(北川貴則 本会議登壇・1回目 質疑発言内容)・・・

1、「日本一安全なまち 明石」の実現のための危機管理について
(1)明石市の災害対応の充実をどのように考えているのか
(2)スクールガードの充実と学校警備員について

大きく1項目目は、「日本一安全なまち 明石」の実現のための危機管理について であります。
 
兵庫県南部地震から12年が経過する中、決して震災の教訓を風化させることなく、災害に強いまちづくりを目指し、今なお各地域では様々な取り組みが行われております。
そのような中、平成18年12月に政府の中央防災会議専門調査会が公表いたしました中部圏・近畿圏の内陸地震などの震度分布図では、県内では、兵庫県南部地震と同じ「震度7」の激震が、「姫路市、加古川市、福崎町など7市1町で起きうる」とされたほか、本市でも「震度6強以上」の揺れが想定されました。
これは、「東海地震」「東南海・南海地震」に加え、中部・近畿圏で今後百年以内にマグニチュード7.0以上の内陸型大地震を起こす可能性がある39カ所の活断層が動いた際の予測であります。 
つまり、災害はいつどこで起こってもおかしくない状況であり、起こった際の被害は甚大であるということであります。
兵庫県南部地震を機に、これからは「災害は防ぐことはできなくても、災害が発生した場合には、その被害を最小限に止める「減災」への取り組みが重要」と言われております。
減災を実現し、市民の皆さんの安全を確保するためには、「自助・共助・公助」が重要で、兵庫県南部地震以降は、とりわけ自助・共助の役割が重大であると言われております。
それには行政と市民の皆さんが協働で地域の防災力を高める事・向上させることが重要と考えます。そこでお尋ねいたします。
その後、市の防災への今後の取り組みはどのように進んでいるのでしょうか。お聞せいただきたいと存じます。


2点目はスクールガードの充実と学校警備員について であります。

成13年6月8日に、大阪教育大学付属池田小学校で侵入者が8名の児童の尊いお命を奪い、児童13名・教諭2名に傷害を負わせるという痛ましい事件が発生しました。
 平成16年11月には奈良県で、平成17年11月には広島県、同年12月には栃木県で小学校の女児が下校途中で・・事件が相継いで発生いたしました。
 平成17年12月には、本市におきましても女子中学生がカッターナイフで切りつけられるといった事件が2件連続で発生いたしました。私はその直後、この場で「安全対策」を強く提言いたしました。
 これらの事件を受けて本市では、「平成18年1月より、警備会社による巡回警備を登下校の時間帯に実施するとともに、職員の方々が外勤する場合、腕章の着用や公用車にマグネットシートを貼付(ちょうふ)してのパトロールを実施、スクールガードの充実、こども110番のお宅やわんわんパトロールの拡大、防災行政無線による子ども見守り関係の放送などを実施している」とのことですが、さらに安全への取り組みとして平成17年7月と平成18年2月に各1台、青色回転灯やスピーカーを搭載しての、白と黒で塗装された「安全・安心パトロール車」も導入され、地元からの要望を受けて地元団体の方々が同乗してのパトロールも始まりました。
 現在スクールガードも平成18年12月22日の登録者数合計が28小学校で3,793名とのことで、また平成18年5月1日より、市内37ヵ所の認可保育所も7ヵ所〜8ヵ所の5ブロックに分けて民間委託による巡回警備も始まり、平成18年5月8日からは、市立の全小学校(28校)と養護学校の合計29校に民間委託による警備員を2名ずつ配置し、1名は校門での常駐警備、もう1名は学校敷地内及び併設する幼稚園、近くの(市立)保育所や(私立)幼稚園、なども巡回警備されているとの事です。安全対策の充実はすばらしい事でありますが、これらの警備員配置には、小学校・養護学校と保育所を合わせると、年間に2億円近い経費が必要とのことで、今の厳しい明石市の財政状況から考えますと、いつ警備員の配置が打ち切られるかが気掛かりとなっております。今後、警備員配置をいつまで続ける計画であるのか。また、もし仮に警備員の配置を終了せざるおえない事ともなりますれば、それに替わる子どもたちに対する安全・安心の対策・防犯はどのように考えておられるのか。お聞かせいただきたいと存じます。

