2010.06.18登壇
(北川貴則 本会議登壇・1回目 質疑発言内容)・・・

1、財政状況について
(1)平成21年度の一般会計の決算見込みについて
(2)財政再生団体に陥らないための取り組みはその後、成果を出せているのか。また、基金が減っていく中、財政再生団体に陥らないための今後の具体的な取り組み方針は?

大きく1項目目は 財政状況について  であります。

一昨年のリーマン・ショックから回復しつつある世界の景気に、ブレーキをかけるような出来事が、昨今、報道などで取り上げられております。
他国の事とはいえ、ギリシャの財政危機に端を発した世界的な信用不安の広がりであります。そのギリシャにおきましては、国内総生産(GDP)の約1.2倍の借金があるとのことです。
このことは、決して、「対岸の火事」という状況ではございません。
私達の日本におきましても、財政状況は一段と厳しさを増しており、確か、平成22年度の国家予算では、戦後初めて当初予算で税収が公債発行額・いわば赤字国債発行額を下回りました。また、国と地方の長期債務残高は平成22年度末で860兆円超との事で、GDPの1.8倍にのぼるなど、さきほどの財政危機にあるギリシャの1.2倍を上回る状況にあります。また、先進国の中でも最悪のレベルにあるとのことです。
このような危機的な財政状況のなか、国においては財政健全化計画の策定を行うとのことであります。
本市におきましては、これまで国に先立ち、行政改革に積極的に取り組み、その成果が、地方債残高の削減(7年間で約300億円)、やここ数年の10%を切った市の実質公債費比率などにも表れていると思っておりますが、地方行政の「まさかの破綻・・・」など、窮地に陥られた他都市さんのご様子をメディア等でお知りの多くの市民の皆さんは、同様に「もし明石市が破綻すれば大変」「明石市は大丈夫?」と心配されているのも事実であります。油断は大敵・・決して赤字再生団体に陥らない事を節に願いながら、2点について、お尋ね致します。

1点目、平成21年度の決算見込みについては、既に出納整理期間も「終了された」とのことですから、その概要は、おおよそのところ見当がつく状況と考えます。平成21年度の一般会計の現時点における決算見込みについて、市税収入や基金など主な数値についてお聞かせをください。

2点目の質問ですが、厳しい財政状況のもと、本市が財政再生団体に陥らないため、これまでもさまざまな取り組みがなされてまいりました。その成果は十分出せているのでしょうか。また、基金はどんどん減っていきます。
財政再生団体に陥らないため、今後どのような具体的な方針のもと、財政運営を行おうとされているのでしょうか、お考えを お聞かせいただきたいと存じます。


2、人口問題について
(1)『人口減少社会』日本の課題である人口減現象をどのようにとらえているのか。
(2)もし、兵庫県の予測・2050年明石の人口30万人→18万人が実現してしまうと本市の行政運営はどのようになるのか。
(3)もし、今後、本市も人口減少がはじまっても別に問題はないのか。また、人口減対策は特にも行わなくてもかまわないのか。逆に、近未来の人口減に対する『人口増施策』を行うとすればどのような事をおこなうのか。


大きく2項目目は これから本市も直面します 人口問題について であります。

女性が一生の間に出産されます お子さんの数を表す合計特殊出生率の2009年の数値は、
1.37となっております。合計特殊出生率が2.1を下回ると人口は減少するとのことであり、今後、わが国の人口減少は加速度的に進行していくものと予想されております。
このまま少子化が続きますと 2100年には、現在の総人口から6,400万人近くもの人口が減少するという「人口半減社会」を迎えることが予想されているとの事であります。 わが国の国力も大幅に低下するものと思われます。
資源も乏しい、物づくり国家の、日本では、人口減は経済競争力の低下を招き、国際的な信用度も低下します。当然、超少子高齢化社会では社会保障制度の維持も、非常に困難になるものと存じます。
この抜本的な対策は国の施策に依りますが、本市も、『都市政策』として人口減少に対する方策を考える必要があるのではないでしょうか。

以前財政破綻に陥られた他都市の例では、「公立病院の廃止や学校の統廃合」「低下する行政サービス」「増える負担」等々、窮地に陥られ、今、懸命に立ち直るために取り組んでおられますが、破綻の大きな要因は、例えば、炭鉱の廃止による人口の半減であったり、税収の減少に見合った適切な財政運営がなされなかった事 とのようです。
出生率が大幅に改善される事を節に祈りながらも、仮にこのまま人口が減少しつづけるとすれば、明石市民のみなさんのしあわせの為に、今後、どの様な対策を講じるべきなのでしょうか?

