2009.06.16登壇
(北川貴則 本会議登壇・1回目 質疑発言内容)・・・

1、 財政状況について
(1) 平成20年度の一般会計の決算見込みについて
(2) 財政再建団体に陥らないための取り組みは成果を出せているのか。また、基金が減っていく中、財政再建団体に陥らないための今後の具体的な取り組み方針は?


大きく1項目目は 本市の財政状況について であります。
昨年のリーマンショック以来の世界同時不況は、原因国の米国よりも私達、日本の方が大きな影響を蒙っているとの説もある通り、わが国は大変な経済的苦境に追い込まれており、その建て直しが今日最も大きな課題となっております。先般、国の平成21年度の補正予算が成立し、本市におきましても今、議会に補正予算が提出されております通り、今後、国をあげての史上最大規模の経済危機対策が実施されようとしております。
本市におきましても製造業を中心に大変厳しい状況が続いております。また雇用状況も深刻な状況とのことであり、早急な、そしてより有効な対策の推進が強く求められるところであります。
今回示されております市の緊急経済対策については、その殆どが国の財源が保障されたものであり、市の財政に直接影響を及ぼすものではありませんが、昨年来の不況が市の財政にどの様な影響を及ぼしているのか、一方では市の財政状況も大変気にかかるところであります。
「まさかの破綻」「公立病院の廃止や学校の統廃合」「低下する行政サービス」「増える負担」等々、厳しい経済情勢が続く中、窮地に陥られた他都市さんの様子をメディア等でお知りの多くの市民の皆さんは、「もし明石市が破綻すれば大変」と心配されております。
そこで、お尋ね致します。
1点目、平成20年度の決算見込みについては、既に出納整理期間も終了致したとの事ですから、その概要はおおよそのところ、見当がつく状況と考えます。何と言っても数字は嘘は申しませんので、平成20年度の一般会計の現時点における決算見込みについて、市税収入や基金など、主な数値についてお聞かせ下さい。
2点目の質問ですが、厳しい財政状況のもと、本市が財政再建団体に陥らないため、これまでも様々な取り組みを行ってまいりましたが、その成果は出せているのでしょうか。また、基金がどんどん減っていく中、財政再建団体に陥らないため、今後どの様な具体的な方針のもと、財政運営を行おうとされているのでしょうか、お考えをお聞かせ下さい。

2、中心市街地プロジェクト推進と明石のまちづくりについて(1)  その後プロジェクトの進捗は

大きく2項目目は中心市街地プロジェクト推進と明石のまちづくりについて であります。
昨年のアメリカにおける金融危機以降、世界経済の失速は周知のとおりでありますが、それに追い討ちをかけるように、世界を代表する自動車メーカーでの経営破たんが発表されました。
 今後は、アメリカ政府の介入によって同社の再建が始まるとのことですが、アメリカの景気回復の遅れが影響し、ひいては外需・米国市場に依存する日本企業や、関係する国内の中小企業にまで深刻な影響が及び、地方経済への波及までが懸念されるところであります。
 この厳しい社会経済状況が、本市に対しましても、今回のプロジェクトの民間活力に直接あるいは間接的に影響を及ぼすのではないかとも危惧いたしております。
「地方経済を取り巻く状況」が厳しさを増し、少子化によります国力低下の始まりとも言われます中、近未来2050年には本市も人口「30万人から18万人」へとの報道は、もう、皆さんご承知の通りかと思いますが、前回もご報告のように、昨年度の人口推移では近隣他市さんが人口減の中、本市は3年連続の増加でありました。
もし、人口が急激に減ってしまう事になれば、「まちづくり」どころか、返せない借金と共に、市政そのものが根本的に崩壊しかねません。マン・パワーは大切です。
このような厳しい予測の中からも、これからは「魅力あるまちづくり」が多くの方々を寄り添い、地方行政の運営そのものに、また、そのカギをにぎるのではないでしょうか?
今後、こうした「誰もが住んでみたいまち」を目指すためにも「地域の強み」や「特色を活かしたまちづくり」がますます重要になってくるのではないかとも思います。わたしたちのまち・明石の、「海・食・子午線」など、独自の豊富な地域資源、「明石らしい強みを活かしたまちづくり」をすすめるためにも、とりもなおさず、「明石のまちの玄関口」ともいえます、この中心市街地の活性化が節に望まれるところであります。
そこでお尋ね致します。
現在、本市の最重要施策として、中心市街地の活性化に向けた取り組みが進行いたしておりますが、この「本市の魅力ある未来を切り開く鍵とも言うべき、未来に確かな道筋をつけるこのプロジェクト」、また、「30万都市、海峡交流都市の玄関口づくり」であり「誰もが訪れてみたいまち、歩いてみたいまち、」を目ざしたこれらのプロジェクトはその後、どのように行われているのでしょうか?まず、お聞かせ下さい。