2、行財政改革について
(1) 赤字再建団体に陥らないための努力は成果を出せて   いるのか
(2) 補助金カットについて
(3) その後の民間活力導入の取り組み状況(自動車運送   事業、下水道事業ほか)は進んでいるのか



大きく2項目目は、「行財政改革について」 で その1点目は
「赤字再建団体に陥らないための努力は成果を出せているのか」 であります。
ご承知のとおり、現在、明石市政を取巻く状況は、少子高齢化の著しい進展に伴い、子育て支援施策や高齢者の方々に対する健康・医療・福祉施策をはじめ危機管理のあり方が問われる先程の「災害対応」、防犯活動や有事に備えた住民共助・地域コミュニティの更なる確立の必要性など、現代に暮らす私たちの生活に密着した施策のより一層の充実が強く求められております。また、地域経済に対する効果的な活性化策をはじめ中心市街地や明石港の再整備といった大きな課題も山積いたしております。
こうした中、国において進められてきた地方分権改革も、最も大切な我々地方に対する国からの財源移転が充分でないため、かえって本市の財政の逼迫化を招く結果となり、今、重要な施策の財源確保のための更なる行財政改革の推進が不可欠となってまいりました。
このため、我々、議員の歳費はもちろん市職員の皆さんの給料カットのほか、各種の市民団体の皆さんに対する運営補助金の見直し・削減をはじめ高齢者の方々に対する敬老金や敬老優待乗車証の制度の見直し、母子福祉金の廃止など、我々、市民生活に直接影響するような厳しい取り組みも進められようとしております。
他市にみられますよう「財政破たん」に陥らないためには、時には厳しい舵取りが求められます。そこで私達は昨年の12月19日、この本会議場で、自ら範を示すため、「議員定数の2議席の削減案」の提案や更なる財政難にたちむかうためにはまず、議員自ら市民の皆さんのための市議会を目指し「(通称)高級黒塗り市議会議長車のリース仕様も含めた小型エコカーへの見直し」案、さらにはこうした公務・開かれた市議会を求めた「常時・本会議のVTRによる公開」を同志と共に提案も行ってまいりました。

赤字再建団体に陥らないための努力を、また、市当局の方針や対応を、幾度ともなくご質問をさせていただいてまいりましたが、市の経営を考える上でとても大切なことと考えておりますので、新年度の予算や施政方針を議論する本定例市議会におきまして、再度確認の意味も込め、その後、赤字再建団体に陥らないための努力は成果を出せているのでしょうか。現状を具体的にお聞かせいただきたいと存じます。
また、2点目の質問といたしまして、緊急的な事務事業の見直しの中で取り組まれました補助金カットについて、その方針と取り組みの状況をお聞かせ下さい。
 次に、3点目の質問でありますが、市の行政改革実施計画の大きな柱として、民間活力の活用が示されております。
私は市職員の方々をリストラするのではなく、現実的な対応として、退職者の不補充や職種変更の実施を積極的に進め、職員の皆さんの能力や意欲を最大限に活用する中で、民間のノウハウや強みを活かしてコスト削減が図れる業務については、思い切って民間委託を進めるべきものと考えております。
そこでお尋ねいたしたいと存じます。
自動車運送事業におきましては、昨年10月より大久保事業所・管内の路線を民間に移譲されましたが、今後の民間活力導入はどのようになるのでしょうか。また、下水道事業を初めとして、民間活力導入はどのように進んでいるのか、具体的に取り組み状況についてお聞かせいただきたいと存じます。


3、「海峡交流都市のあり方」と「南の玄関口、明石港のジャリ揚場移転」と「中心市街地の活性」について

(1) それぞれのあり方をどのようにとらえているのか。
(2) 市の見解、移転について「推進せず」の根拠の一つ、『社会経済情勢の変化』はどのような情勢なら移転可能な情勢と判断するのか。

