2010.03.09登壇
(北川貴則 本会議登壇・1回目 質疑発言内容)・・・
1、明石のシンボル・天文科学館のリニューアルについて
(1)リニューアルの概要は
(2)日本の標準時「明石の天文科学館へようこそ」のムードは十分できているのか



大きく1項目目は 明石のシンボル・天文科学館のリニューアルについて であります。

明石の地方時が日本全国の標準時に定められ、時を刻み出した明治21年から新たな「時のまち明石」の歴史が始まりました。
はや120年余りがすぎましたが当時、設置されました現・子午線交番所横の東経135度標識は今日も私達を見守ってくれております。
そしてまた、時のまち明石の天文科学館がこの子午線の上に建造され今や半世紀の時を刻み続けております。

夜の闇に心を癒すひと時に、ライトアップされたあの大きな時計台を誰もが一度は眺めた事があるでしょうし、また、地上50メートルを超える展望台からは、まさにジェットストリームのごとく、天空の流れ去る気流が、そして、きらめく星星、北斗七星やアンドロメダ星雲など、光の海がいざない、豊かに流れゆくひと時には、天文ファンの方々のみならず多くの市民の皆さんにも「宇宙のロマン」と「時のまち明石」の情緒を堪能していただけるのではないでしょうか。

日本国内・現役最年長のプラネタリュウムは健在で、さらには機動性を生かした移動プラネタリウムの活用や、はたまた、子ども達にも子午線をもっと「知ってもらえたら・・」との願いの元、登場した天文科学館のNEWヒーロ・シゴセンジャーなどなど近年明るい話題も多く、教育・青少年育成の観点のみならず年間十数万人ものご来場者数は本市のにぎわいづくり・観光振興の基軸となるものです。

もし、標準時子午線や天文科学館がなくなってしまった明石の町を思い浮かべてみますと・・その存在意義には言い尽くせない大きなものがございます。
そもそも、この高さ54メートルの天文科学館は昭和35年に世界の国々が参加して、一斉に地球 物理学的 現象の観測を行った「国際 地球観測年」を記念して建設されたとのことで、総工費としては2億円かかったとのことで、当時の一般会計の予算規模が11億円余りであったことを考えますと、天文科学館の建設にかけられた多くの先輩方の強い思いとご苦労が偲ばれます。天文科学館の建設に取り組まれた関係者の大きなご功績に今改めまして感謝をいたしながら、また、我々も市民の皆さんと共に明石の誇れる貴重なこの天文科学館を次の世代へと継承していかなければならないものと存じます。

是非私達・明石の宝ともいうべき標準時と時を刻む天文科学館の未来永劫の雄姿・健在・発展を心から祈りながらも、
そこでお尋ね致します。
1点目、東経135度日本の標準時・子午線上に建つ「時と宇宙の博物館」・明石天文科学館の今回の改装・リニューアルの概要をまず、お聞かせいただきたいと存じます。
2点目、市民の皆さん方のご来館はもちろんの事、より多くの方が日本の標準時・明石天文科学館を訪れていただける仕組みづくりはどのようにお考えでしょうか。PR活動などこれまでの取り組みも合わせてお聞かせ頂きたいと存じます。


2、「日本一安全なまち 明石」の実現のための危機管理について
(1)明石市の災害対応の充実はその後、どのように進められているのか
(2)もし、強毒性のH5N1新型インフルエンザが発生してしまったら、本市の対応は万全か?


大きく2項目目は 「日本一安全なまち 明石」の実現のための危機管理について であります。

「天災は忘れなくてもやってきてしまう。」と言うべきなのでしょうか?
海外での出来事ながら、20万人を超える多くの方がハイチ地震やこのたびのチリ地震でお亡くなりになりました。
本市も義援金をお送りされたとのことですが、 遥か彼方からの津波がこの日本にさえ押し寄せてきた底知れぬパワー・地球の驚異・恐ろしさをひしひしと感じる次第でありました。
もう幾度ともなくご質問いたしておりますが、今世紀前半にも発生する恐れがあると言われております東南海・南海地震は、東海沖から四国沖にかけての領域を震源とし、この二つの地震は、近い将来の発生が確実視されている東海地震と同様マグニチュード8クラスの巨大地震であると考えられております。ちなみにハイチ地震はマグニチュードは7.0だったようです。
中央防災会議の『東南海、南海地震に関する専門調査会』がまとめた被害想定によりますと、「東南海地震、南海地震が同時に発生した場合、死者は「約21,000人」に及び、激しい揺れや10mを超える津波で約64万5千棟が全壊、経済被害は、約57兆円に達する」とのことです。

