(北川貴則 本会議登壇・1回目 質疑発言内容)・・・
(発言項目・要旨)  
1. まず1項目は「朝霧歩道橋事故後のフォローについて」であります。 

(発言内容)
新しい世紀に入り、市民の皆様は21世紀こそ生活の安全と向上、平和な国際社会の形成を強く期待しております。明るい話題として、皇室では去る12月1日に待望の敬宮愛子(としのみや)様がご誕生なされました。
民主連合クラブとしてお慶び申し上げる次第でございます。

さて、お話は一転致しまして、残りわずかとなった暦を見ながら最近思います。三月の米国潜水艦による「えひめ丸」の沈没、国際テロによるビル爆破事件、その報復としてのアフガニスタンへの空爆、さらにはアメリカ国民を恐怖に陥れている「炭そ菌」などの生物兵器テロ事件。一方、国内では、大阪池田小学校の生徒さん達の被害、東京新宿・歌舞伎町の雑居ビル火災、そしてわが国にも上陸した「狂牛病問題」などがございました。しかしながら、私達・明石市民にとりましては、何にもまして、この夏の歩道橋事故を忘れる事が出来ません。幸せなご家庭が一瞬の出来事により、あのような状況に至った、あの大惨事については、今なお、申し上げさせていただく度に、お亡くなりなられた11名のご冥福とご遺族、また247名の負傷なされた皆様のご心痛、いかばかりか、とお察し申し上げる次第でございます。また今後、関係機関による事故原因の究明とともに、一日も早く平和な日々が取り戻されるよう祈る毎日です。ご遺族、負傷者の皆様へのフォーローはもちろんの事、事故原因の究明、その結果を今後の明石市政に十分に反映させる事により、市民の皆様が本当に「安全で安心して、快適な生活が送れる、まちづくりが推進できる」と確信致します。
事故の発生により、残念ながら、市民皆様の市行政に対する信頼が著しく損なわれてしまっているのではないかと考えます。それを回復するためには、今後の市の対応で、2つの重要な事柄があるのではないかと思います。それは、「ご遺族・被害者への対応」と「再発防止に対する取り組み」です。はじめに、「ご遺族・被害者の方々への対応」でございましたが、事故後、市はご遺族と2百数十名もの被害者の方々に対して、どのような対応を行ってこられたのか?そして、今後、ご遺族・被害者の方々に対して補償をなされるにあたり、どのような姿勢で臨まれるのか?その決意をお聞かせ願いたいたいと思います。私は特に、ご遺族・被害者の方々への補償問題の早期解決が、市への信頼回復の第一歩であると考えており、全庁的な取り組みの中で、信頼回復を果たしていただきたいと考えております。
1点目の「ご遺族、負傷者への対応は?」2点目の「補償問題等の対応について?」どのように行いますか?ご答弁を願います。次に「再発防止と安全対策」であります。これらにつきましても9月定例市議会におきましても、各議員さんより的確な質問が多々あり、答弁もございましたが、最終的には事故調査委員会の結論を踏まえて、「誰もが安心して市の行事に参加できるよう」しっかりと対策を行っていただきたいと思います。つきましては3点目に「再発防止に対する取り組み、これからの心がまえ」についてお聞かせください。また、「再発防止に対する取り組み、これからの心がまえ」についての1つとして、ハード面での施策があげられます。
大蔵海岸へのアクセス道路としては、東に大蔵朝霧線、西に上の丸東(ひがしさか)坂線が整備されていますが主要アクセスとしての大蔵朝霧線は国道2号線に直接接しておりません。そうした事から、「まさか」「まさか」と同時に救急車は身動きが止まりました。
今後、事故、火災等の緊急時の対策として、当該周辺の更なる交通ネットワークの形成が必要となると考えますが、市としてのお考えをお尋ね致します。