大きく3項目目は、「海峡交流都市のあり方」と「明石港ジャリ揚場の移転」と「中心市街地の活性」について、2点の質問をいたしたいと存じます。
これまでこの市役所庁舎を訪問された方が、明石海峡の景観に感嘆(かんたん)の声をあげられるのをお聞きになった方は相当おられることと存じます。
この明石海峡の美しい景色(けしき)は、柿本人麻呂をはじめ万葉の歌人にも歌われるなど、古くから多くの旅人の心を癒し、また私たち明石市民にうるおいと安らぎをもたらす、郷土の最も大切な資産でもあります。この明石海峡に世界一のつり橋が建設され、一層の景観美を誇ることとなり、また新たな交流の展開が期待されることから、市の第4次長期総合計画の目指す都市像として、海峡交流都市が掲げられたものと私どもは理解いたしております。
私の所属いたします会派の皆さんももちろん、まちづくりの基本計画であります長期総合計画の目指す都市像に「海峡交流都市」を掲げられたのはとても良い発想だと考えております。そして先程来にも話題にのぼっておりますが海峡交流都市の「南の玄関口であります明石港」と「中心市街地一帯」を「海峡交流都市に相応しい(ふさわしい)景観と都市機能をそなえた整備を実施すべき」と願っております。もし、仮に今のあの明石港のジャリ揚場が移転の後には、その約2万平米の跡地には今の本市・中心市街地にはない観光バスの駐車場をはじめ昼網市のような明石ならではのとれたてのお魚市場で海産物に舌鼓を、また教育関連でも例えばウミガメの小さな資料館の設置が可能となり、合わせて日本の標準時・天文科学館、歴史ロマン漂う本市の数々の魅力に満喫していただき多くの青少年育成にもつながるかもしれません。他府県からの修学旅行のコースにも組み込んでいただけるかもしれません!このように他市他府県からも多くの来明が可能となり本市の魅力を全国に発信する事も可能ではないでしょうか。
しかるに今、明石港では、「移転凍結」と、いわゆる県の事業とは申せ「ジャリ揚場の存続を前提としたかのような環境対策工事」が、あの屋根らしき建造物の建設が本格的に実施されようとしておりますし、直近住民の方々といたしましては、「半永久的な現・ジャリ揚場操業になるのでは と・・・」南の玄関口のあり方と本市の発展を考えますと、多くの方が落胆の意を隠せない事態となっております。また、中心市街地におきましても、大規模店舗の撤退や飲食店の廃業が続くなど、近年地盤沈下が目立ってきております。
そこで1点目の質問といたしまして、これら「海峡交流都市のあり方」と「南の玄関口、明石港のジャリ揚場移転」と「中心市街地の活性」について、それぞれのあり方をどのようにとらえておられるのか、市のご見解をお聞かせいただきたいと存じます。
次に、2点目の質問でありますが、昨年12月本会議におきまして、私の質問に対する助役さんの答弁に、「明石港再整備は中心市街地活性化の南の拠点として長期総合計画にも掲げられ、本市まちづくりの重要な課題でありまして、事業の推進には砂利揚げ場の移転が不可欠でございます。しかしながら、昨今の社会経済情勢や厳しい財政事情、砂利揚げ場移転計画先地域住民の状況を考えますと、現時点では再整備計画を推進する状況にはございません。」とのご答弁がありました。
そこでお尋ねいたしますが、ジャリ揚場移転を推進しない根拠の一つとしてあげられた『社会経済情勢の変化』とは、「どのような情勢なら移転可能な情勢と判断されるのか」をご見解をお聞かせ下さい。


4、子育て支援と高齢者福祉施策の充実方針について

(1)子育て支援は順調にすすんでいるのか
(2) いよいよ4月からの本市子どもプランでは居場所づくりをどのように考え、放課後教室のあり方をどのようにとらえているのか
(3) 一部導入後の放課後児童クラブでの午後5時以降の業務延長はどのようになっているのか
(4) 放課後教室の指導員定期雇用止めの見直しをどのように考えているのか
(5) 高齢者支援施策は順調にすすんでいるのか



大きく4項目目は、子育て支援と高齢者福祉施策の充実方針について であります。
午前中にもご質問がございましたが、私のもとにもお寄せいただきました各関係者の方からのご要望も踏まえ、異なった角度から私なりのお尋ねをいたします。
少子高齢化が進んだ今日、これまでにない福祉の充実が求められる時代がやってまいりました。
 以前にも、何度もご質問に及んでおりますが、子を持つ親としては、「子育て支援に力を入れてほしい」という願いは普遍のものであると思います。
 より多くの子どもさん達が家庭に育まれ、先進国フランス?のように合計特殊出生率が94年の1.65%から、2004年には1.90%、更に現在では大幅に回復・改善されております様、私たち日本でも努力次第でもっともっと出生率を改善する事ができると思います。そうした思いの中で、その後、保育所待機児童解消を含め、子育て支援は順調に進んでいるのでしょうか。お聞かせいただきたいと思います。

