(北川貴則 本会議登壇・1回目 質疑発言内容)・・・

1、「日本一安全なまち 明石」の実現のための危機管理について  
(1)防犯対策(スクールガード、学校警備員)について、今後どのように考えていくのか
(2)新型インフルエンザ対策の取り組みはどのように行なわれるのか
 

大きく1項目目は「日本一安全なまち 明石の実現のための危機管理について」 であります。

本市は、平成13年に起きました、あの悲しい2つの大きな事故を受け、再発防止はもちろんの事、安全、安心・危機管理のあり方を・・・」との思いと共に、専門の人材を配置、また、その専門の部署を新設し、「二度とあのような事故を起こしてはならない」との強い願いを込めて、安全安心のまちづくりに取り組まれております。
北口市長さんをはじめ、全庁を上げて、お一人一人の職員の皆さんが「全ての明石市民の皆さんのお命を守り続けることが何よりも大事である」との認識のもと、危機管理の充実・強化に向け、他市町と横並びではない先進的な施策を展開され、重い責務を負って取り組くんでおります事に敬意を表する次第でもあります。
このような危機管理の先進的な施策の1つが学校警備員の配置であり、また、「特例市で取り組んでいる行政は無い・・・」と言われておりますのが新型インフルエンザ対策でもあります。
そこで、この2点についてお聞き致します。 

まず防犯対策すなわちスクールガード、学校警備員について でありますが

本市の刑法犯認知件数は、平成14年の11,555件をピークに毎年減少しており、平成18年度では平成14年と比較して、6,243件と、43%の減少をみております。
また、今年も昨年に比べ、「減少する見込みとなっている」とお聞き致しております。
  このことは、警察や本市はもとより、地域地域の自治会や防犯協会、スクールガードの方々が連携し一体となった、地域に根ざした地道な活動の成果であると考えており、高く評価されるところであります。
  
しかしながら、本年10月16日に加古川市さんの方で小学校2年生の女の子が刺殺された事件をはじめ、全国的にも幼い子どもさん達が狙われるという痛ましい事件が後を絶ちません。
私も、このような事件の報道を見聞きするたびに、幼い子どもを持つ親の一人として心を痛めているところでもあります。

こうした中、本市では加古川市での事件を受け、事件当日から、パトロールの強化や各種団体への見守り強化の要請など、市を挙げて様々な取組みをされ、私も意を強くしているところであります。

さて、本市では、2年前の平成17年12月に、大久保地区で中学生が切りつけられた事件を契機に、スクールガードや全国に先駆けまして学校警備員を設置するなど、子どもたちが「安全で安心して生活できるよう」、取り組みがなされてきたところであります。
私は、子どもの見守り活動は、終わりのない息の長い地道な活動と考えており、継続し強化していく必要があると考える1人でもあります。

そこで、本市は地域や学校と連携し、子どもたちが犯罪に遭わない安全安心なまちづくりを進めるため、スクールガード、学校警備員を配置して1年半が経過しますが、このような悲惨な事故もあり、今後、本市としてのスクールガード・学校警備員について、そのあり方も含め、どのようにお考えなのかお尋ねいたします。

2点目は新型インフルエンザ対策の取組みについて であります。

近年、アジアを中心にSARSや高病原性・鳥インフルエンザなどが脅威をもって迫ってきており、中でも、高病原性・鳥インフルエンザは、「ヒトへと感染」と死亡例が報告されております。
これまでにも、ヒトに感染するA型インフルエンザウイルスは、その抗原性を少しずつ変化させ、突然大きな変異を起こし、世界的に大流行を起こしてきた。
1例を申し上げますと、1918年のスペイン風邪では患者数約6億人、死亡者は約38万人に上ったとされています。
その後も、1957年のアジア風邪、1968年の香港風邪が新型インフルエンザとして出現し、大流行を引き起こしました。
世界保健機構(WHO)は、「新型インフルエンザ出現の可能性はかって無いほど高まっている。」と警告を発し、出現した場合、人類は免疫を持たないため、最悪、「国内で64万人程度の死亡者が出る」との予測もあり、健康被害のみならず社会的・経済的な混乱が起きることが懸念されています。