2.大きく2項目は「独居高齢者への配食サービスについて」であります

 全国で行われている市町村社協のいわゆる配食サービスには地域の特性を生かした様々な形態があろうかと存じます。配食サービスの役割を一言で申しますと、特に老衰、心身の障害などの理由により、食事の調理が困難な1人暮らしの高齢者にとっては、栄養のバランスのとれた定期的な訪問配食により、生活の維持及び健康福祉の増進を図ることができます。さらに安否確認及び健康状態の確認をしていただく、暖かいまなざしは非常に心強く、社会の孤独を忘れさせ、安心・心のゆとりをもたらします。
高齢社会を迎えるにあたり、明石市におきましても独居高齢者への配食サービスが地元のボランテイアの皆さんのご協力によりまして月に1、2度程度、行われているとお聴き致しております。これは非常に結構な事と存じます。配食サービスをはじめ独居高齢者に対する訪問保護活動は、これまでも弱者に手を差しのべ「保護」と「心の触れ合い」を図る活動の一環として推進されてきたところです。
さて、高齢社会を語るに至りましては、平成7年12月16日より施行の「高齢社会対策基本法」が大きな指針であろうかと存じます。その基本法によりますと「我が国の人口構造の高齢化は極めて急速に進んでおり、遠からず世界に例を見ない水準の高齢社会が到来するものと見込まれているが、高齢化の進展の速度に比べて国民の意識や社会のシステムの対応は遅れている。早急に対応すべき課題は多岐にわたるが、残されている時間は極めて少ない。このような事態に対処して、国民一人一人が生涯にわたって真に幸福を享受(きょうじゅ)できる高齢社会を築き上げていくためには、雇用、年金、医療、福祉、教育、社会参加、生活環境等に係る社会のシステムが高齢社会にふさわしいものとなるよう、不断に見直し、適切なものとしていく必要があり、そのためには、国及び地方公共団体はもとより、企業、地域社会、家庭及び個人が相互に協力しながらそれぞれの役割を積極的に果たしていくことが必要である。」 とあります。今、私たちの明石市も社会の一環として時代のニーズに応じた不断の見直しを行い、社会全体として高齢社会対策を総合的に推進していくことが求められております。

そこでお尋ね致します。
(1) 1点目 本市配食サービスの本来の目的は? どのようにとらえておりますか
(2) 2点目 本市配食サービスの現状は? どのようにおこなっておりますか
(3) 3点目 本市配食サービスの成果は?   どのようになっておりますか
(4) 4点目 本市配食サービスの今後の課題は?  何をどう改善すべきだと思いますか
お尋ね致します。

3. 大きく3項目は「2001年の明石のウミガメについて」であります

 先の6月定例市議会 本会議におきましても、「ウミガメ保護条例について」お尋ねをいたしましたが、時を新たにお尋ね致します。
本市では15回の産卵を確認致し、710匹を越える子ガメがこの明石の砂浜から旅立ちました。
ご承知のとおり、明石のウミガメは環境問題を語る上でも、レッドブックにも載って入る希少生物で、内海での上陸・産卵するウミガメは学術的にも大変大きな意義があるとも聞いております。その産卵環境たる明石の海岸のすばらしさを内外に示してくれます。私達、明石市民と致しましては、是非、このウミガメと素晴らしい海岸を、次の世代に引き継ぎ、人と自然の共生のあり方を常に考えて、更なるウミガメ条例の施策の展開を行うべきだと考えます。
本年4月1日より施行されております「明石市海浜の利用並びに海浜利便施設の設置及び管理に関する条例」のウミガメ保護に関する事項につきまして、また、3月市会で市長が市政方針のなかで触れられていたようにウミガメ保護のシンポジウムについて、「今年度はどのような事業展開が行われているのか」まず1点目としてお聞き致します。
次に2点目には「今年のウミガメ上陸は確認ゼロ。帰って来れなかった原因をどのように分析しているのか?」をお聞きしたいと思うのですが、市では平成5年からほぼ隔年(かくねん)で、アカウミガメの産卵が確認されております。過去のデータから推察すれば、本年は産卵年のはずですが、なぜ上陸・産卵が無かったのでしょうか?悲しい事にオスガメのなきがらが須磨海岸に漂着したとの新聞報道がございました。ウミガメ自体はこの瀬戸内海に滞在(たいざい)しながら産卵しなかったのは、何か上陸・産卵を妨げる要因があったからなのでしょうか?そうした見解についてお尋ね致します。
3点目は「来年度のウミガメ保護に関する取り組みについて」お聞きを致したいと思います。