次の2点目は
放課後子どもプランについて であります。
「平成19年度から子どもたちの安全・安心な居場所作りとしてすべての児童を対象とする「放課後子ども教室推進事業」を国が創設し、全小学校区を目標に放課後や週末等に余裕教室などを利用して地域住民との交流、スポーツ・文化活動、仲間づくりなどの取り組みを実施する」との事で「学校教育の場」また「これからの子育て支援」といわば両面を兼ね備え、いよいよこの4月から全国的に行われようとしております
国におきましては「「放課後子ども教室推進事業」と従来からある留守家庭児童を対象とされる「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)」を一体的あるいは連携した総合的な放課後対策として放課後子どもプラン事業を推進する」ともお聞きいたしますが、本市でのこれら放課後児童クラブの事業のあり方についてお聞きかせいただきたいと存じます。

次に3点目は「放課後児童クラブでの午後5時以降の業務延長について」 であります。
業務の延長・このニーズが日増しに高まっているのが現状であります。
「公立保育所が「19時まで保育」の時代に放課後クラブの「育成時間17時の終了」は今日の社会情勢に追いついていないのが現状で・・」という12月議会での質疑の後、待ちにまった業務の延長が試行的とは申せ一部、開始されております。尚、時間延長に伴います、安全対策など、運営上の方法論ではまだまだ課題は山積している事とは思われますが、是非、本市ならではの育成時間延長をより推進していただきたいと存じます。

☆そもそも児童クラブは子供達の単なる居場所ではなくて、「共働きのご家庭のお子さんの放課後の安全が守られる場所」「共働きの保護者が安心して子供を預けることができる場所」「指導員、学校、保護者の3者が連携して子どの達に深く関わり、育てる場所」「ただいま!!といって帰ってくる家庭と変わりなく、安心できる生活の場所」であり、また、異年齢の集団生活の中で、様々な事を学べる場でもある との事でもあり、児童クラブに入所している子ども達は学校や家庭で見せない「顔」をも見せ、大人へのメッセージも発してくれるそうです。

先程のように本年4月よりは市内28クラブにて午後5時までの育成時間が18時30分までの育成時間となる予定との事ですが、子供たちにとっては放課後の生活場所が保育所並に環境改善されますが、聞くところによりますと、勤務されております指導員の方々の勤務時間は時間延長に対してスライドされ、勤務開始時間の繰り下げにより、業務に対しての準備時間が減少することもあり子供たちの育成に務める上での影響も懸念される次第であります。

好評を得た延長業務に伴って希望増員が生み出したことでしょうか、それとも偶然でしょうか
今現在「保留」扱いとなり4月から児童クラブへいけない子供たちが保護者の方々の間で把握されているだけでも50人以上にのぼっているとのことです。
それも高学年が対象となっており、ある保護者からは「児童クラブでは高学年が低学年を見るといった兄弟姉妹関係が出来ているのに、このまま保留扱いの子供達が児童クラブへ行けないと、その関係さえ崩れてしまうので・・・」と心配のご様子でした。
聞くところによりますと、去る3月6日のこの火曜日に、こうした全員入所希望の要望書が100名近くの署名と共に提出されたそうです。

ここである児童クラブに通われます、お子さんからのお手紙を一部ご紹介いたします。
魚住児童クラブ3年(N.Y)君
「僕は4月から児童クラブへ行けません。○○○、○○○達も行けないので一緒にサッカーや砂遊びが出来ないので、すごく寂しいです。また行くことができるのですか?もう行くことが出来ないのですか?僕は児童クラブをやめたくはありません。またいけるようにしてください」

このような子供たちの訴えを我々、大人が受け入れてあげる事が、これから本市を支えてくれる子供たちへの愛情ではないのでしょうか?