このため、国・県では行動計画や実施計画を策定する一方、医薬品を備蓄するなど、現在、その対策に取り組んでいるところとお聞き致します。
全国的には、個別の計画を策定している市・町は、非常に少ないと聞いておりますが、本市では、本年3月市議会の中で、市長さんから新年度の市政方針として、「市として万全の備えと対策を講じるため、計画づくりに取り組んでいく」と、発言され、4月には、対策チームを設置され、鋭意、取り組まれているところとお聞き致します。

私も、ヒトからヒトへの感染が、いつ、発生してもおかしくない状況の中では、物資の備蓄や計画の周知、体制の確立など、事前の備えを十分行なって、いざ発生してしまった場合、いかに初期の段階で封じ込められるかが、非常に重要であると考えます。
  
そこで、お尋ね致します。本市は新型インフルエンザ対策について、現在、どのように取り組んでいるのでしょうかお聞かせ下さい。


2、行財政改革について  
(1)赤字再建団体に陥らないための努力は成果を出せているのか
(2)その後の民間活力導入の取り組み状況(自動車運送事業、下水道事業ほか)は進んでいるのか


大きく2項目目は行財政改革について であります。
 
昨年、本市は、地方交付税が大幅に減額されたことから、市長さんはじめ特別職や我々議員は勿論のこと、市職員皆さんの給与や報酬のカット、補助金・交付金の見直しなど、全庁をあげて緊急事務事業の見直しに集中して取り組み、平成19年度当初予算ベースにおきまして、「約25億円の経費削減効果をあげることができた」とお聞き致しております。
 また、本年度におきましても、昨年に引き続き地方交付税の大幅な減額を受けるという極めて厳しい状況を迎える中、「これまでの行政改革実施計画の見直しを図り、新たな実施計画の策定に取り組んで・・」とも伺っております。
特に平成18年度の決算審査(総額1、805億円、の報告を注意深く見つめますと。将来返済しなければならない負債は2、142億7千万円、基金は4億2千万円の減少、基金の総額は116億4千万円。「市の財政状況を示す財政指標について」では、普通会計を対象とした過去3年間の推移は、行政改革等の取り組みにより、「年々改善し」とはお見受けいたしますが、依然として硬直化した財政状況が続いておりますし、数値が高いほど財政力が強いとされる財政力指数は71.8%(17年度は69.6%)、18%を超えると警戒領域と言われる市の借金返済額の状態を示す実質公債費比率は14.8%(17年度は15.1%)。また、経常収支比率は94.2%(17年度は94.5%)となっており、財政構造が弾力性を失いつつあるとされる80%を大きく上まわっております。
一般会計では、実質単年度収支は平成14年度から5年連続の赤字で、でも歳入面では、その基本である市税収入は、11億円の増収と3年連続の増との事ですが、いずれに致しましても、今後は歳出面での扶助費等の義務的経費が増加する傾向となるなど、非常に厳しい財政状況が続くものと予測されまし、先程来のお話しの国からの地方交付税は当初予算から12億円をも大きく下回るとの事で、今後も国の歳出・歳入一体改革に伴い地方交付税が懸念されます。
 こうした中、1点目の質問ですが、非常に厳しい財政状況の中、本市は市民の皆さんのご協力を得ながら、全庁あげて行政改革に取り組まれておりますが、実際、行政サービスの低下を招く事なく赤字再建団体に陥らないための努力は成果を出せているのでしょうか、具体的な財政的な成果についてお尋ねいたします。
 次に、2点目の質問ですが、地理的な条件なども含め、自動車運送事業の経営環境は極めて厳しい状況におかれております。昨年10月には大久保地区、二見地区の路線を民営バス事業者に路線移譲されるなど、大きな経営改善の取り組みを進められましたが、その自動車運送事業会計の平成18年度の決算数値を拝見いたしますと、経営補助金など一般会計からの繰入金は、総額で約3億6百万円もの大きな額にのぼっております。このように大きな金額の繰入金を得ておりましても、その18年度の決算は約2億9千8百万円もの純損失となっております。年度途中の移譲でありましたので、路線移譲の年間を通しての効果はもっと見込めるとは思いますが、経営状況が極めて厳しいことに変わりはございません。
 そこでお尋ねいたします。更なる経営改善に向け積極的な取り組みが求められますが、その後の民間活力導入の取り組み状況は進んでいるのでしょうか、お答えを求めます。
 