3、市民のための市民病院のあるべき姿について
(1)産婦人科分娩の再開、消化器科の診療の縮小は、市民病院の経営状況に今後どの様な影響を与えるのか。またあわせて、消化器科の医師確保策について更にどのように取り組んでいくのか

大きく3項目目は 市民のための市民病院のあるべき姿について であります。
本市、市民病院は昭和25年発足、現在、18科398床、平成19年度データーでは平均外来は一日約1千人、その病院会計は総額ざっと81億円規模に達しており、今や、生命・健康を守る地域中核病院として、多くの市民の皆さんから頼りにされる存在となっております。

この市民病院を取り巻く環境は財政的な厳しさに加え、急速な少子高齢化や疾病構造の変化、医療技術の進歩、そして高まるニューズにお応えし更なる技術・サービスの向上が求められるなど、大きな変化に見舞われております。とりわけ医師不足によって、病院の診療に支障が出る「医療崩壊」の波がとうとう私達の市民病院にも及びつつあります。人口1000人あたりの診療医師数(診療に従事する医師の数)では、わが国は一度もOECD(経済協力開発機構)平均を上回ったことがないとのことで、その差は年々拡大し、2004年には平均3・1人に対し日本は2人。『OECD平均に達するには、今の医師を1・5倍に増やす必要がある。』ともお聞き致しております。

私達の市民病院は公営企業であり、採算性が大切な要件となりますが、本来、「病院事業」は、消防と同様に「生命の安全と維持に関わる大切な機関」で、市民の皆さんが安心して生命を守る医療を受けていただくため、更なる診療科目の充実や、患者さんお一人お一人への心からの医療ができるような環境づくりが期待されるところでありますが、「そうした願い」とは裏腹に現実は「医師不足」の余波が本市にも直撃し・産科の休診、消化器科の診療規模の縮小の事態に及んでしまいました。
そうした中、市長さん、はじめ全庁上げての医師確保運動が功を奏し、産科の9月をメドにされた、分娩再開は明るい兆しであり、第2、第3の診療縮小が決して起こらない事を祈る次第でもあります。

そこでお尋ねいたします。

産婦人科分娩の再開、一方、消化器科の診療の縮小は、市民病院の経営状況に今後どの様な影響を与えるのでしょうか。市民の皆さんのための市民病院のあるべき姿としては消化器科完全復活が望ましい姿ではないかと存じますが、消化器科の医師確保策について、更にどのように取り組んでいかれるのか?お聞かせ下さい。


4、2009明石のウミガメについて
(1) 上陸・産卵時期を迎えた本年度のウミガメ保護に関する取り組みは
(2) 本年度のウミガメ保護に関する青少年育成への取り組みは?