これらを合わせ、本年1月からモデルの児童クラブにおきまして、試行されている時間延長でありますが、2ヶ月余りを経過した現時点で順調に行われているのか、安全対策はもちろん、予期せぬこうした不具合などは他に発生していないのでしょうか、尋ね致します。

次に4点目は 子ども達の信頼の厚い指導員・定期雇用止め の見直しについて であります

公立化5年目を迎え、6年目から指導員として勤務できなくなる指導員の方々が52名いらっしゃるとお聞きいたしております。再雇用が認められず5年で児童クラブの「お母さん」が入れ替わるのも子供たちには大きな影響を与えかねます。
すばらしい人材を手放すのは子供たち、また明石市にとっても宝物を手放すようなものと考えます。
就労人口が減少し、女性の方々が働く時間も男性並みになります様に、放課後育成事業は極めて大切な分野・セクションであると考えます。
先程、保護者の方々からこうした5年雇用止めを完全撤廃を求める旨の要望書が1300名を越える署名と共に本日、この午後提出されたそうです。
そうした中、子どもたちとの信頼関係が厚く、専門性が必要な指導員に5年を上限とする有期雇用は馴染まないのではないでしょうか?放課後教室にて、生涯を子供達の健全育成に、又、これからの時代の流れでもあります、求められる子育て支援の一翼を担っていただくためにも、随時、適正確認等は必要でしょうが、生涯勤務に本気で取り組んでいただける勤労面での環境整備が本当に必要ではないでしょうか? 子どものためにもぜひ見直していただきたい限りであります。
こうした意味から、先の12月議会・委員会でも私の質議(理事者の答弁)に見直しのお声もあり、本日の午前中にも見直しを表されておりますが、今後、放課後教室の指導員・定期雇用止めの 見直し をどのように考えておられるのか 改めましてお尋ねいたします。
お尋ねいたします。

5点目は 高齢者支援施策は順調にすすんでいるのか であります。

現在の少子高齢化の進展には著しいものがあり、20年後には4人に1人が、50年後には、3人に1人が65歳以上の高齢者になられると見込まれております。
 私は常々、これからの超高齢化社会におきましては、これまで社会サービスの受け手と考えてこられた高齢者の方々も、人生経験豊富なお立場だからこそ、積極的に社会参加され、それぞれの個性や能力に応じた社会的役割を担われる事が求められることとなるものと思います。そうした社会に積極的に関わる事が、高齢者の方々ご自身の生きがいのあるより豊かな暮らしにつながるものとも考えております。
 ところで、最近のマスコミ紙面でも高齢者の方々への虐待が報じられ悲しい思いをいたしますが、本市ではそうした事が決して起りません様に市行政として取り組んでいただきたいと存じます。

「高齢者虐待の防止、高齢者の擁護者に対する支援等に関する法律」が昨年の4月より施行されてはおります。本市にも立ち入り調査権が与えられるなど、当然、虐待防止への積極的な取組みが行われている事とは存じます。ちなみに本市では、既に平成16年5月から高齢者虐待対策プロジェクト委員会を立上げ、いち早く、虐待問題には取り組んでこられた事とも存じます。その後、どのような取組みがなされているのかも合わせて本市・高齢者支援施策は順調にすすんでいるのかお尋ねいたします。


5、交通不便地域・藤江地区へのタコバス運行について 
(1)その後の取り組みとして、平成19年度事業はどのように行われるのか



大きく 5項目目は、 交通不便地域・藤江地区へのタコバス運行について であります。 

「Tacoバス」は交通弱者を守る交通機関として、乗りやすく、見るからに小回りが効きいて、従来の大型バスの運行不可能な住宅地域にもその運行が可能な、身近な交通アクセスとして本市施策の中でも市民の皆さんへの行政サービスとしては近年より大きな成果を挙げる事と今後も期待されております。

以前にもご質問に及んでおりますが、
そうした「Tacoバス」のルート拡大について市民の皆さんのお声が上がっているのが現状であり、特に、藤江地区におかれましては、「交通不便地域・藤江にタコバス運行を求める 旨」の要望書が2,245名の署名と共に昨年6月16日に北口市長さんの元へ提出された事は記憶に新しい事と存じます。
藤江地区につきましては、明石市営バスの路線バスの運行が行われているものの、運行本数は極めて少なく、特に自前の移動手段に恵まれない高齢者等の社会的弱者は、公的交通手段の整備の遅れにより、お買い物や医療機関への通院など、日々の暮らしに制約を受ける大きな不便を囲っているのが現状であります。

