(北川貴則 本会議登壇・1回目 質疑発言内容)・・・


1、「日本一安全なまち 明石」の実現のための危機管理について
(1)大蔵海岸の安全対策の取り組みはどのように行われているのか

(2)総合的な浸水対策の進捗状況と本年度の方針はどのようになっているのか
(3)急増している特定街頭犯罪への防犯はどのように行われるのか
(4)その後、スクールガードは順調に行われているのか
(5)日常生活に欠かせない道路の安全対策はどのようになっているのか

大きく1項目目は、[日本一安全なまち 明石]の実現のための危機管理について で、その1点目は、大蔵海岸の安全対策の取り組みはどのように行われているのか であります。

北口市長さんは3年前の市長就任以来、2つの大きな事故を踏まえて、新しい明石の再構築に向け、「安全・安心のまちづくり」を最重点課題として掲げられ、本件の大蔵海岸は勿論、更にこれまで防犯や防災安全の取り組みをはじめ数々の施策に取り組まれてまいりました。
また、大蔵海岸にて花火事故そして砂浜の陥没事故で尊いお命が失われ、いつまでもご冥福をお祈り申し上げさせていただきながらではございますが、「安全対策を万全に行って・」という大前提のもとで、市民の皆さんの待望久しかったその大蔵海岸の海水浴場が、7月2日に5年ぶりにオープンされるということでは「厳粛にも」また、「安全を重視して」ようやくこの期にいたりました。
 平成13年12月の砂浜陥没事故以来、市は国の協力を得ながら、様々な安全対策を実施し、海水浴場の再オープンにこぎつかれたものと思います。
「安全安心のまちづくり」を標榜される本市といたしましても、何度も申し上げさせていただきますが、とりわけ大蔵海岸での事故の再発は決して許される事ではありません。
 そこで、大蔵海岸海水浴場を市民のみなさんに開放されるにあたって、特に力を注いで取り組んで来られた安全対策について、具体的にお聞かせ下さい。

次の2点目は総合的な浸水対策の進捗状況について であります。

 近年の異常気象により、全国各地の都市が再々集中豪雨に見舞われ大変大きな被害を受けております。今、改めまして申し上げるまでもございませんが、1昨年前は、本市も度々台風の襲来を受けて、あの時、ひとつ間違えば大変大きな被害が及んだかもしれませんでした。
 このような状況の中、本市は総合的な浸水対策に取り組む方針を示されておりましたが、今、現在取り組んでいる、その後の総合的な浸水対策の進捗状況と更に今後の方針について、お聞かせいただきたいと存じます。

次に3点目は急増している 特定街頭犯罪への対応 について であります。

本市内の街頭犯罪等の認知件数は年々減少傾向にありますが、今年に入ってからは、ひったくり・車上ねらい・オートバイ盗・器物破損等の件数は増加しているとお聞き致しております。
  平成17年1月〜4月と本年同期の発生件数を比較いたしますと、特に「車上ねらい」が96件増(+37.1%)、「オートバイ盗」が49件増(+50.0%)、「ひったくり」が20件増(+50.0%)と急増とのことであります。
あってはならない犯罪、これからの防犯の在り方、しいては、これらの状況を鑑みました特定街頭犯罪への防犯はどのように行われるのか お尋ねを致します。

4点目は地域の皆様と学校園が連携し、学校園侵入者の早期発見や登下校時の通学路上における安全の確保等、学校生活全般を見守っていただくことを目的とするスクールガードについて であります。

近年、全国的に何の罪のない子どもさん達を対象にした痛ましい事件が多発し、大きな社会問題となっていることから、こうしたスクールガードとして地域と学校園とが連携し、「地域の子どもは地域で守り育てる」という趣旨のもと、「名札」と「おれんじキャップ」を着用された登録ボランティアの方々が、小学校や幼稚園への不法侵入者や学校園内で挙動不審者を発見した時、子どもさん達を安全に誘導・保護し、学校教員への連絡に協力するとともに、校門付近や通学路を巡回し、子どもたちへの「声かけ活動」も行っていただいているとお聞きいたしております。特に本市では以前から、確か平成17年度より制度化され、平成17年9月1日の王子小校区を皮切りに、平成18年6月1日現在では22校区 のべ、2,162人の方々のご協力を頂き、登録されておりますが、今後は未だ発足していない地区への促進(例えば鳥羽、和坂、沢池、花園、高丘東、高丘西各小学校)でありますとか、継続した取り組みとするための更なるシステムづくりや一部の方への負担過多の解消、さらには学校警備員との連携など課題も山積しているようにも見うけられます。
そこでお尋ねいたします。
こうした子どもたちの安全確保、スクールガードは順調に行われておりますのでしょうか
今後の展開も含め現況をお答え頂きたいと思います。

