点目は本市を取り巻く状況についてであります。聞くところによりますと、先日、兵庫県下の市長会で各首長さん達がご参加される最中の会議で泉市長さんは他市の市長さんと口論の末、途中退席をされ、多くの首長さんたちの顰蹙を買われたそうですが、近隣行政さんと本当に心の通った行政間の協力体制を構築されるお気持ちはお有りなのでしょうか。また、本当に本市の所属する広域行政の団体は本市にとって有効に機能しているのでしょうか。また、その中での本市はどのような役割を担っているのでしょうか。その他、直近の会合の様子などもご報告いただき、現状と課題、30万都市明石のあり方をお示しいただきたいと存じます。


3、中学校給食について
(1)現状と課題、今後の方針について


大きく3項目目は 中学校給食について であります。

泉市長さんは前回の市長選挙に公約で中学校給食の実施を掲げ見事に当選されました。当然、公約を果たすために全身全霊を込め施策の展開に取り組まれていることと存じます。我々市議会の多くの議員さんも趣旨には賛成で約8000名の中学校生徒の皆さんの給食早期実施を願う次第であります。

しかしながら、西部中学校給食センターの入札は不調で、おまけに東部ではゴミ問題で頓挫。その東部では用地の土壌汚染を知りながら工事を強引に継続しようとした姿勢は学校関係者やPTA関係者の方々のみならず多くの一般市民の方々の不信を招く結果となりました。さらに近隣住民の方々のお気持ちは深刻で「半分のゴミはそのまま埋設放置!」と言った杜撰な本市の環境管理は大きな怒りと不信を招き、行政としての在り方が問われる事態となってしまいました。
このような状態で一体いつになったら計画は遂行されるのでしょうか。それとも本当はポーズだけで中学校給食の実現を真剣にお考えではないのでしょうか?『議会が中学校給食を反対している』旨のお声を耳に致しました。
一体、何方が議会を悪者にしているのでしょうか?
そもそも、小学校に出来て中学校に出来ないはずはありません!問題は熱意です。なぜ、今、この時も一日でも早く給食を実施するための手立てを臨機応変にしかも総力を挙げて講じないのでしょうか?一部の担当者だけに押し付けずに、最優先課題として、市長さんがその先頭に立ち、全庁あげて可能な限りの総力で間違いを挽回する心意気で取り組まなければならないのではないのでしょうか。まずは現状と課題をどのようにとらえておられるのか、お聞かせいただきたいと存じます。


4、泉市長の政治姿勢について
(1)市長の政治姿勢と有言実行について
(2)市政運営の要となる職員の人事管理・人事異動についての泉市長の基本的な考え方は


最後の項目は 泉市長さんの政治姿勢について であります。

泉市政が発足して3年と7か月が過ぎました。
行政経験の無かった泉市長さんにとって恐らく懸命に市政に取り組まれた日々であったでしょう。
例えば市民の方々のお声を聞かれ正義の心からでしょうか、全国に先駆けて独自の出生届けの運用を期し、法務省に乗り込まれた事案はまだ記憶に新しいところであります。また、以前、たこフェリーの運航再開に関して、朝刊紙面に『特別背任罪!』と主張された記事や、大阪都が実現すれば明石市は大阪都に参加したい旨との記事には驚きましたが、この本会議で弁護士は謝罪しないと言い張り、深夜まで議会が空転するという前代未聞の事案が起こった事など、市長さんの言動が原因となる様々な騒動には、もう我々はそれほど驚かなくなってしまいました。

しかし問題は、泉市政が市政の発展を願い、常に市民の皆さんに向き合っているかです。

例えば、ある方から「なぜ、総理大臣や兵庫県の知事さんやお隣の市長さんはマスコミ紙面にその日のスケジュールを掲載しているのに泉さんは公表しないのですか?」といった素朴なご質問をいただきました。
確かに市長職は我々議員のように30名もいるわけではありません。唯一の『市長』です。それだけに注目を受け、関心が高まります。市民の皆さんに真剣に向き合う行政スタイルの表れとして、日程をオープンにされては如何でしょうか?
それとも以前の市長さんとは違い、課長クラスでさえ市長さんへの報告に入室する事が皆無に等しいとお聞ききしますから、実は登庁が少なくて公表は困るのでしょうか。あるいは、公表そのものが良くないとお考えなのでしょうか?

 こうした様々な疑問から泉市長さんの政治姿勢につきまして、短刀直入にお尋ね致します。
1点目、政治姿勢とこの間の有言実行について、強烈なトップダウンは今なお健在のようですが、やはり副市長さんや部課長クラスに相談されずに思いつかれた事を直観的に展開されるスタンスは今も変わっていないのでしょうか。以前にもお尋ね致しましたが、衝動的で無計画な場当たり的対応が、数々のトラブルを引き起こしたと批判され、失敗を繰り返さないとの反省は、その後生かされてきたのでしょうか?
2点目、泉市長さんは市長就任以降、既に20数名の部長級職員を年度途中に更迭するなど、市政運営の要となる職員の人事管理・人事異動が正常に機能していないのではないかと懸念されるお声を多く聞きます。政策の実行や市民のみなさんへのサービス向上には、職員一人ひとりの職務に取り組む意欲や熱意が欠かせませんが、感情による異動や安定しない人事で職員のやる気や意欲が高まるとお考えなのでしょうか。このような人事管理で有能な職員が育つとお考えでしょうか。職員の人事管理・人事異動についての泉市長さんの基本的な考え方について、改めて市長ご自身のお考えをお聞きします。

以上で一回目の発言を終えます。