このような地域地域でのお声は他にも多い事と存じますが、願わくば市内交通不便地域の解消がこの市民の皆さんの期待されます「Tacoバス」で一日も早くなされ、地域の利便性が向上する、このような「Tacoバス」の更なる充実を願いながら、交通不便地域・藤江地区への対応は、その後どのようになっているのでしょうか

お尋ねを致します。


6、2007アカシのウミガメ保護・育成施策について
(1)1昨年来、産卵の期待が大きい本年度のウミガメ保護に関する取り組みはどのように行われるのか
(2)保護・啓蒙啓発活動を含め、学校教育への取り組みはどのように行われるのか

大きく 6項目目は 2007アカシのウミガメ保護・育成施策について であります。

明石の「海岸環境の保全」という視点と市民の皆さんに「夢」を与えてくれた浦島太郎物語なる話題について今回もおたずね致したいと存じます。

一昨年来のアカウミガメ上陸・産卵からはや今年は2年目を迎え、是非とも上陸・産卵が期待される年であります。
本市では今まで数えます事、計17回の産卵を確認し、850匹を越える子ガメがこの明石の砂浜から大海原に向かって旅立ってゆきました。
既にご承知のとおり、幾度ともなく申し上げさせていただきます までもございませんが、遥か彼方より訪れて来てくれる明石のウミガメは環境問題を語る上でも、又、レッドブックにも載って入るような稀少生物で、又、内海での上陸・産卵するウミガメは学術的にも大変大きな意義があるともお聞き致しております。
その産卵環境たる明石の海岸のこのすばらしさをも内外に示してくれておりました。私達、明石市民と致しましては、是非、このウミガメと素晴らしい海岸を、次の世代に引き継ぎ、人と自然の共生のあり方を常に考えて、更なるウミガメ条例の施策の展開を行うべきだと考えます。
又、この春休みはボランティア団体主催で4つないし5つの小学校で保護啓発の一環としての「春休み親子ウミガメ勉強会」が行われる 予定」との事で本年の期待ぶりが伺えます。

思えば1昨年6月  日もこの場で当時もウミガメ保護施策の質疑を行いました。
そのウミガメに関し北口市長さんからあたたかいご答弁がございました。その翌日には、何と、上陸・産卵があったわけでございます。実はあの時「もう5年もウミガメは帰っていない状況でしたので、私の所属するボランティア団体では、もし、今年帰ってこなければ、もう2度と産卵はないのでは・・との思いで団体の解散も前提とされ士気は下がっておられました。そうした思いであの時最後の質問になるのでは・・と最後の最後の期待と自らのこれまでを思い起こし・・力不足をなげいた事でした。
特に脳裏には恒例の100名ほどでのいつものお掃除会の中で幾度となく小さなお子さんから「今年は帰ってくるの」「ウミガメはいつ帰ってくるの」と問われますと「今年は帰ってくるから!」と何年も語った事が又、「ウミガメが帰ってくる事を主張し続けた我々」に賛同してくださった方々に、毎年夏の終わりには、申し訳ない気持ちがこみ揚げって来たのは事実でした。それが先程のように初めて市長さんにご答弁をいただいた翌日には本市待望の上陸・産卵がございました。伝説ではなく実現した事で、もう今さら申し上げさせていただくまでもございませんが、その後のマスコミ紙面の報道もあり、市民の皆さんも、又、当然ボランティア団体もウミガメ保護の思いは一団と盛り上がり、その後、産卵現場でのお掃除会は勿論のこと、活気的なウミガメ保護啓発活動をも展開し、その後、昨年とは申せひと夏で13の小学校での親子勉強会、冬休みもまた行われたようですが、聞くところによりますとのべ650名のお子さん達がウミガメの基礎知識を教わり、本市生まれの元気な子ガメ達が旅立つ様子をDVD映像から見守り、多くの事を学ばれる事にもつながった事と改めてお聞きいたしました。

以上、その保護をより一層進めていただきたいという立場から質問を致したいと思います。まず、1点目、是非とも本年こそはと、1昨年来、産卵の期待が大きい本年度のウミガメに対します市長さんの思いと、保護に関する取り組みはどのように行われるのでしょうか?
お聞かせいただきたいと存じます。
2点目は保護啓発活動を含め、学校教育への取り組みはどのように行われるのでしょうか。
 どのようになされますか。お尋ね致します。
以上で1回目の発言を終えます。