次の5点目は 日常生活に欠かせない道路の安全対策 について であります。

昨今道路上での事故が多発しているのも事実であり、歩行者と自動車との交通事故は別といたしまして、歩行者が道路を普通に歩かれていて、ミゾやマスに転落され、「ケガ」をされるといった事故が絶えない状況となっております。
去る5月臨時市議会に報告されました「損害賠償額 決定 専決処分」に示されますように、昨年暮れに東仲ノ町で歩行者が明石中央64号線を歩行中、道路側溝マスのフタが欠損していため、足を踏み入り転倒され負傷されたとの事でございます。
これは、「道路管理者に管理上の責任があったため、損害賠償請求に応じ」ということに他ならないわけであります。
国や市が安全対策に万全を期すために懸命な努力を重ねているにもかかわりませず、一方で、市が管理する道路で「ケガ」とはいえ事故が毎年のように起こるというのは、まだまだ管理に甘さと申しましょうか、問題があるのではないかと思うわけであります。
海岸や道路やエレベータに限らず、すべての管理施設について言えることかもしれませんが、管理事故を極力防止するための仕組みづくりを工夫する努力をしない限り、市民の皆さんが安心して公共施設を利用することはできないのではないかと思うところでもございます。
 つきましては、今後、市民の皆さんが日常生活に欠かせない道路を安心して歩けるようにするために、行政としてどのような取り組みを行うのか、お伺いしたいと思います。



2、「行財政改革について」
(1)赤字再建団体に陥らないための行財政改革の成果はあがっているのか
(2)その後の民間活力導入の取り組み状況(自動車運送事業、下水道事業ほか)は進んでいるのか
(3)指定管理者制度導入への取り組み状況と今後の方針について


大きく 2項目目は行財政改革について であります。

本市の財政状況は、長期的な不況や兵庫県南部地震の影響などにより極めて厳しい状況にあり、効果的な対策をとらなければ数年の内に「財政再建団体に陥る」との見通しを以前から示して来られました。
そのため、本市におきましては、昨年、5ヵ年計画による行政改革の実施計画を策定され、また新たな行政改革の取り組みを進めており、特に、本年度の市政運営のキーワードを「創造的改革」とし、市政の思い切った改革に取り組む決意を示されました。
 
そこで1点目の質問といたしまして、ただ今、全庁あげて行財政改革の推進に取り組んでおられますが、赤字再建団体に陥らないための努力は、その後、その成果を出せているのでしょうか。以前に続きまして、具体的にお答えいただきたいと存じます。

次に、2点目の質問でありますが、市の「行政改革 実施計画」の大きな柱として、「民間活力の活用」が示されておりますが、「自動車運送事業」、「下水道事業」をはじめとして、その後の民間活力導入の取り組み状況は、どのように進んでいるのか、具体的にお聞かせ頂きたいと存じます。
 
3点目の質問といたしましては、指定管理者制度が導入された施設の運営状況と、制度導入の今後の方針について、お尋ねいたします。
 
地方自治法の改正により新たに制度化されました、指定管理者制度につきましては、本市におきましては、昨年実施に向けた検討が進められ、本年4月から多くの市の施設におきまして、制度の導入が図られたところであります。制度導入の意図は「より効率的な施設の管理運営」と「市民サービスの一層の向上を図ること」とされております。
 そこで新たに指定管理者制度が導入されました施設につきまして、当初の意図どおり、適切な施設の運営がはかられているのか、その運営状況についてお尋ねいたします。
 またあわせて、指定管理者制度導入の今後の方針についてお聞かせいただきたいと存じます。


3、「子育て支援と高齢者福祉施策の充実方針について」
(1)子育て支援は順調にすすんでいるのか
(2)今後の放課後教室をどのようにとらえているのか
(3)高齢者支援施策は順調にすすんでいるのか