大きく4項目目は 2009明石のウミガメについて であります。
「明石の海岸環境の保全」という視点と市民の皆さんに「夢」を与えてくれます、明石の浦島太郎物語なる話題について今回もお尋ね致したいと存じます。

もう皆さんご存知のように、昨年6月には3年ぶりのアカウミガメの上陸・産卵そして子ガメ達のふ化がありました。
瀬戸内海での産卵は近年、本市のみとのことで、
本市では今まで数えます事、計18回の上陸と16回の産卵を確認し、約1千匹の子ガメ達がこの明石の砂浜から大海原に向かって元気に旅立ってゆきました。

もう私ごときが申し上げるまでもございませんが、遥か彼方より訪れ来てくれる明石のウミガメは環境問題を語る上でも、又、レッドブックにも載って入るような稀少生物で、その産卵環境たる明石の海浜のこのすばらしさを内外にも示してくれておりました。私達、明石市民と致しましては、是非、この「ウミガメ」と「素晴らしい海岸」を、次の世代に引き継ぎ、人と自然の共生のあり方を常に考えて、更なるウミガメ保護の施策の展開を行うべきだと考えます。
 また、この数年、この近海にて漁網などにかかり損傷した「かわいそうなウミガメ」が近隣行政さんの手厚い「リハビリ保護に救われ て」と、また「ひと夏の手厚い保護が命をつないで・・」ともお聞き致したところでもあります。ちなみに、その個体は19年度6個体、昨年20年度4個体との事で、ひと夏の終わりに元気に大海原に戻っていった様子からも、この近海には、まちがいなくウミガメは複数訪れ、今季も「本市の砂浜を目指しているのでは!」と更なる期待が高まります。
以上、今回も市長さんをはじめ多くの皆さんのウミガメ保護に対します、あたたかい眼差しとご尽力に敬意を表し乍も、その保護をより一層進めていただきたいという立場からお尋ね致します。
まず、1点目、上陸・産卵時期を迎えた本年度のウミガメ保護に関します取り組みは どのように行われるのでしょうか?
2点目、本年度のウミガメ保護に関します青少年育成への取り組みは いかでしょうか?
お聞かせ下さい。


5、「経営難を吹き飛ばせ!」草の根運動・市民球団・レッドソルジャーの今後について
(1) 身近なヒーローを夢見るお子さん達に希望を与えてくれたり、また「本市・にぎわいづくり」の観点からも、大きな期待がかかる市民球団に対して(行政としては民間団体への支援には限界があるが)どのような支援を行っていくのか?

最後の項目、大きく5項目目は
「経営難を吹き飛ばせ!」草の根運動・市民球団・レッドソルジャーの今後について であります。

プロ野球関西独立リーグが本年3月27日、明石、神戸、大阪、和歌山市に本拠を置く4チーム参加のもとで開幕され、数ヶ月が経過いたしました。関西独立リーグ加盟の『明石レッドソルジャー』は明石公園・第一野球場を本拠地としており、本市にとりましても「まちの にぎわいや中心市街地の活性にも大きな弾みをもたらしてくれるのでは・・」と期待も大きいところであります。しかしながら一方で、マスコミ報道にもございましたが「独立リーグ運営会社の撤退」という「まさかの事態」が発生し、球団運営に大きな影響が生じたのではないかと危惧いたしております。
行政の立場として、法的にも資金援助などが出来ないことから、この市民球団に対する支援は側面から行うPR支援などが中心となりますが、リーグを盛り立て、精一杯の支援を行うことは単なるスポーツ振興、経済波及効果を期待する事のみならず、身近なヒーローを夢見る多くの「未来の明石を担うお子さん達」に貴重な思い出や希望を与えることもできるなど、「明石レッドソルジャー」ならではの計り知れない効果に期待を致したいとも存じます。

球団運営が苦境に立たされている今こそ、市民球団らしく多くの方々に幅広く応援していただく事が重要ではないでしょうか。魅力を高め、親しみを深めていただき、お一人でも多くの方にご声援いただく、より愛される市民球団を目指す事が何よりも大切かと思われます。特に球場がある明石公園では6月の「時のウィーク」や、かつての「明石祭り」では一時に10万人の方々が参集された事もあり、その明石球場を本拠にする「明石レッドソルジャー」に、方法如何ではそうした「可能性」があり、創意工夫により「そうした姿へ」と願う次第でもあります。
そこでお尋ね致します。
「本市・にぎわいづくり」の観点からも、大きな期待がかかる市民球団「明石レッドソルジャーズ」に対しまして、今後、どの様な支援を行って行かれようとするのか、お考えをお聞かせ下さい。


以上で一回目の発言を終えます。