平成25年(2013年)12月9日登壇
1、「日本一安全なまち明石」の実現のための危機管理について
(1) 大震災対策は万全なのでしょうか。
(2) 防災上も問題となっている空き家対策は万全なのでしょうか。
(3) (仮称)いじめ・いやがらせ・虐待防止条例の制定はやはり無理なのでしょうか。


大きく1項目目は 「日本一安全なまち明石」の実現のための危機管理について で あります。

本市は大蔵海岸でのあの2つの悲しい大きな事故の教訓から、全庁あげて『命を尊び、安全安心が第一』をモットーに励んでまいりました。
当時、事故関係部局の産業振興部や土木部といった垣根を取り払い、本市の安全対策の総括に総務部内に防災安全課を設置し、市民の方々からのどんな些細なお声にも真摯に耳を傾け、また、市民の皆さんに安全安心の参画を呼びかげた事も記憶に新しいところです。
泉市長さんにおかれましても、かねてより、『誰もが安全で安心して暮らすことが出来るまちをつくることは、市民に最も身近な基礎自治体に課せられた大きな使命であり、安全・安心のまち明石を目指してまいります』旨と、再三表明してこられました。

そこでお尋ねいたします。

1点目、残念ながら、もう皆さんご承知のようにいつ発生しても不思議でないとまで称されております、「東海」「東南海」「南海」の大地震は日本最大級の地震と言われております。本市にも甚大な被害をもたらす事は報道の通りであります。万全は無いにしましても出来うる限りの減災対策を促していただきたいと存じます。その後の本市の大震災対策への取り組み状況についてお聞かせください。

2点、は 防災上も問題となっております空き家対策です。
もうすぐ条例化と思っておりましたが、国の法整備の関係で本市の条例制定にタイムラグが生じている事は存じます。・・が早期の条例化を求めます。
民間地の空き家は時には管理不足で倒壊や不審者の侵入などで事件・事故も招きます。
現にこの市役所の北側の道向かい、当時の空き家では突如夜半に火災が発生し、近隣住民は不安な一夜をすごしました。原因は火の気の無いところからの出火、つまりは第三者の所業です。以前から中崎小学校のお子さんが不気味な空き家の前を通る際に恐怖を感じスクールガードの方に相談され地元の防犯団体も定期的なパトロールを警察と協力し人目に付くよう行っておりました。それでも出火がおこりました。
もし、条例化で事前の対策が講じていればと悔やまれます。
現段階での市民の皆さんを守るための「空き家条例」に向けた取り組みをお聞かせください。

3点目の(仮称)いじめ・いやがらせ・虐待防止条例の制定ですが、命を尊び、広くお子さんから高齢者まで、弱者を被害から守る本市のスタイルにふさわしい条例制定を期待し以前にもお尋ねいたしておりますが一向に前向きに取り組む様子が見えてまいりません。他市では『いじめ条例』は制定出来ても本市では優秀な弁護士職員の大量採用を行ってしても、やはり、無理で「作れない」のでしょうか、お聞かせをください。



2、人口減問題について

(1) やはり人口増策はないのでしょうか。
大きく2項目目は 人口減問題について であります。


本市1830億円の平成25年度予算は29万6千人(本年4月1日現在)の皆さんに支えられております。
人口は税収を左右しますし、税収392億円見込みは本市の財政にとりまして大きな柱であります。

そうした中、本市の人口の状況を振り返ってみますと、この14年間でマイナス4415人(平成11年と平成25年の10月1日比)となっております。この10月1日時点では29万0909人となっており、近いうちに29万人を下回るのではないかと思われる状況で、このままで何ら具体的な対策を講じないのであれば、人口減に甘んじる、転落行政の成りの果てが現実となってしまいます。

いつまでもこの明石市の姿が続くには人口減現象を食い止める知恵が必要です。

もし、兵庫県が予測されました『近未来2055年の明石市の人口18万人に!』が本当に実現してしまいますと、税収ダウン↓予算縮小↓借金比率増大↑財政難なら福祉、教育ほかサービス低下↓財政難から住民税アップ↑水道料金値上げ↑などは必須です。