こうした中、本市の危機管理・安全対策の観点・原点は平成13年の、あの2つの悲しい大きな事故から鑑み、二度と事故を発生させてはならないとの強い想いからであったと存じます。
そして就任当時から北口市長さんが先頭に立たれ、安全に関する信頼回復・新しい明石・再構築に向けた、「安全・安心のまちづくり」を最重点課題として掲げ、防災の一層の充実をはかるなど、数々の施策に取り組んでこられた事は大いに評価されていることと存じます。
防災安全課の設置や平成16年4月には危機管理の専門家である理事職の配置、そして「24時間・どんなささいな事でも真摯に受け止め迅速な対応を・・」の心意気は災害対策の危機管理にも十分生かされ、「大雨が降ったらヘルメットをかぶっての土嚢積み」「新型インフルエンザには瞬時に幹部職員は全員集合。対策本部は直ちに感染防止策の実施を・・」などなど、教訓もさることながら、身をもって市民の皆さんの安全安心に大きく結びついているものと存じます。

そこで、お尋ねいたします。

1点目、天変地異に対する「本市の災害対応の充実」はその後、どのように進められているのでしょうか?お聞かせをください。

2点目は新型インフルエンザに関してであります。
油断大敵、ちょうど昨年・2009年春ごろからA型、H1N1亜型の新型インフルエンザが世界流行致しました。
世界200カ国以上の国々で15,000人以上の死亡例が確認されているとの事です。
折りしも、東南アジアを中心に強毒性のH5N1型の鳥インフルエンザの発生が確認されておりました。
この鳥インフルエンザのウイルスが変異することにより、強毒性のH5N1型が「人から人へ」と感染し大流行する可能性が危惧されていた時、厚生労働省の試算では『国民の4人に1人が感染し、200万人が入院、64万人が亡くなる』との報道もなされておりました。(これも甘い予測・数値との説も有りました)
 ちなみに2010年2月17日 現時点における「鳥インフルエンザ」に関するデーターでは478症例、死亡286人、致死率60%とのことです。

そこでお尋ね致します。

できれば強毒性のインフルエンザの大流行が起こらない事を祈りながらではありますが、
もし、もし、海外での致死率60%とも言われております強毒性のH5N1型の新型インフルエンザが日本でも発生・大流行してしまったら、その時、本市の対応は万全なのでしょうか?お聞かせをください。


3、「中心市街地活性化プロジェクト推進と明石のまちづくり」について
(1)  その後プロジェクトの進捗は
(2) 大型観光バス駐車場設置(たこフェリー乗船場の一部借り上げ)のPRは市内外へどのように行うのか


最後の項目 大きく3項目目は 「中心市街地活性化プロジェクト推進と明石のまちづくり」について であります。
私達のまち、明石のまちづくりの最大の課題はやはり中心市街地の活性化であり、せめて明石のど真ん中・中心市街地からはシャッター街がなくなりますよう、また、県の管轄ではございますが、海峡交流都市明石の南の玄関口・明石港のジャリ揚場は、
あくまでも移転予定地先の方々のご同意の上で晴れて移転され、跡地約2万ヘクタールの有効活用を節に願う次第であります。
 
厳しい情勢・荒波の中でどうすれば都市間競争に打ち勝ち・この明石が賑わいのあるまちへと発展していけるのか、真剣に考えていかなければならない時を迎えております。

ところで、お隣のまちでは再開発事業の中で「市役所 直近駅 東部(JR三ノ宮駅)に県内一の高さ約190メートル・54階建ての高層ビル建設」との報道がございました。店舗・住居スペースのみならず医療施設なども呼び込まれるそうで「新たな人も流れを起こす」と、にぎわい復活に市民の方々のご期待も大きいそうです。

また一方、2009年の全国百貨店の売上高は12年連続で前年を下回ったとのことで、最近の消費者ニーズの変化により、流通業界における老舗百貨店での苦戦が伝えられております。東京をはじめ大阪、京都においても中心市街地から、老舗百貨店が相次いで撤退することが発表されており、また、各地方都市におきましても百貨店の閉店は多く、これは、かつて、賑わいのあった中心市街地の衰退がすすんでいる、ひとつの象徴であるともいえます。
このような厳しい状況から今後、地方都市において中心市街地の再生を図っていくには、時代の推移と変化を読み取り、また将来をも見据えた、持続可能な、そして、その街らしい、特色あるまちづくりを進めていかなければなりません。

このような中、本市の状況に目を向けますと、これまで中心市街の活性化に向けた取り組みとして、明石駅南地区におきましては、再整備のため、地元地権者をはじめ関係者と調整を進められ、再開発事業の準備組合も設立の運びとなりました、また中心市街地活性化基本計画もいよいよ5月には国に対し認定申請を行われる状況となってまいりました。

平成22年度の当初予算におきましても、中心市街地に欠けていた大型観光バスの駐車スペースが新たに確保されるとのことであり、いよいよ活力あるまちづくりに向けた、大きな第一歩が踏み出されようとしているものと、私もこれらの取り組みに大いに期待を寄せるものであります。

そして、海峡交流都市・明石の未来を担うまちづくりの取り組みに心からの期待を寄せつつ・・・、
そこでお尋ね致します。
1点目、その後中心市街活性化プロジェクトの進捗はどのように進んでいるのでしょうか?
2点目、大型観光バス駐車場設置(たこフェリー乗船場の一部借り上げ)のPRは市内外の多くのみなさんにどのように行うのでしょうか?
お考えをお聞かせ下さい。
以上で一回目の発言を終えます。