(北川貴則 本会議登壇・1回目 質疑発言内容)・・・

1. まず1点目は「伝統文化の継承について」であります。

 去る11月3日、大蔵海岸での「明石千年夢祭り」の太鼓祭りは大好評でした。今後、伝統文化の継承も兼ね備えたイベント等の取り組みについて であります。 

 昨今の急激な国際化や情報化の進展と共に、我が国では日本古来の文化、伝統芸能、さらには必ず後世に伝えていかねばならないしきたりや、行事が忘れさられようとしています。当然ながら、この明石におきましても都市化の進展に伴って、かつての村意識や連帯意識が薄まりつつある傾向にございます。
 考えてみますと、その理由といたしましては、かつて、多くの人々は仕事を例にとりましても農業、漁業、更には商業などを主とした仕事に従事するなど、生活の場と職場とが離れていなかった事が幸いし、お互い地域の者同志のつながりが緊密となり、その結束力あるいは連帯感によりまして「我々の地域は我々が守る」といった心意気を持っておりました。それが現在ではサービス業など新しい産業が続々と生まれ、多くの人達がいわゆる「ふるさと」から離れて生活するといった傾向が出て参った事が顕著な例かと思われます。
こうした中に有って、明石市では、去る11月3日の文化の日に、「明石千年夢祭り」の一環として、「第1回太鼓祭り」が開催されました。後日マスコミの紙面で大きく紹介されました、
この祭りは、市内各神社の秋祭りの会場において、五穀豊穣の祈願、あるいはそれに感謝するため勇壮に練られる布団太鼓など多くの屋台が、勇ましい出で立ちの若者達の力強いかけ声と共に秋晴れの大蔵海岸に集結し、盛大に開催がなされたことはまだ記憶に新しいところであります。
 こういう私も、実は地元大蔵町に伝わる「獅子舞保存会」を引き継ぐ者の一人でありますが、彼らと共にあのお祭りに参加いたし、古くからの伝統とあの心意気を引き継いでゆく勇壮な姿に、この明石に生まれ育った仲間として「ふるさと」明石の伝統文化を21世紀に正しく引き継いでゆかねばならない大切さを実感いたしました。
 ところでこういった時代背景の中で、「ふるさと」意識をいつまでも喚起させてくれるような意識改革のひとつとして、明石市ではこういった伝統に根差した地域芸能、あるいは伝統的な行事を担ってゆかれる市民の姿を晴れの場として紹介できる行事などのイベントを通して、今後も続けていかれる考えがあるのかお尋ねいたします。


2. 大きく2項目目は「大蔵海岸の有効活用について」
                          であります。
まず
(1) 海水浴、利用者数が前年比、約倍増いたしました。成果の出た本年に引き続き来年度の施策をお尋ねいたします

昨年オープンした大蔵海岸の海水浴場は3年目の今年、朝霧駅との連絡橋も完成したこともあり、利用者数は倍増しました。ただ、すぐ近くには、神戸市側にアジュール舞子というの海水浴場もあり、今後共、利用者を確保、又増加させる努力が必要だと思います。特に交通アクセス面の影響が大きいと思いますが、どのような施策を考えておられるのかをお教え下さい。

続いて
(2) A区画・B区画の事業コンペが終わりました。21世紀の行政主導としての明石市の示すビジョンは?をお尋ねいたします。

大蔵海岸レクレーション施設の事業コンペも終了し、いよいよ大蔵海岸の整備も次の段階に移っていきましたが、海峡交流都市・明石の創造にむけ、この大蔵海岸をどう活用、位置づけていくのか。市のビジョンをお教え下さい。

3. 大きく3項目目は「安心して暮らせる街づくりについて」
                             であります。
(1)若いお父さんやお母さん達が安心して子育ての出来る、明石ならではの、少子化対策はありますか?又、今後の取り組みはどのように行いますか? お尋ねいたします

 近年、女性の生き方や役割が変化し、又、職場や社会への進出が進む一方、少子化、各家族化、地域の連帯の希薄化などによって、家庭での育児機能の低下を招いているなど子育てを取り巻く環境は大きく変化しています。このような中、国の方でも子育てに喜びや楽しみを持ち、安心して子供を育てることが出来る社会をつくる為、エンゼルプランや少子化対策に重点をおいた新エンゼルプランを策定しているところとも聞いております。先だってNHKの朝のニュースや新聞紙面でも報道されておりましたが、全国初の鉄道、駅構内に保育所ができたとお聞きしました。また、和歌山駅に市が託児所をオープンされるなど子育て支援が盛んに行われております。我々の明石市におきましても、女性の社会進出を促進するためにも、地域の特性に応じた、安心して子育て、保育の出来る具体的な取り組みが必要であると考えます。
この点につきまして、お尋ねをいたします。

「安心して暮らせる街づくりについて」最後にお尋ねいたしますのは、
(2)山手環状線の供用開始に伴い、人口急増した地域に、市民の足として市バスの新設路線の運行はできませんか。と言うことです。

 安心して暮らせる街づくりの基本的な考えの中に、地域にお住まいの方々の移動の手段を、どの様に確保していくかという課題があると考えます。
いわゆる、交通弱者と言われるお年寄りや子供達、あるいは自らの交通手段を持たないお母さん方などの、病院への通院や、買物、更には主要駅へのアクセスの方法として、路線バスの役割は大変重要なものがあると考えます。
こうした観点から、西明石周辺のバス路線の考え方について質問します。
 昨年、大久保北部から西明石北部まで山手環状線が一部供用開始し、明石南高校から西明石駅への道路は既に完成しておりますが、西明石の北部地域では、道路整備が進む中で、居住人口もかなりの増加が見られ、地域の皆さんの移動手段として、バスを利用したいとの要望が強くある様にお聞きしております。
 しかしながら、現在、市営バス事業は大変厳しい経営状況にあることは重々、承知しておりますが、このような地域の街づくりの中で、西明石駅北部地域から西明石駅までのバス運行について、特に、山手環状線を利用した市バスの路線を新設していく計画の有無についての交通部としての考え方についてお聞かせ下さい。


以上で1回目の質問を終わります。