例えば、人口30万人の中核都市を目指すなど、より積極的なまちづくりの施策展開を図ろうとされるのか、はたまた、県の予測のように18万人に減少することを前提とし、相応した財政運営での行政サービスを目指そうと・・・するのか。
もし、この大幅な人口減の場合は、学校や市民センターでさえも統廃合せざるをえない事態が待ち受けているかもしれません。教育、福祉ほか住民サービスの低下はもとより、市民病院の維持さえ困難であったり市民税や水道料金までもが割増・高負担になりかねないなど、行政の規模や行政サービス自体も縮小させなければなりません。
当然、その時は議員の数は激減し、職員数も大幅減少となっている事でしょう。
積極的に『人口 減少 対策』を行わないことも 選択肢かもしれません が、より多くの方々は、人口増対策に全庁あげて知恵を振り絞り取り組んでいく『姿』『勇気』を一つの選択肢として、望まれるかもしれません。

そこでお尋ね致します。
1点目、『人口 減少 社会』日本の課題であります人口減現象を本市はどのようにとらえているのでしょうか。
2点目、もし、昨年報道されました兵庫県の予測『2050年明石の人口は30万人が→18万になりますよ』が実現してしまうと本市の行政運営は一体、どのようになってしまうのでしょうか。
3点目、今後、本市も、もし、人口減少がはじまっても『別に何ともない!問題はない』とお考えなのでしょうか?
また、人口減対策は特に行わなくてもかまわないのでしょうか?
逆に、近未来の人口減に対する『人口増施策』を行うとすればどのような事をお考えなのでしょうか?
お聞かせをください。

3、2010明石のウミガメについて
(1) 上陸・産卵時期を迎えた本年度のウミガメ保護に関する取り組みはどのようにおこなわれるのか。また、本年度のウミガメ保護に関する青少年育成への取り組みはどのようにおこなわれるのか


最後の項目 大きく3項目目は 2010明石のウミガメについて であります。

「明石の海岸環境の保全」という視点と市民の皆さんに「夢」を与えてくれます、明石の浦島太郎物語なる話題について今回もお尋ね致したいと存じます。

もう皆さんご存知のように、2008年6月には当時3年ぶりのアカウミガメの上陸・産卵が松江海岸で確認され、そして子ガメ達のふ化、が ありました。
瀬戸内海での産卵は近年、本市のみとのことで、
本市では今まで数えます事、計18回の上陸と16回の産卵を確認し、約1千匹の子ガメ達がこの明石の砂浜から大海原に向かって元気に旅立ってゆきました。

もう私ごときが申し上げるまでもございませんが、遥か彼方より訪れ来てくれる明石のウミガメは環境問題を語る上でも、又、レッドブックにも載って入るような稀少生物で、その産卵場所である明石の海浜のすばらしさを内外にも示してくれておりました。私達、明石市民と致しましては、是非、この「ウミガメ」と「素晴らしい海岸」を、次の世代に引き継ぎ、人と自然の共生のあり方を常に考えて、更なるウミガメ保護の施策の展開を行うべきだと考えます。
 また、この数年、この近海にて漁網などにかかり負傷した「ウミガメ」が近隣行政さんの手厚い「リハビリ保護に救われ」、ひと夏の終わりには、元気に海に戻っているともお聞き致したところでもあります。ちなみに、その個体数は19年度 6頭20年度 4頭、昨年21年度は、 4頭、又、先程、お聞きしたところによりますと、今年もすでに1頭・大切に保育・保養していただいているそうであります。
この近海には、まちがいなくウミガメは毎年複数頭訪れ、今季も複数のウミガメが「本市の砂浜を目指しているのでは!」と  「今年こそは!」   と更なる期待が高まります。
以上、今回も市長さんをはじめ多くの皆さんのウミガメ保護に対します、あたたかい眼差しとご尽力に敬意を表し乍も、その保護をより一層進めていただきたいという立場からお尋ね致します。
上陸・産卵時期を迎えた本年度のウミガメ保護に関します、取り組みはどのようにおこなわれるのでしょうか?また、本年度のウミガメ保護に関する青少年育成への取り組みはどのようにおこなわれるのでしょうか?

お考えをお聞かせ頂きたいと存じます。
以上で一回目の発言を終えます。