2011.06.21登壇 
(北川貴則 本会議登壇・1回目 質疑発言内容)・・・


1、総合浸水対策について
(1) 新市長による組織体制のもとでの、台風、ゲリラ豪雨等への取り組はどのようにおこなわれるのか

大きく1項目目は 総合浸水対策について であります。


本市はこの5月より、泉新市長をトップとした、新たな組織体制になりました。
今後、市政の各施策におきましても、新市長のカラーを打ち出し、大いに変革を成し遂げる事とも存じます。
そうした中、本市の従来からの懸案・取り組みの一つとして、市民の皆さんの生命・財産を守る総合浸水対策に関しましては未だ、道半ばかとも存じます。
 
例えば台風、ゲリラ豪雨などの水害に関しまして、先月発生した台風2号では、マスコミ紙面等を拝見しますと、鹿児島県屋久島では、5月29日未明までの24時間降雨量は457.5ミリと観測史上、最多の記録を更新し、       
県下におきましても、洲本市や豊岡市などで、29日の24時間降雨量が、5月の観測史上最多記録を更新するなど、強い雨が降り続き、土砂崩れや道路冠水などの被害が多々あったそうであります。
 
本市におきましても、その28日から降り出した雨は、強さを増して、29日の24時間降雨量は100ミリ超え、5月の1日降雨量としては、観測史上最多との事でした。

以前には、平成16年、あわや『明石川が決壊寸前!』また、昨年夏の集中豪雨時では、江井ヶ島地区に『自主避難』・・と緊張が走った事態もありました。

これまでの雨水管整備事業などのハード面での進捗状況も気になるところでもあります。

そこでお尋ね致します。

このような大型台風、ゲリラ豪雨などの風水害への対応として、市民の皆さんの安心・安全を守るため、今後、新体制の下ではどの様な体制で取組んでいくのでしょうか。総合浸水対策の進捗状況もあわせてお聞かせ下さい。

2、行革の成果と魅力のあるまちづくりについて

(1) 平成22年度の一般会計の決算見込みについて
(2) 財政再生団体に陥らないための取り組みは、成果を出せているのか。
(3)健全財政に不可欠な安定税収確保策はどのように考えているのか。また、中活をはじめ、にぎわいづくりや子育て支援の充実など他市他府県からも転入希望が増加し、人口減社会の中での人口争奪戦に打ち勝つような魅力ある施策、まちづくりの推進は?

大きく2項目目は 行財政改革の成果と魅力のあるまちづくりについて であります

本市の財政にも時に、大きな影響、関係の深い国の財政状況は、このたびの東日本大震災に伴う財政支出やこれまでの赤字国債の発行の状況を踏まえますと、言うまでもなく、非常に厳しい状況にあります。

国の借金、普通国債残高は、増加し続け、今年度末には668兆円を超え、国民1人あたり・・・524万円の負担になる見込みとのことだそうです。
このような国の財政運営に係る大きな動きが、今後の私達の地方財政にどう影響するのか、大変、先行きが懸念されます。

「まさかの破綻・・・」など、窮地に陥られた他都市さんのご様子をメディア等でお知りの多くの市民の皆さんは、「もし明石市が破綻すれば大変」「明石市は大丈夫?」と心配されているのも事実であります。本市が決して破綻しない事を祈る次第であります。

さて、聞くところによりますと、本市におきましては、今後、明石駅前南地区市街地再開発事業いわゆる中活事業や市庁舎の建て替えの準備、また、市長選の公約でもありました中学校給食の実施など、市の財政負担が大きくなる事業が予定されていることから、数年先までの収支見込みを試算したところ、泉新市長の任期満了となる平成27年には、財政基金などの残高がマイナスになる懸念があるとのことであります。

そうした中、健全財政に不可欠な安定した税収の確保には、市民税、すなわち人口の増減や地域経済・雇用・所得にも大きな影響を及ぼす地場産業の育成、企業誘致などの産業振興策が大きなウエイトを占めるかとも存じます。県が予測された近未来、『明石の人口は29万人が18万人になりますよ』といった予測が本当に当たれば、人口が減って、税収も予算も減り、借金だけが重くの圧し掛かる、『破綻』に陥るかもしれません。

でも、ひょっとしたら『高負担・低サービスでも構わない!』とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません!

それを選択されるのも市民の皆々様です。

でも、もし、今の人口、予算規模、行政サービスを維持することを選択されるなら、自然減の人口を+−ゼロを維持するには増やす努力をおこなって初めて成し得るのではないでしょうか!

この明石だけでも、『出生率を高めることも』有効かもしれませんが、『住むところと働くところ』を配慮しながら、いかに多くの方が他市他府県からこの明石に魅力を感じていただき、移り住んでいただけるか、『都市間競争・人口争奪戦』に打ち勝てるかが、今後の大きな課題ではないでしょうか? 例えば、乳幼児の医療費ゼロやこれから目指す・保育所の待機ゼロなど、『子育てするなら明石で』といった本市ならではの政策発信やシャッター街を払拭し、にぎわいと活気あふれるまちづくり、すなわち、本市の玄関口・明石駅前・中心市街地活性化の推進など、WELL COME明石の『魅力のあるまちづくり』を積極的に展開する攻めの行政の姿勢も必要ではないでしょうか!              