大きく3項目目は、子育て支援と高齢者福祉施策の充実方針について であります。

少子高齢化がさらに進んだ今日、今までにない福祉の充実が求められる時代がやってまいりました。
以前にも、何度かご質問に及んでおりますが、子を持つ親としては、「子育て支援に力を入れてほしい」という願いは普遍のものであると思います。
先日最新の合計特殊出生率1.25は前回から0.04ポイントの大幅な低下であり、さらに深刻な事態の公表となっております。
静止人口(いわゆる増減のない人口)を保障する合計特殊出生率が先進国では2.1とされております様に当然この2.1を下回る出生率が続けば日本国の人口は減へと向かうわけであります。生まれた赤ちゃん106万人、亡くなわれたお命108万人の差引き2万人強の減が示しますように、2005年から、わが国はとうとう人口減社会の突入を招いております。さらに最近の一報によりますと、「もし、このままの低い出生率が続けば将来の人口は「現在の1億3千万弱から2050年には約一億人に、更に2500年には10万人へ、また3000年には50人ついには西暦3300年にはとうとう2人にまで減ってしまう」という、まさに国家存亡の事態に陥ってしまうわけであります。「いかにこれからの少子化対策が最重要な事なのか」と まざまざと示しているわけであります。より多くの子どもさん達が家庭に育まれ、例えば先進国フランス?のように合計特殊出生率が94年の1.65から、2005年の1.94に回復しております様、また国内でも都道府県別の出生率で今回、唯一上昇されました福井県では1.45から1.47への数字の大きな光があり、その中には、例えば就業前の子どもさんの医療費は3人以上なら皆無料で、休日・夜間の保育支援や街中での授乳施設を県内100箇所で整備中とかで、子育て支援の大きな効果の現れでありました。また、同県は共働き率、女性就業率とも全国は2位で、3世代同居率が極めて高いのも特徴とお聞きいたしております。そうした内外の起因に手厚い家族給付や行き届いた育児サポートのみならず「働きたい女性が子どもさんを産んで仕事を続けられる社会へ」と大きく歩む姿が見うけられます。
少子化の克服は決して、各家庭の努力だけでは、もう、解決することは出来ませんので、例えば本市が今回上程されました、妊婦健康シンサ事業いわゆる妊 産婦 検診(ニン サンプ けんしん)の様にお子さんを出産される女性への、そうした援助、配慮が必要不可欠になってきております。
私たち明石市でも努力次第で出生率を改善する事ができると思います。全国的な子育て支援の大きな変革の中で、その後、特にお母さん方の心配が一番多い、保育所 待機 児童 解消を含め、子育て支援は順調に進んでいるのでしょうか。
お聞かせいただきたいと思います。


2点目は子育て支援の延長とも思えます、留守家庭を支援する子どもたちの
今後の放課後教室をどのようにとらえているのか  について であります。

平成18年5月9日付で、文部科学省と厚生労働省の放課後対策事業の連携についての、記者発表が行れておりました。それは、「少子化の観点から、文部科学省「地域子ども教室推進事業」と厚生労働省「放課後児童健全育成事業」の両事業の一体的な実施について、平成19年度の予算概算 要求時を目処に、具体的な施策を検討する予定」との事で内容的には少子化対策や子どもへの犯罪防止策として、2007年度中に全国すべての小学校区で空き教室などを利用し、放課後に仕事や病気で保護者のいない児童に遊びや集団生活の場を提供する「放課後子どもプラン」を始める旨の事でもありました。
本市の子育て支援施策については、福祉と教育のそれぞれの部局におきまして様々な取り組みが行われていると聞いておりますが、とりわけ児童クラブは少子化対策といたしましても「働きたい女性が子どもを産んで、仕事を続けられる社会の実現のために、非常に大切な施策」と保護者の方々には期待が大きいわけであり、今後は保護者の多様な勤務状態や、多発する子どもを狙った凶悪犯罪に対応するためにも保育園の保育時間 延長のように児童クラブにおきましても時間延長が望まれております。こうした点をふまえまして、放課後児童クラブに関する現状(実施状況;開設クラブ数、及び、規模、利用児童数)と、放課後児童クラブを利用する市民の方々のニーズ、つまり、より良く、子ども達のための「環境整備」と共に、先程来の保護者を対象にされましたアンケートにより多数ご要望のあったとお聞きしております「保育時間の延長」については、「昨今の保護者の就労状況」や「社会情勢」その他に充分配慮され、有効な子育て支援施策の一つとなるよう、再々、早期の実施を求めるものでありますが、これらをどのように把握し、又、これらに対して、どのように理解されているのか、お聞きしたいと存じます。