3、「海峡交流都市のあり方」と「南の玄関口、明石港のジャリ揚場移転」と「中心市街地の活性」について  
(1)その後、明石港の再整備(ジャリ揚場移転を含)に関する本市の取り組みはどのようになっているのか
(2)海峡クルージング事業の成果と今後はどのように行なわれるのか


大きく3項目目は
「海峡交流都市のあり方」と「南の玄関口、明石港のジャリ揚場移転」と「中心市街地の活性」について であります。

今、私達の目の前に広がります明石海峡の美しい景色(けしき)は、その昔、柿本人麻呂をはじめ万葉の歌人にも歌われるなど、古くから多くの旅人の心を癒し、当然、私たち明石市民にうるおいと安らぎをもたらす、郷土の最も大切な資産でもあります。この明石海峡に世界一のつり橋が建設され、一層の景観美を誇ることとなり、新たな交流の展開が期待されることから、当時、市の第4次長期総合計画の目指す都市像として、「海峡交流都市」が掲げられた事と私どもは理解いたしております。
さて、そうした思いの中、以前にもご質問に及んでおりましたが、当時から北口市長さんからも「南の玄関口明石港につきましては、交流拠点としてその整備を推進していくためにも、砂利揚げ場の移転は欠かすことのできないものと考えている。旨」の頼もしい、ご答弁がございましたように、もし、現・明石港のジャリ揚げ場が移転予定先の住民の方々をはじめ多くの関係者のご同意の上で晴れて移転されましたら、約2万平米のその跡地には、今の本市にない観光バスの駐車場や昼網市も兼ねた備えたお魚市場のような集客スペースも整備できますでしょうし、他市・他府県からも多くの来明が可能となり、ここを集客スペースとして市内・周辺に数多くある明石独自の観光資源とリンクさせる事が可能ともなりますので、例えば、光源氏・柿本人麻呂をはじめ明石原人・明石ゾウのように本市の歴史ロマンやあのアカウミガメの訪れ来る砂浜で満喫していただき、世界一の明石海峡大橋をバックに温泉・海産物にも舌鼓を!そして本市の魅力は全国に発信する事が出来ます!!
もし「世界一の大橋と日本の標準時・天文科学館をバックに記念写真」というキーワードで未来を担われるお子さん達の一生に一度の記念の修学旅行のコースなどで人気が高まる事となりましたら、青少年のみならず全国から多くの「来明が望まれる事」となるのではないでしょうか。
 そうした子どもさん達をはじめ、一生の思い出として心に刻んでいただき、愛される無限の可能性を秘めた、眠ったままの観光資源を蘇らせるキッカケがこの明石港には秘められているわけでございます。
そうした観点からも、その後、市民の多くの方々が心待ちに致しております明石港の再整備(ジャリ揚場移転を含)に関する本市の取り組みはどのようになっているのでしょうか? お尋ねを致します。

