2010.09.14登壇
(北川貴則 本会議登壇・1回目 質疑発言内容)・・・
1、総合浸水対策について


(1)  その後の進捗状況はどのようになっているのか

大きく1項目目は 総合浸水対策について であります。
『天災は忘れたころにやってきた!』というべきなのでしょうか?かつての時の台風16号のみならず、今年は記録ずくめの猛暑が続いた夏の終わりの台風9号の日本上陸が、記録的大雨と共に多大な被害をもたらしました。
その9月8日の様子を振り返ってみますと、「台風9号と南からの暖かい湿った空気の流れと、前線が相まって、記録的な大雨が各地で被害を広げた」とのことでした。

台風9号から変わった熱帯低気圧の影響は計り知れず、警戒していたにも関わりませず、土砂災害、浸水、増水など、多くの皆さんも報道・メデア等でご覧になられましたように、滝のようなに泥水が流れ 住宅の裏山が崩れ、家屋が押し流されたり、河川敷まで増水した川では、止めていた車が次々と流され、はたまた、木の上で救助を待つ方のご様子や浸水対策を万全にされていたはずの都市にも水はあふれ、その首都東京では地下鉄の駅が雨漏りをし、下水管でさえ増水のために破損しその隆起した道路や濁流が路面を覆う などなど、自然の驚異に成すすべのない切なさをも感じてしまいました。

この先、人類のもたらした温暖化の影響などで、予想もつかない大災害が生じてしまうのではないかと、心配でもあります。本市もいつ、このたびの、神奈川県山北町のように半日で雨量が500ミリ近くに達した大雨が起こらないと言い切れない以上、浸水対策に関しては「いざ・・」という事態に備え、少なくとも出来うる限りの対策を市民の皆さんの「生命と財産」を守る本市の姿勢と共に推進してゆかなければならないと存じます。

そこでお尋ね致します。

安全・安心・備えあれば憂いなしの観点から、総合浸水対策はその後、どのように進められているのでしょうか。
進捗状況をお聞かせ下さい。



2、子育て支援の充実について

(1)  その後、子育て支援は順調にすすんでいるのか。また、保育所の待機児童解消策はどうなっているのか

大きく2項目目は 本市の子育て支援の充実について であります。

厚生労働省の報告によりますと今年4月現在、認可保育園での待機児童数は2万6275人で、定員増を講じているのもかかわりませず、「全国的に待機児童数は3年連続で増加している」との事だそうです。
保育園が見つからず困っているお母さん方にとりましては育児に精一杯で、更なる子づくりには大きな不安があるそうです。

この待機児童の問題は、本市でも同様の重要な課題であろうかとも存じます。
もう以前にも、何度ともなく、お尋ねをいたしておりますが、子を持つ親ごさんにとりまして、「子育て支援に力を入れてほしい」という願いは普遍のものであると思います。

今日の「出生率1.3人台」は、人口自然減現象を招いております。人口学的に長期的に人口が安定的に維持される合計特殊出生率(1人の女性が一生の間に産む子供の数)は、国連は2.1と推計しているそうですから、いかに多くのお子さんを産み育んでいただけるかが日本の未来の大きなカギを握っております。

例えば、先進国の中でもフランスでは1995年の出生率1.65人を2006年に欧州最高水準の2.01人にまで回復されたとの事です。
聞くところによりますとフランス政府は出生率を2.07人にまで改善させる事を目標と定め、各種の福祉制度や出産・育児の優遇税制を整備し、女性の勤労と育児を両立させる「保育ママ制度」、や 子供が多いほど課税が低くなる『N分N乗税制の導入』や育児手当を20歳にまで引き上げる施策、又、各公共交通機関や美術館などでの家族ぐるみの割引システムなども実施されたそうです。
抜本的な少子化対策は国政の課題ですが、本市で多くのお子さんを育んでいただく為にもそろそろ幼保一元化や無認可保育園との連携をはじめ、東京都港区のように小学校の空き教室を保育室に利用された様子など有効と評されるさまざまな手法を用いまして、「待機児童ゼロ」を目指す事が大いに必要ではないでしょうか。

また、最近では育児に積極的に参加される男性・「いくメン」や「お孫ブック」や「孫育て講座」が好評とのことです。
厚生労働省の統計では全国のファミリーサポートセンターでの60才以上の男性は3年間で倍増しているそうです。
「定年後の生きがい」や「世の中の役に立てる」など参加動機は多様ですが「孫の育児がしたい」という祖父が増えている現実を待機解消の有効な手立ての1つとして、もう一工夫すれば、お孫さんのみならず育児に参加希望をされる祖父力・シルバー世代・男性陣の積極参加を生かした、「ソフリエ」ブームなるものがもし、功をそうせば、担い手・人材不足に悩んできた子育て支援の充実は一層図れるかもしれません。
「子育てするなら明石」で と称されるような、北口市長さんが先頭に立たれての新たな施策の展開に期待が寄せられます。