一方、人口を増やすためには当然、住むところが必要です。住環境に付随し働くところも無くては生活できません。

市として、税収増につながる人口増対策をはじめ、地域経済活性化策の意義をどのようにとらえているのでしょうか。最優先課題として、創意工夫をこらし、全庁挙げて取り組むお考えはないのでしょうか。

そこでお尋ねいたします。

以前にもお尋ねいたしておりましたが、その後の人口増策の取り組み、成果を、お聞かせください。




3、高齢者福祉について

(1)超高齢社会に向けた今後の見通しは。



大きく3項目目は 高齢者福祉について であります。

医学の進歩などにより、今日の平均寿命は大きく伸び、人生80年の時代を迎えました。人間が長寿を全う出来ることは誠に慶ばしい限りであります。しかしながら一方で、社会として子孫を生み育む努力を怠ったツケが今日少子化社会を生じ、行政のみならず経済活動にも暗い影を落しているのが現状です。出生率の低下すなわち人口維持に必要な2.1を下回る1.4%が示しますように高齢者を支える若い世代が少ないことから、わが国は今後ますます超高齢化社会へと向かうこととなります。

65歳を越える人口比率は1935年では5%で、2000年では17%、2025年では30%見込みと少子化をもたらした大きなツケは確実に老後の安心を不安に変えてしまいます。

そうした中、国の指針にもありますように本市も高齢者の方々が尊厳を保ちながら暮らし続けることができる社会の実現を目指して、介護が必要になっても、住み慣れた地域や住まいで尊厳ある自立した生活を送ることができるよう、質の高い保健医療・福祉サービスの確保、介護保険制度などにも取り組んでおります。

ところが、年金は減り、消費税がアップする時代、介護保険料の負担も当初の2938円から直近の改定で4980円と負担増を強いられる事態となっております。

今後、産業振興や雇用・所得・人口増策などもなく、政策の失敗を高齢者にツケをまわす様な負担増や高齢者切捨てのサービス低下の横行がないよう願う次第でもあります。

そこでお尋ねいたします。

超高齢社会を乗り切る本市ならではの対策をどのようにお考えなのでしょうか。

例えば介護保険料の負担増を招かない工夫、守りの姿勢や現在の行政サービスを堅持する工夫や大元の市の収入を豊かに、増やす取り組みなども、あわせてお聞かせください。




4、時のまち明石の天文科学館について

(1)年始開館はどのように行われるのでしょうか。


大きく4項目目は 時のまち明石の天文科学館について であります。

天文科学館が示します『東経135度日本の標準時』はこの明石の誇りです。

本市は東経135度、日本標準時子午線が通る「時のまち」として知られ、その子午線の真上に建てられた本市のシンボル、地上50メートルを超えた、明石市立天文科学館の展望台からの絶景は、あの100万年の旅を終えたアイソン彗星の黄昏のように、古くは旧石器時代の明石原人、明石城、明石海峡大橋といった、時を越えた本市の歴史ロマンをも彷彿とさせ、風光明美な景色も満喫できる絶好のスポットとも言えるのではないでしょうか。

“時”や“宇宙”に関する知識の発信は大宇宙への関心を深めますし、子どもの入館料無料化の実施は本市ならではの取り組みでもあります。

また、年末年始は直近民間施設に日に数万人もの来場がある事から、『なぜ、天文科学館は開いてないの?』『せっかく大勢の人の往来があるのに・・』とのお尋ねのお声も耳に致しておりました。

そうした中、この度、その天文科学館の年始開館に関するお話が飛び込んでまいりました。

年始にふさわしい晴れやかな・安全・安心の賑わいが広がることは大いに結構ですが万全を期して望んでいただきたいと存じます。

そこでお尋ねいたします。

例年になく来年は元旦から天文科学館はオープンされるとのことですが、新たな試みに至った事業目的・その意義及び経緯についてお聞かせください。なお、年始早々の大惨事は許されません!当日は大勢の方々が近隣の民間施設に往来されておられることが予測されます。もし、会館の入場定員を上回る入館希望者が殺到された場合や、身動きが取れないほどの混雑が生じないような誘導方法や警備、雑踏事故防止策などは万全なのでしょうか?あわせてお聞かせください。


