1、「日本一安全なまち明石」の実現のための危機管理について

(1)総合治水対策は万全なのでしょうか。
(2)先日の台風11号では本市の水防体制は万全でしっかりと機能を果たしていたのでしょうか。
(3)総合安全対策局を設置して2年が過ぎました。成果は十分上がっているのでしょうか。

大きく1項目目は 日本一安全なまち明石」の実現のための危機管理について であります。

近年の異常気象は世界的に見ても大きな自然災害をもたらしております。例えば昨年11月フィリピンを襲った超大型台風30号では死者・行方不明者は7300名を超えるなど、これまででは想像もできなかった大災害が後を絶たないのが現状です。そうした中、みなさんご存知のように我が国でも大きな災害が起こりました。8月20日広島市で発生した観測史上最多雨量の集中豪雨は一気に同時多発的な大規模な土砂災害を起こし多くの方々を飲み込んでしまいました。
今回の災害も『命あっての人生、安全安心こそが何よりも最優先』である事を改めて知らしめました。
多くの犠牲になられました方々に、心からご冥福をお祈り申し上げる次第でございます。

本市におきましても、平成16年の台風21号、23号では記録的な豪雨により市内各所で床上浸水や床下浸水、道路冠水などの浸水被害が発生し、また、平成20年7月には、突然、ゲリラ豪雨と呼ばれる局所的集中豪雨が発生し、市東部地域を中心に多くの浸水被害が発生しました。
これらの浸水被害を契機に、今後の予期せぬ災害に備え、タウンミーティング等での市民のみなさんのご意見も踏まえたハード対策とソフト対策の両面にわたる本市の総合的な治水対策である『明石市総合浸水対策計画』を平成23年にまとめ公表されております。

そこで1点目の質問ですが、本市において実際に発生した災害を踏まえ、市民参加のもと計画策定されたこの『明石市総合浸水対策計画』への取り組みは、その後着実に進められているのでしょうか?また時間雨量50ミリの対応から70ミリにシフトしようとする国の動向に本市はついていけるのでしょうか。お尋ねします。

2点目、先日の台風11号では本市の水防体制は万全でしっかりと機能を果たしていたのでしょうか。
もしや明石川の氾濫など、大雨による万が一の危機への備えとして、本市は万全を期し避難勧告等の準備を進めていたのでしょうか。また、避難勧告等の発令権者である市長さんはその時どのような行動をとられ、どのような判断をお持ちだったのでしょうか。今後の備えのために市長認識も併せて、まずはお聞かせください。

3点目、市長方針により総合安全対策局を設置して2年が過ぎました。あらゆる危機管理が求められる観点から防災安全課から局に組織機構が見直されましたが、組織改正を実施された当初からの目的は達成出来ているのでしょうか。名に劣らず、局にふさわしい成果は十分上がっているのでしょうか。また、今後、予想が困難な有事が突然発生したとしても本当に今の体制で十分に対応はできるのでしょうか?
これまでの主な取り組みと現状、そして今後の課題、取り組みも併せてお聞かせください




2、観光振興と明石港のジャリ揚場について

(1)その後の観光振興の取り組みはどのように行われているのでしょうか。
(2)明石港のジャリ揚場を市外移転もしくは廃止との市長発言はいつになったら実現するのでしょうか。

大きく2項目目は 観光振興と明石港のジャリ揚場について であります。

6月議会の本会議でもお聞き致しましたが、その後社会を取り巻く情勢は更に厳しさを増し、増税後の更なる景気の低迷は所得、消費の低迷も招き、すっかり街の活気を失わせました。また益々減っていく日本の人口は都市消滅どころか民族の存続に黄色信号をともしております。
そうした中、今の街並みを維持し、人口の流失を防ぐためには、厳しい都市間競争に打ち勝つ、魅力のあるまちづくりが不可欠です。にぎわいのある街でなければ人は赴いてくれません。そうした観点からいたしますと、観光振興への取り組みは将来へ向けたまちづくりとして一層重要性を持つものと考えられます。
しかしながら、本市においては、今一つ観光振興への取組状況に真剣さや迫力が欠けており私はこの現状に対し大きな危惧を抱いております。
にぎわいづくりに絶好の機会だった第59回全国高等学校軟式野球大会や海浜の良さをPRしてくれたアカウミガメの子ガメの旅立ちなど、せっかく明るい話題がありながら他市他府県の方々においでいただく、観光振興を促すWELLCOMモードの意気込みが感じられなかったのは私だけでしょうか。
他の自治体では、ゆるキャラが大フィーバーし巨額の経済効果をもたらすなど、企画・仕組みづくりが功をそうされたり、首長さん自らがTOPセールスに懸命に取り組まれる微笑ましい姿も見受けられます。
本市の取組は余りにも貧弱ではないでしょうか?