4. 大きく4項目は「2002年の成人式について」であります。

(発言内容)

ある市での今年の成人式にて、祝辞を述べに来られた主催者に対してクラッカーを投げたりする新成人がテレビ等で取り上げられておりました。
成人式の由来は、戦後間もない頃、戦争ですさんだ若者たちの気概を少しでも高めようと、考えたある地方自治体の大人たちが、新成人を励ます目的で始められた会らしく、それが全国に広がっていったとお聞き致しております。

でも時代は随分と変わってしまいました。冒頭、述べさせて頂きましたように、あるマスコミの紙面では「成人式はバトルロワイルヤル」と報じられ、さすがにその内容を目にしますと一時が万事の如く、今の若い人達は、成人式に対するありがたみを感じていらっしゃるのかどうか?と一瞬、疑問に思いました。
ですが、そうした最中、人生の記念としてまじめに出席しておられる方も大勢いると思います。

12年度、本市の成人式には、対象者の約72%に当たる2460人が出席。
11年度も対象者の約78%に当たる2800人が出席されたと聞いております。
私語を慎むのは最低限のマナー、  一時、本市会場でも成人としてのマナーが大きく問われる一コマが御座いました。恐らくは、同席された良識を持たれた新成人も我々と同感に、その常識を疑がわれた事かと存じます。一部の方々の明らかな会場内、式典無視の騒ぎ立てた愚行のせいで式典を失い、更には後世の晴れ舞台をも幻にしかねない行為の、事の重大さを新成人の自覚の上に真剣に受け止めていただきたいとただ、願うのみです。     

ある地方自治体では役所が「今年は成人式をやりません」と宣言したため、「やっぱり何かやりたい」と考えた新成人たちが、自分たちで一から企画立案し、やらないと宣言した市長までも、きちんと来賓として呼び、大成功を収めたそうです。ちなみに携帯の持込などは全て可だったそうです。私は「もともと、あるもの」がなぜ存在するのか、誰のためにあるのか、ということを忘れたとき、冒頭のようなことは往々にして起こるんだと思います。
あり方を考え、意義を見つめ直し、新たな明石市の成人式を模索する時ではないかと存じます。
そこで、お尋ね致します。明石市におきましては
(1) 成人式の意義をどうとらえておりますか?
(2) 当日の運営内容は?  
(3) 新成人の方々から、前年度にない企画運営上の要望等はあるのか?

5. 大きく5項目は「新消防庁舎に伴う、その後の現庁舎の利用方法について」であります

(発言内容)
本年9月、44名がお亡くなりになった東京・新宿歌舞伎町の雑居ビル火災から3ヶ月が過ぎました。
その後の関係機関の調べでは、たばこの火や漏電などが出火原因である可能性は極めて低く、何者かがホールにあったゴミに放火した疑いが濃厚と捜査を進めていると聞いております。また、その1ヶ月後にもその近くの雑居ビルで2名が亡くなられた同様の火災事故が起こりました。こうした不特定多数の人々が事故に巻き込まれるといった不幸な出来事は、消防機関にあっては二度と起こらないよう防いでもらいたいと願っております。
 同様にこの明石市内でも、火災件数は決して減少する傾向にはなく、放火が原因と見られる火災事故が最も多く、その割合は2割を超えると聞いております。
こうした若者をターゲットにした店舗が流行する今の時代を象徴するかのような災害が増える中、去る6月本市市議会の本会議で可決されました「新消防庁舎の建築」についても、その後、順調に建設工事も進められているとお聞きしており、私は消防体制が確立されつつあるこうした方向着けに心強くした思いであります。
 さて1点目として、仮に消防庁舎が完成した後の明石市全体の消防計画はどうなるのかをお伺いしたいものです。
 2点目につきましては、先程、申しました観点からお尋ねするものでありますが、この中崎にあります現在の消防庁舎の移転後には現施設の分署としてのあり様をお聞きするものであります。
これらは、現在の明石駅周辺が東仲ノ町再開発ビルに象徴されますようなビルが次々と林立してゆく傾向の中であえてお尋ねするものです。

以上で1回目の質問を終わります。