 次に3点目ですが、現在の少子高齢化の進展には著しいものがあり、20年後には4人に1人が、50年後には、3人に1人が65歳以上の高齢者になられると見込まれております。
とりわけ市内の特別養護老人ホームは「現在、9施設660床が供用され、特に、明石川以東には特別養護老人ホームは整備できていないのが現状であります。
市、町別の入所 希望 待機者 数は所管の県が調査結果を公表されておりませんので把握はできませんが、市内各施設とも「多数のお申し込みを受け付けて・・」とお聞きいたしております。
介護保険制度の導入によりまして、福祉施策がより充実はされておりますが、本市東部地域にもこうした福祉拠点は是非とも必要ではないかと存じます。こうした点も踏まえまして 高齢者支援施策は順調にすすんでいるのか お尋ねいたします。



4、「海峡交流都市のあり方」と「明淡高速船存続」について(1) 海峡交流都市のあり方をどのようにとらえているのか。(2) 明淡高速船の経営支援決断と今後の取り組み方針をどのように考えているのか

大きく 4項目目は、「海峡交流都市のあり方」と「明淡高速船存続」についてであります。 
市長さんにお尋ねいたします。
「海峡交流」とはいかなるものなのでしょうか?
私達は明石のまちは海のまちだと思っておりました。
特に今回のクルージング事業を新聞紙上で目にしました時「明石ならではの良さを、普段、目にする事ができないこのクルージングで見出せることが出来るのでは・・」と 思ったのは「私だけではないのでは」と思いました。
と申しますのも私も以前から、いつかは、例えば、ライトアップされた、目の前に広がる世界一の大橋と、光り輝く対岸の大パノラマをバックに、お父さんやお母さんが将来を背負うことになるお子さん達とコーヒー片手に夜空と七色の大橋と光り輝く波しぶきを受けながら、日頃の慌しさも忘れさせてくれる一家団欒のひと時を過ごされたり、又、時には、まばゆい太陽のもと将来を誓い合った若いカップルが、シャンパン片手に多くの方々の祝福に包まれ、今後の明石での生活を夢いっぱい、潮風と共に感じていただいたり、はたまた、あるいは、お孫さんの成長を見守るご夫婦が人生のひと時を「午後の紅茶」で語られたり、まさにクルージングが、海がもたらしてくれる豊かさを感じるひと時が・・・
今回初のクルージング事業には「新たな明石の一コマを築ける可能性が満ちている」と思ったからでした。
これを生かすもダメにしてしまうのも、今後の努力次第だと思います。
何事もそうですが、問題は、「海峡交流都市」としての土壌・キッカケがあるわけですからどのように、総意工夫を行って内容を充実し、その良さを多くの方々にお知りいただき、「喜んでご利用していただけるか」であります。それには、私ごとき素人が申し上げるまでもなく、恐らく市長さんのビジョンの中では全体のコンセプトから船内での催しやデザインやはたまた、ひょっとしてもう既にPRポスターのデザインも決まっていたり、TVやマスコミにも呼びかけられたり準備は万端とおもわれますが、総意工夫を行っていただき、より多くの方々のご協力をいただいて、海峡交流都市・明石の集大成を成し遂げて頂きたいと思います。

一方、去る4月26日、明石港と淡路岩屋港間で高速船を運航するその「明淡高速船」の休止届けが国土交通省に提出されました。その休止期間は「5月29日から1年間で、復活の見込みのない、いわば、事実上航路の廃止」とも 取れる一報でありました。利用客の方々の減少が招いたとされる経営難と、最近の原油高高騰も追い打ちをかけたことが休止の主な理由との事でありました。
 このことを新聞報道で知った時、これは海峡交流都市・明石市のまちづくりに大変大きなマイナスとなることであり、仮にも「東経135度、日本の標準時、又、タイ・タコ・そして安全と共に、世界一の明石海峡大橋の明石」と全国にPRしょうとする本市が、南の玄関口の一つ、南の淡路島との連絡船一つをも定義通り「一般企業に公的資金の援助はできない!!」と、行政として手をこまねいたまま、何も出来ず「失ってしまうことになれば・・海峡交流の名が廃ってしまい・・」という、多くの明石市民の皆さんのお嘆きが瞬時に浮かび、議員としての切ない思いと、本市からは勿論、他市からも多くの知人方々が利用され、この明石の地を踏む今後のご苦労を思うと忍びない思いがいたしました。「なんとか休止の事態を避けなければ」と、多くの議員さんと同様に強い思いを抱き、運行休止を回避するために、何をするべきか検討を始めると共に、年間70万人を越える利用者の約8割の利用者ともお聞きいたしていた淡路島側の利用者の皆さんの切なる願いとも連携を図った取り組みがとりわけ重要と考え、県ならびにお隣の淡路市さんへの「航路存続の署名活動」にも私も微力ではございましたが、ボランティアの方々のお手伝い・ご協力をさせていただいたところでありました。
また際、この場にもいらっしゃいます多くの同志の方々のご賛同・絶大なるご協力に感謝申し上げながら、また、このような状況の中、北口市長さんにおかれましては、先程来の、5月9日の定例記者会見におきまして、明石の地域特性を十二分に生かすことができる観光振興事業・クルージング便の運航の実現を通じ「明淡高速船の存続」につながる支援を表明されました。
恐らく北口市長さんの就任来の政策の一つでもありました、「海峡交流都市」本来の明石の政策に「クルージングや他の事業も含まれていたこと」と存じますが、奇しくもこの時期に、「空いている船があるなら、本来の観光振興・クルージングを行っては・・」とのその決断が、その結果が、クルージンの収益のみならず、更なる利便性向上と利用者増等、経営収支見込に弾みがつき、あきらめかけていた船会社の事業計画を修正させ、結果、存続につながったのではないかと、推測いたしました。