2点目は「海峡クルージング事業」の成果と今後について であります。
本市は、間接的ながらも淡路・岩屋航路の存続支援と観光振興を推進するため、昨年度は明淡高速船株式会社が、そして本年は株式会社淡路ジェノバラインが実施されました「明石海峡クルージング事業」を支援してまいりました。
 聞くところによりますと、昨年度は、51便の運行に対し、約7,500人の乗船者があり、乗船された方々からのアンケート結果では、7割近くの方から、下船後に魚の棚をはじめとする明石の商店街でお買い物やお食事などをしたいとのお声があり、観光振興と商業の活性化にも寄与しているとの事で、この海峡クルージング事業を継続された経緯がありました。
 そして本年度は、夢舞台コースやナイトクルーズの実施など、さらに工夫を加えるなど、「より多くの集客をねらった企画を立てられ」ともお聞き致しておりました。しかしながら、このような努力をされたにもかかわりませず、本年度の海峡クルージングの乗船者数は「昨年に比べ大幅に減った」とお聞き致しました。
 淡路・岩屋航路は我々明石市民にとりましても広域交通の面にても、また、地域の活性化におきましても、大きな役割を果たしており、航路の存続を図るため、また加えて観光振興への相乗効果も考慮し、この「観光クルージング支援事業」を考えられたことが、結果として淡路・岩屋航路の存続につながったものであり、私は、「当初の事業の意図は十分に果たしたのではないか」と考える1人でもあります。
 この「海峡クルージング事業」への支援につきまして、本市といたしましても事業の採算面など様々なご苦労をかかえておられると思いますが、現時点、「海峡クルージング事業」の成果につきまして、本市はどのように評価されているのでしょうか。また、今後、「海峡クルージング事業」をどのように行われるのか、お考えをお聞かせいただきたいと存じます。



4、子育て支援と高齢者福祉施策の充実方針について  
(1)子育て支援は順調にすすんでいるのか
(2)子どもプランでの居場所づくりは順調に行なわれているのか
(3)高齢者支援施策は順調にすすんでいるのか



大きく4項目目は「子育て支援と高齢者福祉施策の充実方針について」 であります。

 子を持つ親としても、「子育て支援に力を入れてほしい」という願いは普遍のものであると思います。
 より多くの子どもさん達が家庭に育まれ、例えば先進国フランス?のように「合計特殊出生率が94年の1.65%から、現在大きく回復され2%を越えて・・」とお見受けいたしますように、わが国でも、ようやく2005年の1.26%から2006年データー1.32%へと改善が見受けられました様、私たち日本でも努力次第でもっともっと出生率を改善する事ができると思います。昨日、新たな決意を市長さんは表されましたが、これからも本市での医療費の援助・無料化などの支援策は大きな現われでしょうし、そうした思いの中で、その後、保育所待機児童解消を含め、「子育てするなら明石で」と称される、本市、子育て支援は、順調に進んでいるのでしょうか。
まず、お聞かせいただきたいと存じます。

2点目に「子どもプランでの居場所づくりは順調に行なわれているのか」を引き続きましてお尋ね致します。
出生率を高め少子化を転じるためには、安心してお子さんを育めます、環境づくりも必要です。これ以上お子さん達が犯罪にあわない為にも安心して子育てを行なっていただくためにも、今や子育て支援になくてはならないのが、お父さん、お母さんが就労によりまして、留守家庭となります場合の「安心して過ごせます、放課後の居場所づくり」であろうかとも存じます。本市28小学校1万7千名を越えますお子さん達へのその後の本市の取り組みをお聞かせいただきたいと存じます。