そこでお尋ね致します。
1点目
「生まない、産めない理由」を吹き飛ばす、本市ならではの「子育て支援策」として新たな取り組みや「待機ゼロ」を目指す本市の 待機児童 解消策 は順調にすすんでいるのでしょうか?
2点目
多くのお母さん方が希望される「子育て環境向上」として、小学生の放課後の居場所づくりも安全・安心が欠かせません。安心して小学生のお子さんを育む環境整備も少子化対策・出生率UPには欠かせない安心要因の一つです。

その後の取り組みをお聞かせいただきたいと存じます。


3、海のまち 明石の取り組みについて
(1)  これまでの取り組みはどのようのおこなわれてきたのか。
(2)  南の玄関口・明石港の将来像をどのようにとらえているのか。
(3) 存続が危ぶまれるタコフェリー。海のまちの観点から本市の思いは如何なものか。一民間企業に経営上の公金支援ができない中で、仮に、このまま、競争原理のもとでなくなってしまってもいっこうにかまわないのか。

最後の項目は 海のまち 明石 の取り組みについて であります。

30万都市・明石の海岸線は約16キロメートルにも及び、古から豊かな恵みとその景観は文化・芸術をも育み、明石といえは「海」と、誰もが認める本市の特色ではないでしょうか。
特に本市のきれいな砂浜には今年の暑い夏も避暑行楽の海水浴も盛況とのことで、今後も「海や魚」といった明石らしさを生かしたまちづくりと共に、様々な企画で「海のまち」を楽しんで頂く賑わいイベントなども活発に展開されることを心から期待致たすものであります。

さて、海のまち・明石の南の玄関口は明石港であります。中心市街地整備の核事業として、明石港の再整備事業が強力に推進されることを、多くの市民の皆さんが待ち望んでおられます。現・ジャリ揚場が移転予定地先の方々のご同意で晴れて移転されれば、その跡地約2万平米には大橋バックに集客スペースとして他市他府県からの来明を可能にする観光バスの駐車場や今の本市にはない、さまざまな施設が姿を現す事でしょう。

また、その明石港といえば、明石と淡路を結ぶ 海上 公共交通 としてのたこフェリーがすっかりお馴染みとなっております。
最近は「車中泊」がブームになるなど、全国的に高速道路値下げには評価の声も聞きますが、上限1000円の大幅割引、現・明石海峡大橋の通行料の値下げは、かつてのフェリー利用車両の激減をもたらし、たこフェリーの航路存続が極めて困難な事態を招きました。
競争原理とはいえ、この明石海峡大橋の料金値下げは、現・タコフェリーには大打撃となりました。

明石と淡路との、この海上航路は淡路島の方々には必要不可欠な生活の足であり、明石と淡路との人と物の交流が双方の発展に大きく寄与してきた歴史的な経緯もあります。また、この航路は海のまち・海峡交流都市を標榜する本市にも多くの経済波及効果をもたらしてくれます。単なる経営上の事情で唯一の 海上 公共交通 が存続できなくなる事はこれまで積み上げてきた歴史をも閉ざすことになり、はなはだ残念な思いをぬぐえませんし、また、いつ通行不能になるかもしれない大橋の代替交通機関・「フェリー航路 を簡単につぶしても良いのか・・」と、疑問の思いもございます。
海峡交流都市・明石の南の玄関口づくりにも、なくてはならない海の航路の確保を、今後、どのように考えていくのか、今一度、みんなで考えてみては如何でしょうか。


そこでお尋ね致します。
1点目、海のまち 明石・その強みを生かした「にぎわい」づくりに不可欠な、きれいな海・明石の海浜環境整備はどのようにおこなわれてきたのでしょうか。

2点目、海のまち 明石 として、その活性化に大きな役割を果たすと考えられます、「南の玄関口・明石港」の将来像をどのようにとらえているのか。今後の再整備に向けた本市としての展望をお尋ねいたします。

3点目、存続が危ぶまれるたこフェリー。海のまちの観点も含め航路存続への本市の思いは如何なものなのでしょうか。一民間企業に経営上の公金支援ができない中で、仮に、このまま、競争原理のもとでなくなってしまってもいっこうに構わないのでしょうか。苦悩の中で、本市がこの間取り組まれた様子なども合わせてお聞かせ頂きたいと存じます。