そこでお尋ね致します。

1点目、平成22年度の一般会計の現時点における決算見込みについて、市税収入や基金など、主な数値について、まず、お聞かせ下さい。
2点目、財政再生団体に陥らないための取り組みはその後、成果を出せているのでしょうか。また、基金が減っていく中、財政再生団体に陥らないための今後の具体的な取り組み方針もあわせてお聞かせをください。
3点目、そうした健全財政に不可欠な安定税収確保策はどのように考えているのでしょうか。
お考えをお聞かせ頂きたいと存じます。


3、子育て支援の充実について
(1)その後、子育て支援は順調にすすんでいるのか。また、保育所の待機児童解消策はどうなっているのか
(2)その後、小学生の放課後の居場所づくりは順調にすすんでいるのか。

大きく3項目目は「子育て支援の充実について」であります。

世界の人口は69億人を超え、増加の一途にある中、私達の日本では、合計特殊出生率1.39%は人口減の現象を招き、将来、現在の経済情勢や社会保障制度を維持する事は困難・到底不可能な状況となることは明らかとも言われております。


少子化は国家の在り様を左右する深刻な問題です。戦後復興と今日の経済大国日本に多大なご貢献をなさってくださった我々の人生の先輩方に豊かな生活を送っていただくためにも「次の世代づくり、育成」は欠かせない我々の責務であります。

少子高齢化が進んだ今日、これまでになく「子育て支援の充実」が求められております。
 もう以前にも、何度ともなく、お尋ねを致しておりますが、子を持つ親ごさんにとっては、「子育て支援に力を入れてほしい」という願いは普遍のものであるとも思います。

例えば先進国フランス?では「合計特殊出生率が94年の1.65%から、現在大きく回復され2%を越えた・・」そうであります。
わが国でも、ようやく2005年(平成16年)の1.26%から2010年データー1.39%へと改善が見受けられました通り、努力次第でもっともっと出生率を改善する事ができると思います。

そうした中、前北口市長さんは就任以来まさに「子育てするなら明石で!」をスローガンにさまざまな子育て支援施策を展開されておりました。
ここで、ほんの少し振り返ってみますと、「こども室」「子育て支援課」の新設から、この8年間で750名増の「保育所定員の拡大」、この間、全公立保育所では延長保育(1時間)の実施(H18.4〜)、また「ファミリーサポートセンター事業」の開始や「居場所つくり 放課後児童クラブの充実、と保育料値下げ」さらには、「あかし子育て支援センターも 開設」し(H16.12〜)、「移動プレイルームの実施」(H17.7〜)、や「育児支援 家庭訪問事業の実施」(H17.10〜)、「妊婦 健康診査への助成」(H18.7〜)「乳幼児等 医療費助成」そして、すべての小・中学生の皆さんの「入院費 無料化制度」などなど 充実した子育て支援を展開されました。

本市のような30万都市におきましても、就労人口の減少と共に、女性の方々の社会でのご活躍が必要不可欠な時代に「保育所の児童待機」は「安心して子どもを育みたい・・」という悲痛なメッセージでもあります。

恐らく新市長さんも多くの皆さんのご期待の大きい 「待機ゼロ」への挑戦や、はたまた、駅前保育や雨の日も乳母車を押してこの本庁まで訪れる事なしに保育受付業務そのものもを駅前窓口化にして利便性を高めるなど、明石ならではの、心の通う子育て支援策にも、励まれるのでは・・と大いに期待するところであります。

そこでお尋ね致します。
1点目、現状として、その後、子育て支援は順調にすすんでいるのでしょうか。また、保育所の待機児童解消策はどのように行われているのでしょうか

2点目は先程来のお話の通り「出生率を高め、少子化を転ずるには、安心してお子さんを育む環境づくりが不可欠」であります。一例に、これ以上お子さん達が犯罪にあわない為にも今や子育て支援になくてはならないのが、お父さん、お母さん方が就労により、留守家庭となります場合の「安心して過ごせる放課後の居場所づくり」でもあろうかとも存じます。


その後、小学生の放課後の居場所づくりは順調にすすんでいるのでしょうか。お聞かせ下さい。



4、2011明石のウミガメについて(1)上陸・産卵時期を迎えた本年度のウミガメ保護に関する取り組みはどのようにおこなわれるのか。

最後の項目 大きく4項目目は 2011明石のウミガメについて であります。

「明石の海岸環境の保全」という視点と市民の皆さんに「夢」を与えてくれます、明石の浦島太郎物語なる話題について今回もお尋ね致したいと存じます。

もう皆さん ご存知のように、2008年6月には当時3年ぶりのアカウミガメの上陸・産卵が松江海岸で確認され、そして子ガメ達のふ化、が ありました。
瀬戸内海での産卵は近年、本市のみとのことで、
本市では今まで数えます事、計18回の上陸と16回の産卵を確認し、約1千頭の子ガメ達がこの明石の砂浜から大海原に向かって元気に旅立ってゆきました。

もう私ごときが申し上げるまでもございませんが、遥か彼方より訪れ来てくれる明石のウミガメは環境問題を語る上でも、又、レッドブックにも載って入るような稀少生物で、その産卵場所である明石の海浜のすばらしさを内外にも示してくれておりました。私達、明石市民と致しましては、是非、この「ウミガメ」と「素晴らしい海岸」を、次の世代に引き継ぎ、人と自然の共生のあり方を常に考えて、更なるウミガメ保護の施策の展開を行うべきだと考えます。
 

以上、今回も多くの市民の皆さんのウミガメ保護に対します、あたたかい眼差しとご尽力に敬意を表し乍も、その保護をより一層進めていただきたいという立場からお尋ね致します。

上陸・産卵時期を迎えた本年度のウミガメ保護に関する取り組みはどのようにおこなわれるのでしょうか。また、
上陸産卵に訪れる貴重な明石の海岸PRについてはどのように取り組むのでしょうか。あわせてお聞かせをください。

以上で一回目の発言を終えます。