淡路市長さんとは対照的にこれらの経過を踏まえた明石市長さんの「支援 表明」がお隣の人口5万人強の淡路市民の皆さんに大変大きな励みとなったそうで、特に5月6日既にアワジ・岩屋にて200名を超える決起集会と共に発足していた「明石・岩屋航路を存続させる会」では後のこの一報を機に一気に署名のペースが上がり、その後、わずか一週間あまりで2万人を超える署名にまで集結し、5月17日に地元の熱意として兵庫県・淡路市両行政に署名が提出なされました。本市議会も船会社と兵庫県に航路存続や行政支援を求める要望書の提出を行い、その後、本市におきましても同会や明石商工会議所をはじめ複数の団体から北口市長さんに要望書が提出されました。そして皆が固唾を呑み見守るなかで、5月19日、淡路市さんと協力して支援することを決定され、船会社により休止届けが取り下げられ、年内は明石港と淡路岩屋港間の高速船は継続運航されることとなりました。
 私も、この間の北口市長さんの海峡交流都市を鑑みたまちづくりとしての、そのリーダーとしての行動力と果断な決断を高く評価する次第であります。 これからが大事です。
 「海峡交流都市」を標榜する本市にとりまして、私達もお隣、淡路島全体との交流を支える連絡船航路は是非守らなければならないものと考えておりました。
 そこでお尋ねいたします。
「海峡交流都市のあり方」を市長さんは以前からどのようにとらえてこられたのでしょうか?
また、今回の議案86号明石海峡クルージングによる支援決断に至った北口市長さんのお考えと、是非、これらがもたらします明石の観光資源の有効活用にもつながる、今後の取り組み方針について、市長さんご自身のビジョン・お考えをお聞かせ頂きたいと思います。



5、「2006アカシのウミガメ保護・育成施策について」
(1)本年度のウミガメ保護に関する取り組みは

大きく 5項目目は 2006ウミガメ保護・育成施策について であります。

皆様のご指導をいただきこの私ごときがこの場にて明石のウミガメの保護・育成をお尋ねさせていただきましてから初のウミガメ上陸・産卵が昨年6月22日にございました。まさに1年前の出来事となろうとしております。
思い起こしますと、昨年6月この本会議降壇 後の後の あの夜、一報を耳にするなり、私も現地入りさせていただき、懸命に力を振絞り、一粒の涙をも流しながら産卵に集中したウミガメの命がけの産卵活動を無事終えたことにひたすら大きな感動を覚えたあの時がまさに波しぶきの如く、昨日のように思い起こされます。
子ども達に大きな夢と希望を与えてくれて、内外に明石の海浜の良さを示してくれた今や世界的にも絶滅に瀕しているアカウミガメ。
産卵という大事業を成し遂げた後、ゆっくりと海に戻って行った体長80センチ弱の元気な親ガメの勇壮さと同時に生命の偉大さも感じた次第でございました。
その後は産卵現場では照りつけるような夏の日差しのもと、多くのボランティアの方々や子どもさん達が「子ガメさん、必ず旅立ってね」と祈りながら海浜お掃除会が行われ、また、皆さんのお力で昨年の夏は以前になく保護啓蒙啓発活動が活発に行われた事と思いました。例えばそのウミガメ保護啓発の一環として市民団体主催の「夏休み親子ウミガメお勉強会」といった行事が市内7、8カ所の小学校コミセン等で行われたり、保護啓発のポスターやチラシが、それぞれの海岸や市行政の施設に掲示され、又、夏休み前の小学生の皆さんにも配布されていました。その後、元気な子ガメ達も大海原へと旅立ってまいりましたが、私も微力ながら本年も是非、「こうした取り組みと研究やウミガメを語ることからも出来る保護活動など、皆さんとご一緒に、更に励んでまいらなければならない!」と今、強く感じている次第でもあります。その後の子ガメの成長と本年も必ず親ガメが帰ってきてくれます事を心より願いますと共に、昨年度を踏まえ今後、本年度の取り組みはどのようにお考えなのでしょうか? 
お尋ねいたします。