次に3点目は「高齢者支援施策は順調にすすんでいるのか」をお尋ね致します。
 いわゆる高齢者人口・65歳以上の方々は本市、本年4月の時点では5万4千人を越えられ・前年比2572人増との事で、私のような若輩のものには人生の先輩方に敬意を表すると共に「豊かなライフスタイル」としてお過ごしいただけるように高齢者福祉の充実・あり方を見つめていかなければならないとも存じております。
しかし、本来理想とされる人口ピラミッドの構図から大きく変わり総人口に占める若い世代、とりわけ人口出生の低迷が大きな問題ではありますが、20年後には4人にお1人が、50年後には、3人にお1人が65歳以上の高齢者になられると見込まれております。
 これからの超高齢化社会におきまして、その人口構成の高齢化に際しましては、私も以前から、これまで社会サービスの受け手と考えてこられた高齢者の方々も、これからは人生経験豊富なお立場で、積極的に社会参加され、それぞれの個性や能力に応じた社会的役割を担われる事が求められる事とも思っておりました。そうした社会に積極的に関わる事が、高齢者の方々ご自身の生きがいのあるより豊かな暮らしにつながるものとも考えられます。
 ところで、「高齢者虐待の防止、高齢者の擁護者に対する支援」も施行されておりますが、ご家庭等での高齢者の虐待はいまだ社会問題化しており、近年はその法律により、本市にも立ち入り調査権が与えられるなど、いっそうの虐待防止への積極的な取組みも求められております。また、3年ほど前にもお尋ね致しましたが東部地区におきます養護老人ホーム・特別養護老人ホームの整備につきましても当局におかれましては、「これまで色々と努力を行い・・」とは存じますが、その後の取り組みはいかがでしょうか。
今一度、見つめてみますと、
現在も市内には「養護老人ホーム2箇所定数180床、特別養護老人ホーム11箇所定数800床が稼動しており」とお聞き致しますが、高齢化の著しい進展の中、なお「多くの待機者がいらっしゃるのが現状」ともお聞きいたしております。
 私も、市民の方から、「老人ホームへなかなか入所させてもらえないので・・・」とのおなげきの声を良くお聞きいたします。また、特に、本市の東部地区に老人ホームが不足しており、「何とかならないのか」とのお問い合わせも、その後、再三いただいております。
 核家族化の進展や、世帯の高齢化や単身世帯の増加など、家族構成の変化も進む中、要介護や要援護の高齢者をお身内にかかえていらっしゃる市民の方々のお悩みやお苦しみは大変大きく、行政の支援策の充実が期待されているところでございます。
 老人ホームの整備にあたっては、「できるだけ市民の皆さんが日常訪問しやすいように、身近な場所に計画的に配置するよう努めなければならない」と、私も考えるものであります。そうした本市の東部地区に老人ホームが不足している現状を踏まえ、助成制度の充実を図るなど、現実的に老人ホームが地価の高い本市の東部地区へ立地しやすくなるよう、民間の社会福祉法人等に対する支援策に積極的に取り組む姿勢は以前にお聞き致しましたので、その後の取り組みをお聞かせいただきたいと存じます。


5、市民のための市民病院のあるべき姿について  
(1)国家存亡を左右する最重要課題・少子化対策、その子づくりに無くてはならない産婦人科の休止をどのようにとらえ、30万都市として今後、どうあるべきと考えているのか


大きく5項目目は「あらゆる病から市民の皆さんの生命を守っている市民病院について」であります。
大きな病院では、連日、病と直面されます患者さんたちと気持ちをひとつにして、
多くの医療関係者の方々が医療に専念されております。その昼夜を分かたぬ、ひたむきなお姿に、
いつも励まされている一人として、私は「市民病院こそは市立の唯一の公営病院として、市民の皆さんが安心して医療を受けていただくため、例えば、更なる診療科目の充実や患者さん、お一人お一人へ真心のこもった医療ができるような更なる環境づくりが求められているもの」と考えておりました。公営企業である以上、採算性が大切な要件ですが、本来、病院事業というものは、消防と同様、「生命の安全と維持に関わる大切な機関」であります。
こうした視点からこの病院事業というのを単に採算に乗るか否かだけを審議される時代から、市民の生命を守れる機関として、大きな期待を要しておりました。
そうした中、

