(北川貴則 本会議登壇 発言内容)・・・

1、議員提出議案第6号、明石市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定のこと(議員定数2議席削減 案)

 ただいま上程議題に供されました議員提出議案第6号、明石市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定のことにつきまして、提案理由の説明をいたします。

 明石市議会におきましては、平成15年3月の定例市議会で33名から31名に削減され、現在に至っておりますが、議員定数につきましては、議会の機能を考えれば、地域の行政需要を的確に行政に反映することができるのかが重要な視点であると私たちは思っております。

 明石市は、現在13のコミュニティ区に分かれておりますが、各地域とも基本的なインフラはほぼ整備され、今では明石市には大きな地域格差は存在しないのではないでしょうか。また、全市域がおおむね平坦地で、比較的人口が密集しており、市域内には東西を走る鉄道が2本、幹線道路が2本あり、交通の便にも大変恵まれております。このようなことから、今後は各コミュニティ区単位ではなく、明石市全域が1つのコミュニティ区であるといった全市的な視点で行政を考えるべきであると思っております。

 また、本年4月、明石市にも自治基本条例が施行されましたが、これによりまして市民、行政、議会の役割が明確になり、地域のことは地域で考えるという仕組みが確立いたしましたので、私たち議員は、地域の代表から明石市民の代表であるとの意識の変革を遂げなければなりません。

 現在、明石市の議員定数は31名でございます。市民の皆様からも、議員数が少し多いのではとのお声をよくお聞きいたします。我々議員一人ひとりが明石市民の代表であるという認識を持ち、全市的な視点で行政を考えていくならば、議員定数の削減は可能でございます。

 来年、2011年には統一地方選挙が実施されますことでもあり、今期のこの議会に明石市議会議員定数条例の一部を改正する条例、すなわちは2議席削減を提案をいたします。議員各位におかれましては、本提案の趣旨を十分ご理解の上、ご賛同をいただけますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
 
 提案者、石井 孝、遠藤恒司、北川貴則でございました。