5、海を活かしたまちづくりについて
(1) 海峡交流都市を標榜する本市の取り組みは。
(2)いつになったら明石港のジャリ揚場は移転させるのでしょうか。
(3)フェリー乗り場跡地の開発事業への対応について


最後の項目は 海を活かしたまちづくりについて であります。

明石と言えば『タイやタコ』と称せられますように、豊富な海産資源にも恵まれた本市は古くから魚のまちとしても広く知られております。

また、明石海岸は、瀬戸内海で唯一アカウミガメの帰ってくる海浜でもあります。『ウミガメの帰ってくるきれいな海』など、この恵まれた東西約16キロの美しい海岸線を活かしたまちづくりをはじめ、明石海峡を挟んだ淡路や瀬戸内の各地域との交流など、海峡に面した地の利や素晴らしい景観、豊かな産品をもっと明石のまちづくりに活かしていかなくてはならないのではないでしょうか。

そこで1点目のお尋ねです。

海峡交流都市を標榜する本市のこれまでの取り組みをお聞かせください。

2点目は明石港のジャリ揚場移転に関してお尋ねいたします。

海峡交流都市を標榜する本市にとりまして、水産資源の活用のみならず海上交通の要衝であります明石海峡に面した海を活かした魅力のあるまちづくりとしてのジャリ揚場の移転を含む明石港の再整備も不可欠です。

現在本市におきましては、多額の経費を投入する駅前再開発事業が着々と進められております。この駅前再開発事業の根拠とされる明石市中心市街地活性化基本計画において、駅前再開発事業と言わば双璧とも称すべき明石再整備事業への具体的な取組みが全くと言って良いほど何も行われておりません! 中心市街地活性化の基本方針は、駅前地区の再開発と明石港の利活用により人の新たな流れや滞留を産み、そのことにより中心市街地に新たな活気を作り出そうとするものです。本市にそのような考えがあったからこそ、これまでの本会議答弁においても、市当局は平成27年度末までに、明石港周辺の利活用計画を策定し、計画に基づいた利活用を進めていくと再三表明して来られました。しかしながら、平成25年12月の今日現在においても、明石港の利活用計画策定の取り組みは全く姿を見せておりません。また計画に必要な旧フェリー乗り場跡地の民間売却についても、市はただ手をこまねいてきただけで、何ら効果的手立てを講じてはおりません。このままでは、多額の経費を投入する駅前再開発事業の投資効果に大きな疑問がつきかねません。

そこでお尋ねします。

本当に平成27年度末までに利活用計画は仕上がるのでしょうか。そして、一体、いつになったら明石港のジャリ揚場は移転するのでしょうか。お聞かせ下さい。

3点目は、明石港と淡路島の岩屋港の往来を果たしていた、たこフェリーの乗り場跡地の開発事業への対応に関してお尋ねいたします。

泉市長さんはたこフェリーの再開を公約に掲げ市長に当選されました。でも、その後、フェリー再開には何ら有効な手立てを講じることなく、あっという間にフェリー社は解散に追い込まれ、現在はフェリー乗り場跡地にはマンションの建設が進められようとしている次第です。

政治は結果ですが、プロセスもなく、『特別背任罪』の泉市長発言のフレーズしか印象に残っていないのは私だけでしょうか。

海のまち、海峡交流都市・明石の南の玄関口の大きな柱を失い、その砦も激変してしまった、この失政を泉市長さんはどの様に受けとめているのでしょうか。

また、公共性の高かったフェリー乗り場の跡地の開発事業への対応について、今後もマンション計画をただ手をこまねいて傍観しているだけなのでしょうか。

まずは市長さんご自身のお考えをお聞きかせください。

以上で一回目の発言を終えます。