「入院と出産業務休止へ」「医師不足明石でも」など、去る11月17日の朝刊紙上で大きな見出しが掲げられ、明石市立市民病院の産婦人科で、来年6月から入院と出産業務を休止することが大きく報道されました。
 医師不足、特に産婦人科と小児科の医師不足が近年著しい状況となっております。県内の各地域におきまして、とりわけ郡部の方がより深刻ですが、地域の基幹となる公立病院の産婦人科や小児科の閉鎖が連続して報道されてきました。
 妊産婦さんやお子さんを身近にお抱えの方は本当にお困りでしょうし、他の地域の事とはいえ心が痛んでおりましたが、ついにこの30万都市、私達のこの明石市立市民病院の産婦人科までもが、医師不足のため、入院と出産業務の休止を余儀なくされるとは、本当に衝撃を受けた次第でありました。
 マスコミ報道以来多くの市民の方々から、「再開はできるのですか?」、また「いったいどこで診てもらえばいいんでしょうか?」等々、不安や疑問のお声をお聞きしております。
ちなみに平成18年中の出生数は2,779人、平成18年度妊婦健康診査受診者1,896人、(公費負担制度は平成18年7月1日より開始)平成18年度明石市立市民病院においての分娩数441件とお聞き致しておりますが、
私たち市民がいざという時に頼りにする市民病院、そのため多くの税金を市民の皆さんのご同意の上で投入してきた市民病院が頼りにならないとすれば、いったい私達明石市民は「どうすれば良いのでしょうか。」
 このような事態を招いた要因には様々なことがあろうと思われます。根本的には国の医療行政の問題が大きいと思いますが、市当局といたしましたは、国家存亡を左右する最重要課題とも言うべき少子化対策、その子づくりに無くてはならない産婦人科の、この休止の問題をどのようにとらえておられるのでしょうか。そしてまた、30万都市として、「今後どうあるべき」とお考えであるのか、お聞かせいただきたいと存じます。


6、2007明石のウミガメについて  
(1)今年のウミガメ上陸は確認ゼロ。帰って来れなかった原因をどのように分析しているのか?
(2)来年度のウミガメ保護に関する取り組みは


最後の6項目目は2007明石のウミガメについて であります。

思い起こしますと、本市2001年確か・・3月の定例市議会にて可決、制定されました「海浜の利用並びに、海浜利用施設の設置及び管理に関する条例」いわゆるウミガメ保護条例では、本市が誇ります、東西16キロメートルに及ぶ海岸の適正な利用と管理、を定めたにとどまりませず、一歩進めて、海浜環境の保全、創造、並びにそのウミガメをはじめ海浜に生息する希少な生き物の保護について、うたっております。
条例制定当時から、その後、各方面の関心を呼び、全国に向けて、海岸保全の取り組みの大切さを、アピールしたところでありました。「美しい海岸を守っていこう」と、自治会や学校、PTAはたまたさまざまなボランティア団体などにおかれましても、活発な海浜清掃活動等も続けられていることはもう皆さんご存知の通りでございます。
私も、当時賛同を投じたときから、海峡交流都市・明石のシンボルとして、「この素晴らしい海岸を、次の世代に引き継いでいかなければならない」と自身に大きな胸の高まりを感じた事が今でも昨日の事のように思い起こしてなりません。
 その後、2度の上陸・産卵が本市、海浜のすばらしさを内外に示してくれまして様に、本市の海岸には、これまで17回のアカウミガメの産卵上陸が確認され850匹を越える子ガメ達が旅立ってまいりました。私たちは、命をかけて訪れ来てくれます、あのアカウミガメの産卵を通じ、多くのことを学んだと思います。もう皆さんご承知のように、レッドブックにも名を連ねておりますよう、世界的に絶滅の危機にある種であり、また内海に面した明石の砂浜で産卵を行うことは世界の学説にもおおきな衝撃すら与えているとお聞き致します。夜静かな砂浜で、ゴミのないきれいな海岸にウミガメが上陸。これは、市民の皆様にとりまして大変好ましい海岸であると同時に環境問題を語る上でも、また希少生物に接するという観点からも未来を担うお子さんさん達に大きな夢と希望をあたえ「人と自然の共生のあり方をも」教えてくれました。私たちの街にとってウミガメは唯一の明るい話題であり、遺産であるとも存じますし、「その保護をより一層進めていただきたい」という立場から今回も質問を致したいと存じます。

1点目は本年度のウミガメ上陸は現在・確認ゼロ。帰って来れなかった原因をどのように分析しているのでしょうか?」
2点目、最後に、おうわさには一部お聞き致しておりますが、来年度のウミガメ保護に関する取り組みはどのように行なわれるのでしょうか? お聞かせください。