6、「タコ・バス」の交通不便地域への更なる運行について
(1)交通不便地域への対策は今後、どのように行われるのか

大きく 6項目目は 「Taco・バス」の交通不便地域への更なる運行について であります。
本市「Tacoバス」がH16・H17の試行を重ねた上で、この4月より本格運行を開始し、現在、3ルート/ ルート距離約30km / 一日68便/  一日平均約830名/方々のご利用が好評を示しているかと思われます。一方、本市、市バスは一部民活導入に際するこの時期ではありますが、共に交通弱者を守る交通機関で、特に「Tacoバス」は乗りやすくて、見るからに小回りが効き、従来の大型バスの運行不可能な住宅地域にもその運行が可能な、身近な交通アクセスとして本市施策の中でも市民の皆さんへの行政サービスとしては近年より大きな成果を挙げる事と期待されております。
ですが、本格運航開始そうそうではございますが、早くも更なる 「Tacoバス」のルート拡大について市民の皆さんのお声が上がっているのが現状となっております。例えば、
聞くところによりますと、藤江地区におかれましては、「交通不便地域・藤江にタコバス運行を求める 旨」の要望書が多くの署名と共に北口市長さんの元へ提出されたそうですが、
その内容は、
藤江地区につきましては、明石市営バスの路線バスの運行が行われているものの、運行本数は極めて少なく、特に自前の移動手段に恵まれない高齢者等の社会的弱者は、公的交通手段の整備の遅れにより、買い物や医療機関への通院など、日々の暮らしに制約を受ける大きな不便を囲っているのが現状であります。
という始まりで、更に詳細をお聞き致しますと、次の様なことでした。
私達の身近な住宅街にも運航可能なタコバスが西の大久保町谷八木地域まで運行されております。たまにこの「Tacoバス」の運行を目にしますと、自分達のことの様にほほえましく思えます。なにぶん、私達交通弱者にとりまして、地域のお話ですが、西の医療施設に赴くにも電車で西に一駅ではありますが、その先はとても杖をついて歩いてはたどり着くことはできない状態です。そうした時に、「あの現在の「Tacoバス」がほんの少し西に、つまり東の藤江のロータリー付近まで運行してもらえたら・・・」と、節に願います。もちろん、もし、大久保駅南の商業施設でしか購入できない買い物がありますと、当然、西ではなく山陽電鉄で東の明石駅にむかい、そこからもう一度、JRで西の目的地であります大久保駅へむかい、やっと買い物が出来きます。もちろん、帰りは荷物を抱えその逆のルートで帰ります。これはあくまでも買い物なので、多少は時間がかかっても仕方がない事ですが、先程の様に病気でどうしても医療機関へ赴かなければならない時は体調不調なので大変困ります。 とのことで、
私も現地を拝見させていただきました時に、確かに藤江地区の西、約800mのところまで、「Tacoバス」が来ていることから、「あのガンと闘いながらも明るく笑顔で杖をつき、障害者手帳をポケットに副作用とケガで自由の利かない足取りで、「Tacoバス」を待望されるご様子を思い起こせば、せめてこのロータリーまで延伸することできたら・・」と、どうする事も出来ない無力な自分の胸をその場で抑えました。
このような地域地域でのお声は他にも多い事と存じますが、願わくば市内交通不便地域の解消がこの市民の皆さんの期待されます「Tacoバス」で一日も早くなされ、地域の利便性が向上する こうした「Tacoバス」の更なる充実を願いながら、これら、交通不便地域への対策は、今後どのように行われるのでしょうか。 
お尋ねを致します。