そこでお尋ね致します。
1点目、改めまして観光振興についての本市の認識と今後の展開を併せてお聞かせください。


2点目は 明石港のジャリ揚場について であります。
観光振興の観点からも明石海峡に面した海を活かした魅力のあるまちづくりとして、ジャリ揚場の移転を含む明石港の再整備は不可欠です。
明石港のジャリ揚場は本市の海の玄関口の機能を無意味にし、さびれていく街並みに追い打ちをかけるほどのマイナス要因である事も間違いありません。
多くの市民の方々からも、『なぜ未だここに残っているのか?』『いったいいつになったら移転するのか?』と疑問のお声が絶えないのが現状です。
では、なぜ、市役所横に、中心市街地活性化のマイナス要因で、海峡交流都市の発展を阻害するジャリ揚げ施設が放ったらかしなのでしょうか?
それは、「何がなんでも移転させる」といった、本気で移転させる気迫が無いからです。
移転反対運動が起こるや否や、事なかれ主義で計画を蔑ろにしてしまう不甲斐なさはもう市民のみなさんはご存知です。
一部に移転反対運動が起ったからと言って、移転計画を棚上げにする行政に将来を真剣に考えるまちづくりの意欲と責任感があるのでしょうか?
市長さんが熱心に見直しに取り組まれた現・明石駅前再開発事業の根拠となった明石市中心市街地活性化基本計画において、駅前再開発計画と双璧をなす中心事業である明石港再整備事業に関する利活用計画については、これまでの本会議答弁においても、平成27年度末までに作成する旨再三ご答弁してこられた事を泉市長さんが十分ご認識されていることは周知の事実であります。
本来、観光振興、賑わいづくりに不可欠なこの中心市街地活性化基本計画の基本方針は、駅前地区の再開発と明石港の利活用により人の新たな流れや滞留を産み、そのことにより中心市街地に新たな活気を作り出そうとするものでした。
本市にそのような考えがあったからこそ、これまでの本会議答弁においても、市当局は平成27年度末までに、明石港周辺の利活用計画を策定し、計画に基づいた利活用を進めていくと再三表明して来られたわけであります。
また当然、この中心市街地活性化基本計画の認可をした国も本市が計画どおり実行すると認識している事でしょう。仮に、もし、本市が計画どおり実行しないのであれば、市長さんが熱心に取り組んでおられる図書館を中心とした駅前再開発事業に一体どの様な意味があるのでしょうか?明石港再整備事業が伴わないで、中心市街地への人の流れと賑わいづくりができるとお考えなのでしょうか。
平成26年9月の今日現時点におきましても、明石港の利活用計画の策定の取り組みは全く動きがありません。また、この間、計画に極めて重要な意味を持っていた旧フェリー乗り場跡地につきましても、市はただ手をこまねいて民間への売却を傍観したままで、何ら効果的な手立ても講じませんでした。
昨年12月議会での市長発言『明石港ジャリ揚場は廃止もしくは市外移転させる』旨の発言はその場しのぎの全くの虚偽発言だったのでしょうか。或いは『廃止もしくは市外移転』の市長さんの意思は全く無視され担当部局が市長さんの意思に反し全く動こうとしないのでしょうか。もしそうであるなら、強烈なTOPダウンやコロコロ人事などに起因する市職員のやる気を失った組織のゆるみの一端と非難されても否めません。
放ったらかしの現・明石港ジャリ揚場が一日も早く消滅する事を祈る次第であります。
そこでお尋ねいたします。
明石港のジャリ揚場を廃止もしくは市外移転!との市長発言は一体いつになったら実現するのでしょうか。
何のビジョン、見込もないのでしょうか?
このままでは、多額の経費を投入する駅前再開発事業の投資効果にも疑問符が付くのは間違いのないところです。
この間、市長発言を踏まえた現場サイドの動きも併せてお聞かせください。

以上で一回目の発言を終えます。