ミノルタ X-600


1983年4月発売 65,000円
性能
露出制御絞り優先AE、マニュアル
測光方式中央重点測光
シャッタースピード4〜1/1000秒、B、X(1/60)
シャッター電子制御式布幕横走りフォーカルプレーン
ファインダー視野率:92%、撮影倍率:0.9倍
電源単4型 2本
サイズ 90×137×51.5o、490グラム

一言コメント
 フォーカスエイド一眼レフカメラです。AFモジュールにはハネウエル社のモジュールを使っていたのかその後のミノルタ独自のAFモジュールが盗用と言われ裁判になり敗訴したのは有名です。

購入から現在まで
 平成11年11月10日、カメラのキタムラ別府店より2,000円で購入。外観はスレが目立ってそれなりにくたびれていましたが、価格が2,000円とチョー安いのとモルト以外の内部は綺麗で、各動作に問題が無かったのでポケットマネーで買いました。
 この手の古いカメラのシャッター制度はまったく期待してなかったのですが、ミノルタ大阪サービスに点検に出すと案の定1/125秒以上のシャッターにムラが出ているそうで分解調整をお願いしました。
 10日ほど後に13,000円の修理費と引き換えに新品の頃の制度を取り戻したX−600は、とてもうれしそうなシャッター音を響かせて戻って来ました。
 好きな所
 普及型マニュアルカメラです。
 プレビュー機能が無いとか、露出補正機能が無いとか、ストロボTTLが無いとか無々尽くしですが、普通に写真は撮れます。不便を楽しんでいます。
 最近のX-700の軍幹部がプラスティックになってしまってマニュアルカメラの魅力が半減してしまったことを考えると、17年前のカメラはしっかりと金属を使っていて魅力的です。
 じっくり三脚に据えての撮影でも使えますし、AEと28〜70oズームを併用してお手軽スナップにも使えとても重宝しております。